年が明けて2月にあるイベントと言ったら「節分」ですよね。皆さんのご家庭では、豆をまいたり節分イベントはされていますか?
ここ十何年かの間に、恵方巻きを食べるというのが全国的に広まり認知されている習慣になりました。節分には豆まき、そして恵方巻きを食べるというのが定番と言えますね。
ところが近年、夏にも恵方巻きを食べるという話があるのをご存知ですか?
年に2回の節分、そして恵方巻き。今回はそもそも「節分」とは?そして夏バーションの節分についてご案内致します。
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そもそも節分とは?
「節分」とは季節を分けると書きますよね。その字の通り、季節を分ける日の前日を「節分」と呼んでいました。
季節は「立春、立夏、立秋、立冬」の4つですから、それぞれの日の前日を節分と昔は呼んでいましたが、現在では立春の前日のみを「節分」としています。
これは、旧暦で、立春が新年のはじめの日、元日とされていたため、現在の節分に当たる日が節目としてもちょうどいいということになりこの立春が選ばれたということです。
旧暦では大晦日ということになりますね。大晦日は一年の一番最後の日になるわけですから、この日に今年あった邪気を追い払い、次の日から始まる新しい年を迎える準備とする一日ということの意味において「節分」にふさわしい日になりますね。
豆まきに使われるには、「福豆」と呼ばれる炒った大豆です。これは、生の豆だと、地面に落ちたり、拾い忘れたものから芽が出てしまうことが縁起が悪いとされているとされています。
また、食べる豆は年の数プラス1つと言われていますね。これは、次の年も幸せでありますようにという願いと「福」を呼び込むことから来ています。
このような習わしがあるのかということがわかると、やはり節分に豆まきは欠かしたくないですね。
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夏の節分には何をするの?
では、夏の節分とは?
節分にその年の恵方を向いて「恵方巻き」を丸かじりすると縁起がいいとされていますね。
もともと関西で昔から行われていた行事でしたが、あるコンビニがこの習慣を全国的に展開しようということで広がって行きました。
そして数年前から大手スーパーが「夏の恵方巻き」、として立秋の前日に当たる日に、夏の恵方巻きなるものを売り出すようになりました。
スーパーだけでなく、コンビニでも、夏らしいサラダ恵方巻きや、夏バテもしなさそうな牛焼き肉恵方巻きなど、種類もバラエティーに富んでいて、消費者を喜ばせています。
これから年に2回の恵方巻きの日、がますます定着して行くかもしれません。何れにしても年に2回あっても楽しい気もしますし、今後定着して行くのか、または一時的なものに終わるのかもちょっと見てみたいですね。
夏の恵方巻きどう思いますか?
恵方巻きにも色々な種類があり、それぞれ美味しいものですよね。
これを年に2回も味わえたら嬉しいかも。立秋というのも意識できる、季節の移り変わりを知るいい機会になるかもしれません。あなたはどう思いますか?
今度の夏は、夏の恵方巻きがさらに話題になって馴染んできそうかどうかを確かめてみましょう。