庭のもみじの植え替えを検討されている方、
移動してもみじに何かないかどうか心配ですよね。
移動したら枯れてしまったでは非常に残念です。
植え替えてをして無事に来年も紅葉を見せてくれればいいのですが。。。
今回は、そんなもみじの植え替えを考えている人たちに向けて、
「庭のもみじを植え替えたい!移動して枯れることがあるって本当?」
「もみじの植え替えをする時期はいつがいい?移動の際に注意する事!」
について紹介していきたいと思っています。
庭のもみじを植え替えたい!移動して枯れることがあるって本当?
もみじの植え替えは、樹木のストレスが少なく、寒風や土壌の凍結、
積雪などが根を張って安定するまで樹木に大きく負担になる危険性を
避けた方がいいでしょう。
春の芽吹きとともに葉が開ききる前に植え替えるのがいいという意見があり、この意見によれば、休眠期に植え替えると、
水揚げの時期に根がうまく動かないことで乾いてしまって、
最悪の場合、枯れてしまうのだそうです…。
それ以外にも、暑い時期に植え替えることによって、
熱で葉っぱが乾いてしまって、体力が極端になくなって、
水かけをしなくてはならなくなります。
ですから、成長を止めることなく植え替えをできるのがいいのですが、
根を切りすぎて、水分が吸収できず枯れてしまうなどもあります。
根の二度生えを促したとしても、それに伴って木の体力は落ちてしまします。
このように、植え替えをすることで木には良くない症状がでてしまうので、
植え替えはよほどのことがない限り避けた方がいいかもしれません。
それでも、もみじの木を植え替えるのであれば、
以下で説明する植え替えの時期や、植え替えに関する移動の注意点などを
参考にしながら植え替えをしてみてください。
植え替えには枯れるリスクを承知の上で行なってくださいね。
もみじの植え替えをする時期はいつがいい?移動の際に注意する事!
もみじの植え替え時期
落葉樹の植え替えは、11月下旬から3月初旬がいいそうです。
(ただし、厳寒期にするのは避けましょう。寒さで根が痛む恐れがあります。)
落葉樹は読んで字のごとく、秋から冬にかけて葉っぱが落ちる樹木のことです。葉が落ちた状態になると休眠期に入るサインです。
このタイミングで植え替えをするのが最も適した時期になるでしょう。
休眠中については、植物は根の動きが緩慢な状態になりますから、
この時に植え替えをしてもそれほど影響を受けることはありません。
逆に、根の状態が活発な春、秋の時期に植え替えを行なってしまうと、
傷んでしまうリスクが高くなるので要注意です。
そして、もみじは他の落葉樹より少し気を使ってあげる必要があるでしょう。
落葉した直後の1月、遅かったとしても2月中旬までです。
落葉樹を例にあげて、11月下旬から3月初旬とはいいましたが、
もみじの場合には紅葉のさかりである11月はまだまだ早いかもしれませんね。
休眠期間に入ってからの方がいいでしょう。
また、もみじは、他の落葉樹と異なり、
2月半ばを越えると樹液の活動が活発になるので、剪定もできなくなります。
ですから、剪定を伴う植え替えは早めの段階で済ませる必要があります。
12月から1月辺りが植え替えの最も最適な時期となってきます。
一方で、11月がいいという意見や、3月がいいという意見もあります。
もみじの移動の際の注意点
・根をひっこ抜いたりしない!
もみじが可哀想なだけでなく、
根に致命的なダメージを受けないようにしてください。
・風で幹が揺れてしまって、根が切れたりしないように、
竹などで支えるのもいいでしょう。
・植え替えの際は、大きな穴をあけてから、
花の土などと底にある土を混ぜ合わせて植え込むようにします。
・肥料はいりません。秋になって元気になったら、
油粕を少しだけ幹から遠く離れた位置にあげてください。
・掘り起こす時には株が重く重労働になります。
怪我をしないように紅葉を痛めないように注意してください。
・上記の重労働を避けるのであれば、業者に頼むことになりますが、
費用は交渉次第でかなり変わってくると思います。
複数の業者と値段交渉をしてみてください。
まとめ
「もみじの植え替えについて」「もみじの植え替えの時期」
「もみじの移動の際の注意点」などについて取り上げてきましたが、
いかがでしたか?
もみじを元の場所から移動するということは、
もみじにとって住んでいる住まいが変わることですから、
相当なストレスになっていることは間違いありません。
植え替えの時には十分に注意して、
大事なもみじの根っこは傷つけないように最新の注意を払ってくださいね。
今年植え替えが無事に済んで、また、来年から真っ赤な紅葉を見せてくれる、
もみじを待っています。