冬が特に寒かったりすると、春がより一層待ち遠しくなってきますね。皆さん春といったらどんなことを楽しみたいですか?また楽しみたいと思っていますか?
日本で春といったら、桜を連想するかたが多いのではないでしょうか?うすいピンク色に色づいた、可憐な花の集まりが大木に満開に咲く姿は美しいですよね。
全国各地に桜の名所と言われるところがあり、出かけていく方もたくさんいるかと思います。
また、地元の公園、庭園に咲く桜、とにかく桜の話題でいっぱいになる春。春の訪れを告げてくれるこの美しい桜に皆心踊らされていることは間違いがないはず。この桜を個人的に育てている方もたくさんいますよね。
昔から庭に桜の木があるという方もいますし、鉢植えで育てるといのも最近人気のようです。意外にも、桜は鉢植えでも楽しむことができるのですね。
この鉢植えの桜で特に人気のあるものといえば、しだれ桜です。
枝が垂れ下がって咲く桜。とても美しく風情もあり、こちらも人々の目を和ませてくれるもの。これを家で鑑賞、しかも鉢で育てられたらこんなに毎年の春のおとずれが待ちきれなくなることはありません。
今育てている方、そしてこれから育てようと思っている方も、どんな風にケアしていけば美しく咲き続けるのを見ることができるのか、また鉢植えの桜に限界はないのか気になりますよね。
今回は、鉢植えのしだれ桜の育て方についてご案内したいと思います。
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しだれ桜とは
「しだれ桜」は枝が垂れ下がった桜の総称です。これはバラ科桜属の植物で、別名糸桜とも言われています。
カラーも薄いピンクのものから紅色、そしてもっと白いものもあります。
昔から日本で親しまれている桜で、よく神社やお寺などで見かけることがありますが、古い建物とのコントラストがとてもうつくしい風景を作ってくれる、見応えのあるものです。
開花は、ソメイヨシノより若干早く3月下旬から4月に開花します。
品種も様々あり、小さなピンク色の花をつける「八重紅枝垂」や、真っ白な花がを咲かせるの「清澄枝垂」、一重咲きの紅色の花をつける「紅枝垂」などが有名なものです。
このしだれ桜の育て方ですが、鉢植えの場合でも、土がとても重要になります。水もちとのバランス、そして水はけの良さをポイントに土をケアしていきましょう。
有機質の多い土であるということも重要になってきます。
鉢植えの場合、小粒の赤玉土、腐葉土、黒土の割合を、4:3:3にしましょう。
また中粒の赤玉土、川砂利、腐葉土の割合を5:3:2でもいいでしょう。
そして、鉢植えの場合は、
- 成長することを予測
- 苗木よりもふた周りほど多い木な鉢
- 30センチほどの深さがあるもの
を用意するといいでしょう。そして、水やりは土の方面が乾いてきたらで大丈夫です。
これでほぼ、育て方の基本はOKです。
また、剪定については、桜は切り口から病気が入りやすい品種なので、出来る限り剪定は避けましょう。一般的な桜の剪定の仕方ですが、8月ごろの成長期にはしないほうがいいでしょう。剪定をするときは、枝が混み合ってきて風通しが悪くなってきたと感じた時に行います。
時期としては12月から3月の間に行います。
また、剪定をする時に使う刃物はしっかりと殺菌し、切り落とした後には切り口に、癒合剤をしっかり塗り、病気から守るようにしましょう。
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鉢植えで育てる限界は?
しだれ桜は、鉢植えでも育ちます。
剪定をきちんとしていくことによって綺麗に保つことができます。しだれ桜は、その名の通り上へ伸びない垂れ下がっていく品種です。なので鉢での栽培は問題ないと言っていいでしょう。
樹高を上へ伸ばしたいときは、杭を立てて、杭に誘引すれば良いでしょう。普通にしていると下へ成長していくので、地面に触れる部分は、剪定していきましょう。
剪定するときは、先ほども触れたように気をつけて慎重に。ただあまり剪定すぎると、しだれ桜の本来の美しさが損なわれますので、様子を見ながら切り落としすぎないようにしていきましょう。
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しだれ桜の成長抑制方法
しだれ桜を鉢で育てるのに、美しさをいつまでも保ちたいけれど、大きくなりすぎたらと心配になりますよね。
もともと大きな樹木で咲くものがサクラです。でも大丈夫なのです。
このとき、盆栽用の成長剤を使うといいでしょう。
そうすることによって鉢をちいさいままでも、適度にそしてきちんと下敷きに剪定していくようにすることによって、大きくならずに鉢で鑑賞することができます。
お家で育てて見たくなるしだれ桜
いかがでしたか?きちんとケアして剪定していけば、いつまでも鉢で美しいサクラを楽しむことができます。しだれ桜の独特の、そして優雅な姿を自宅で、しかも鉢で楽しめるなんて素敵ですよね。
早速綺麗なサクラを楽しんでみてください。
そうすることによって春の訪れがまた一層楽しみになりますし、家でお花見ができることを嬉しく思えるでしょう。春がますますまちきれませんね。