こんな方におすすめ
- パソコンの画面が真っ暗で電源が切れなくて困っている人
パソコンはとても便利なアイテムですが、時々予期せぬことが起こったりすることがあり、悩ませますよね。
そして本当に壊れてしまったのか、自分でどうにかできるのか、判断するのが難しいことがあります。
特に「パソコンの画面が突然真っ黒になってしまって、電源ボタンを押しても何の反応がない」
という場合。真っ暗な画面でどうしたらいいのかわからなくなってしまいますね。
原因の一つとして考えられるのが、部品の故障です。ディスプレイ、もしくはマザーボードの不具合ということが考えられます。
そうなると修理代に3万円以上はかかってしまうことに。結構な大金です。でも、もしかしたらこれが原因ではないかもしれないのです。しかも、自分で簡単に直すことができるかもしれません。
その方法は「放電」するということです。
この作業をすることで、元に戻ることがあるかもしれないのです。これは、パソコンに電気が溜まってしまって起動しなくなることが原因で起こります。
この「放電」は自分ですぐにできるので、もう買い換えるしかないのかな、とか修理に出したほうがいいのかな、と諦める前に、試してみましょう。
それではどのようにして放電すればいいのかをご案内いたします。
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対処方法
まず最初に、自分の体の静電気を外に逃しましょう。
何かに2秒ほど触れて、体の電気を外に逃すだけです。壁紙や、金属、木でできたものなど、電気を通すものに触れます。これはやらなくてもいいのですが、念のためやっておいてもいいでしょう。
デスクトップパソコンの放電の仕方
まず、デスクトップパソコンの場合です。
- パソコンにささってている全てのケーブルをパソコンから外します。
- ケーブルを外した状態で10回ほど電源ボタンを押します。
- 長押しする必要はなく、いつもの電源を入れる押し方で押して、それを10
- 回ほど続けます。
- その後、10秒間ほど電源ボタンを長押しします。
- 約1分ほどそのまま放置します。
- 電源ケーブル、をさし直して、キーボード電源が入るかどうかを確認します。
ノートパソソンの放電の仕方
では次にノートパソコンの場合です。
ノートパソコンには、バッテリーを外せるものとそうでないものがあるので、二つご紹介いたします。
バッテリーが取り外せるノートパソコンの場合
電源ケーブルなど、パソコンにささっている全てのケーブルをパソコンから外します。
- 充電バッテリーを外します。これはパソコンの裏についています。
- そうしたら、電源ボタンを、約10秒くらい長押しし続けます。この作業は1回で大丈夫です。
- 1分くらいそのまま放置します。
- その後、電源ケーブルのみをさし直して電源が入るかどうかを確認します。
充電バッテーリーを外せないノートパソコンの場合
ノートパソコンでも、バッテリーがネジで止められていたりして取れなくなっているものもあります。その場合はこちらの方法で試してみましょう。
- 電源ケーブルなど、パソコンに差さっている全てのケーブルをパソコンから外します。
- 2分程度そのまま放置します。
- 電源ケーブルのみさし直して電源が入るか確認します。
どのタイプのパソコンでも、簡単に放電できますね。
まず、故障かなと思ったら試してみましょう。これで元に戻ったら安心なのですが、ほかの原因についても触れてみたいと思います。
原因は?
今ご紹介したような放電により回復する場合、原因として考えられるのが、パソコンに溜まっていた電気です。
そのほかにも原因が考えられます。
パソコンの内部に、ほこりが溜まっている
内部にたまったほこりが原因でうまく排熱ができなくなり、電源が落ちてしまうということがあります。自分で掃除することもできますが、内部の繊細な部分なのでよくわからないという場合はパソコン修理業者に相談してみるといいでしょう。
部品の故障や不具合、破損が原因の場合
パソコンの部品の故障や不具合が原因ということもあります。(マザーボード、電源スイッチ、ノートPCのDCジャック、ACアダプター、電源ユニットなど)これらの不具合の場合は、修理や部品の交換が必要になります。
最初にためしたい放電
放電してみて、パソコンがまた元どおりに戻れば、大丈夫です。
これでなおったらこんな嬉しいことはないですよね。しばらく何の問題もなく起動するのであれば心配はないでしょう。
でも、何度もこの症状が出てしまうという場合は、メーカーに問い合わせてみたほうがいいでしょう。
でも、放電しても直らなかった、という場合は、故障の可能性が高いです。
こうなってしまうと、自分では直せないので、修理をお願いすることになります。
修理には先ほども触れたように3万円以上はかかるとみたほうがいいでしょう。かなり高くなりますよね。
その場合、長く使っているパソコンでしたら、買い換えるいい機会かもしれません。修理代と、新しいものを購入のどちらかを判断してみましょう。