段々年末に近づくにつれて、受験生の大事な時期とインフルエンザが流行る時期が重なり予防接種を受ける方が多いですね。
受験生にとって大敵なインフルエンザです。
流行の時期や予防接種を受けるタイミングなどを把握しておかないと、せっかく一生懸命受験勉強をしたのに最悪の事態になってしまうかもしれないのでご両親も心配になってしまいますよね。
そこでインフルエンザの予防接種の受けるタイミングと効果についてお話をしていきたいと思います。
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インフルエンザの予防接種の効果ってどのくらい持つの?
インフルエンザは毎年11月下旬頃から流行り始め、ピークが1月〜2月になり3月末ごろには落ち着きます。
予防接種のインフルエンザワクチンは効果が出るまで2週間必要だと言われているので、11月下旬頃までには体内にしっかりと抗体を作っておく必要があります。
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焦ってあまり早い時期に予防接種を受けてしまうと、流行時期の最中に抗体が消失してしまうということもありますので気を付けましょう。
予防接種は2回受ける事を推薦されていますが、なぜ2回の接種が必要なのでしょうか。
1回の接種で効果がない訳ではありません。
2回接種する理由はブースター効果を得るためです。
そもそも人間の身体は、
1度感染したウイルスに対しては早くそして強く排除できるように抗体(免疫)を作ります。
再びウイルスが体内に侵入してきた時に抗体が早くそして強力にウイルスと戦い排除してくれます。
ワクチンは病原性を無くしたウイルスの一部を使います。
ワクチンの接種によって、
身体とウイルスを接触させ免疫をつくるわけなのです。
最初の感性の時に比べて
2回目の感染の時は免疫のレベルが上がります。
それが3回になればさらに上昇します。
そのために予防接種は2回受けることが推奨されています。
ワクチンの効果はどれくらい続くのかというと、ワクチンの効果は1回の接種で3ヶ月〜5ヶ月と言われています。
大雑把に言うと4ヶ月前後です。
接種後1~2週間で抗体ができて、その後も抗体が持続。1~2ヶ月をピークにして少しずつ効力が薄れていき、5ヶ月くらいで消失していきます。
なので、予防接種を2回することで免疫のレベルが上がるのでブースター効果によって数ヶ月持続すると考えられます。
受験生に最適なインフルエンザの予防接種の時期
では、「受験生にとっての予防接種の時期はいつがいいの?」となると、上述でも述べた通り、インフルエンザは1月から3月末頃まで流行ります。
ニュースでも既にインフルエンザで学級閉鎖になったなどを耳にしますが、本格的に流行するのは1月から2月が多いので慌ててあまり早く接種しない方が良いと思います。
インフルエンザは、受験生にとって1番大切な時期に流行する厄介な感染症です。
10月に入ってすぐに接取すると、受検の時期でもある1月から3月にワクチンが効かない事態に陥ることがありますので、1回だけの接種を考えている方の場合は、11月中旬~下旬の接種をお勧めしたいです。
感染を防ぐためには予防接種が何よりですが、より効果を発揮させるためには1回より2回受けた方が良いと推薦されています。
受験生の場合、きちっと対策をとっておきたいと考えているならば、少し費用はかかってしまいますが2回接種することをお勧めします。
ただし、予防接種は1回目と2回目の間は4週間ほど空ける必要があり、効果が続く期間は3~5か月と言われています。
効果の期間は大体4か月と思っておく方がいいかもしれません。
1月のセンター試験を皮切りに3月まで受験が続きますから、
- 10月末から11月初めに1回目
- 11月末から12月初めに2回目
上記の期間に予防接種するのがいいでしょう。
受験が早い場合は、繰り上げて予防接種を考えなければいけません。
上記は一例にすぎませんから、その時期については医師と相談して下さいね。
かかる確率と重症化を減らすには、まず予防接種が1番確実な方法なので、出来れば家族全員受けてもらいましょう。
周りにいる人間が受けることで、より効果が上がります。
インフルエンザの予防接種を受けたからといっても絶対安心出来るとは言えません。
あくまでも感染しても重症化しない為の予防接種になります。
なので、絶対後悔の無いように、インフルエンザの予防接種以外で自分でも健康管理をして、当日の試験を万全の状態で迎えて下さいね。