皆さんはお蕎麦は好きですか?そしてどんなときに食べますか?
そばは、昔から日本人になじみの深い食べ物。
手軽に食べられる立ち食い蕎麦や、本格的な蕎麦屋さん、また最近では「そば打ち」を経験して自分で打った蕎麦を食べる、なんて方もいらっしゃいますよね。
ランチに食べたり、夜食に食べたり、胃にやさしいそばは、ちょっと小腹が空いたときにも食べたい、まさに日本のソウルフードと言える食べ物。
そしてお蕎麦を食べる機会といったら思いつくのが「晦日そば」という言葉。「年越しそば」もおなじみですよね。
皆さんは「晦日そば」について知っていますか?また、意識して食べていますか?
今回は、この「晦日そば」について、どんなものなのか、そしていつ食べるのかなど、みんなが大好きな蕎麦についてご紹介したいと思います。
晦日そばとは?
ではまず、「晦日蕎麦」とは何かということについてです。
「晦日」とは月の終わりという意味。なので、毎月の月末は「晦日」ということになります。
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元々は「三十日」と書き、旧暦では毎月30日が月末でしたが、現在では、月末が31日だったり、28日だったりすることもありますよね。暦の変化により今では「晦日」は月の終わりという解釈になっています。
その月末に食べる蕎麦、ということから「晦日そば」ということになりますね。
この「晦日そば」の歴史ですが、その昔江戸時代からあったと言われています。
「晦日」、月末に仕事の忙しい江戸商人が、出前をとってすぐに食べられるそばを晦日に食べて、労をねぎらうことから始まった習慣ということです。
手軽に食べられて、また当時から値段も庶民的だったことからそうなっていったのでしょう。
「晦日そば」とはそこからきたものなのですね。
現代社会でも仕事が忙しいのは月末。忙しいから今日のランチは軽く蕎麦にしようか、ということもよくありませんか?なるほど理にかなっている、と言えますね。
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今では、そばレストランチェーンで「晦日そば食べ放題」などのイベントもしているところもありますから、時間があって月末にそばを堪能したい方は出かけてみるといいかも。
晦日そばと年越しそばの違いって?
「晦日そば」についてわかったところで、最後は「年越しそば」との違いについてです。
毎月最後の日に食べるのが「晦日そば」。
そして一年の最後の日は「大晦日」ですよね。先ほども触れたように、以前は毎月月末にそばを食べるという習慣がありましたが、長い歴史の中で、その年最後の「晦日」である「大晦日」に食べるというように変わり「年越しそば」として一年の締めくくりの日のそばへとなっていったわけです。
何れにしても、最後を締めくくる食べ物として「そば」はとても縁起のいい食べ物だということですね。
毎月食べなくても、やはり「年越しそば」はどのご家庭でも食べる、締めくくりにふさわしい食べ物ではないでしょうか?
その上健康にもいいし、味もいいそば。これは食べずにいられませんね。
毎月の月末も「晦日そば」楽しみませんか?
最後に
いかがでしたか?
昔から愛されている、和食を代表する食べ物、そば。
「年越しそば」の時だけでなく、毎月末に「晦日そば」を食べれば、より幸運が舞い込んできそうな気がしませんか?
早速「晦日そば」を始めてみましょう。