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紅葉にアブラムシが!?大量発生しちゃう前に何とかする方法!

投稿日:2018年7月18日 更新日:

シンボルとして目立つもみじ!

でも、よく見るともみじの葉の裏に沢山の虫がついている、

「この虫は何だろう?」なんて、思う方も少なくないのではないでしょうか。

 

それは、アブラムシの可能性が高いと思われます。

もしアブラムシの対処方法が分かれば、

もみじの葉が被害に合うことも減るでしょう。

お庭の天敵アブラムシ!紅葉を守るにはどうすればいいの!?

そもそも、アブラムシとはどのような虫なのでしょうか。

アブラムシは、カメムシ目アブラムシ科で、世界に4700種類もいる害虫です。

日本でも沢山生息しており、700種類以上もいると言われています。

体長は2~4mm程で一度発生すると、増殖し植物を食べる為、

被害に悩まされます。

 

アブラムシの体の色は種類によって異なってきます。

実は、アブラムシは別名「アリマキ(蟻牧)」と呼ばれています。

 

なぜ、アブラムシなのにアリマキと呼ばれているか?

それはアブラムシの特性が関係しています。

 

アブラムシは自分の甘い排泄物で、アリを引き寄せます。

アリがその甘さに惹かれ、結果、アリがアブラムシを外敵から守るのです。

そのため、アブラムシは他の植物に移動し易くなります。

このように、アブラムシとアリは一緒にいる可能性が高くなります。

 

そして、アブラムシの最大の特徴と言われるのはアブラムシの繁殖力です。

アブラムシは、メスだけで子どもを産むことができる単性生殖です。

交尾をすることなく数が増えていきます。

 

なぜなら、生まれてくるメスは、

既にお腹に子供がいる状態のため短期間でどんどん数が増えていくのです。

アブラムシは見つけたら、すぐに駆除しなければ、どんどん数が増えます。

繁殖力が強いと言えます。

アブラムシは基本的に集団で過ごしていることが多いので、

葉の裏についている場合見つけ易いでしょう。

アブラムシがいなくても、

アリを見つけたらアブラムシもいる可能性があります。

アブラムシの被害を最小限にする方法!簡単な駆除方法と予防法!

アブラムシの駆除方法で効果的なのが、殺虫剤です。

殺虫剤でアブラムシを簡単に駆除することができます。

家庭用の農薬オルトランは家庭園芸にも使用されることが多くお勧めです。

農薬オルトランは粒タイプやスプレータイプがあり、

粒タイプの場合は根元に撒くだけなので簡単です。

オルトラン粒剤の説明 http://www.greenjapan.co.jp/orutoran_r.htm

オルトラン水和剤の説明 http://www.greenjapan.co.jp/orutoran_s.htm

 

効果も長く持続するため、食害性害虫に悩んだ時のアイテムと言えます。

また、アブラムシに牛乳スプレーを掛けるのもいいでしょう。

牛乳を霧吹きに入れて、アブラムシに直接かけるだけでOK!

牛乳が乾燥したら、水をかけて取り除きます。

悪くなった葉は、アブラムシが発生し易い、摘み取りましょう。

 

対策としては、アブラムシの大好きな黄色の粘着テープを吊るしたり、

反射光が嫌いなアブラムシの為、

アルミホイルを根元に敷いたり吊るしたりするのがお勧めです。

 

また、てんとう虫はアブラムシが大好きな為、捕食してくれます。

テントウムシ(成・幼虫)やヒラタアブがいたり、寄生蜂がいるようであれば、時間がたてばアブラムシの寄生は終息していきます。

アブラムシで葉の生育が遅れたり、変形したりすることはありますが、

木が枯れることはありませんから、天敵に期待しても良いかと思います。

アブラムシの予防・対策方法とは?

アブラムシの予防に有効な方法は幾つかあり、

  • 「アブラムシを植物に近づけない」
  • 「アブラムシを別の場所に誘導する」
  • 「アブラムシの嫌いな成分を撒く」

といったものが主流です。

今回はその中でもおすすめの方法を6つ紹介します。

1.光を嫌う習性を利用する

アブラムシは光の反射物を嫌う習性を利用して、

植物の周りに市販のシルバーポリフィルムを張ったり、

近くにCDディスクをぶら下げて、

アブラムシを寄せ付けないように工夫しましょう。

 

アブラムシがその場に留まれなくなる方法として、

アルミホイルで株元を囲んでおくのも効果的とされています。

2.黄色い旗やテープをぶら下げてアブラムシを誘導する

アブラムシの黄色に寄っていく習性を利用しましょう。

黄色い粘着テープやシートを吊るしたり、

テープがなければ、黄色の物を近くに掲げておくだけで捕獲できます。

定期的な清掃や駆除を心がけましょう。

3.コンパニオンプランツを利用する

虫が嫌う香りや成分を放つうえ、植物の生長を手助けする植物を

「コンパニオンプランツ」と呼びます。

栽培した植物の根元近くに唐辛子、ニンニク、ニラ、生姜、キンレンカなどの

コンパニオンプランツを植え付けると、アブラムシが寄り付き難くなります。

4.唐辛子スプレーを散布する

週一回、植物にアルコール度数が35度以上の液体(果実酒用のお酒や焼酎、

ウォッカ、消毒用アルコールなど)に唐辛子を2週間ほど漬け込んだ液体を

300〜500倍に薄め散布します。

長く浸けこむほど唐辛子成分が溶けだし、アブラムシを寄せ付け難くなります。

5.防虫ネットで囲う

葉物野菜など、被害が拡大しやすい植物に、

アブラムシの成虫を寄せ付けないことで産卵を阻止、大量発生を防ぐ方法です。

6.剪定の仕方を工夫する

剪定によって混みあった枝をなくして風通しを良くし、

アブラムシの大好物の新芽の発生を抑えます。

狙いのないぶつ切り剪定は、新芽を促進させアブラムシの大発生に繋がります。

枝抜き剪定などの方法を用いて、新芽をなるべくつけない工夫をすれば、

効果が期待できます。

 

いかがでしたか?

庭に紅葉が植わっているなんて素敵ですね。

私も小さな一軒家に桜の木を植えたい、と夢みたいなことを

思ったこともありましたが、害虫まで思いがいたりませんでした。

 

お手入れが大変そうですが、紅葉の時期になって、

赤色に色づいた紅葉を独り占めできるなんてやっぱり憧れます。

 

ライトアップなんていいですね…。

是非、参考になさってください。

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