茶そばならそばアレルギーでも食べられる？それとも危険！？

そばアレルギーは、

アナフィラキシーショックの危険性がある厄介なアレルギーです。

そんな危険なアレルギーをお持ちなら、

そばを食べなければいい訳ですが…。

もっとも、注意しなければならないのが、食品や商品の中に見えない形で実際にはそばが使われている、混入している料理が存在するということです。

今回はその中でも茶そばを取り上げていきたいと思います。

茶そばなら、

そばアレルギーをお持ちでも大丈夫なんでしょうか？

「そばはダメだけど、茶そばは食べられる」という方がいらっしゃいますが、実際はどういうことなんでしょう。

茶そばは、そばアレルギーでも食べれるのか？

その他の情報も交えて、いろいろご紹介してみたいと思います。

茶そばの原材料

そもそも、茶そばの原材料にそば粉は入っているのでしょうか？

調べてみました。

茶そばの原材料は

• 小麦粉
• そば粉
• 食塩
• 抹茶
• クチナシ色素

・・・やはり、含まれているようですね。

茶そばとは、基本的に通常のお蕎麦に

抹茶を混ぜて作られているもののようです。

と、いうことはやはり食べるのは危険という判断になるのではないでしょうか。

 そばアレルギーでも茶そばは食べても大丈夫？

そばアレルギーと茶そば

結論として・・・

そばアレルギーの人は、茶そばを食べてはいけません！

瓦そば（熱した瓦に茶そばをのせて、温かい麺つゆで頂く）もNGです！

例え、原材料にそば粉と記載されておらず、

実際、使っていない茶そばがあったとしても、注意が必要です。

そばとうどんは同じ工場で作られていることが多いからです。

その場合、同じ生産ラインですので、結局はそば粉の心配が出てきます。

とにかく、

そばアレルギーの人は十分に気を付けることが必要なんです！

「そばを食べなければいい」って思うだけでは危ない！

そもそも、そばアレルギーは、そば粉に含まれるたんぱく質が原因で起こるのですが、単に「そばを食べなければいい」と思うのも危険で、うどんを食べたのに、そばアレルギーを引き起こしたという方々が、実はたくさんいる現実があります。

これは、うどんの原料にそば粉が入っているわけではなく、そばを茹でたお湯で、うどんを茹でたためにアレルギーを起こされたのです。

そば粉が少しでも入っていれば、量の問題ではなくアレルギーを起こしてしまうことが可能性が高いのです。

過去に、小学生が先生に給食を残して怒られ、無理やりそばを食べたために、アナフィラキシーショックで死亡するという痛ましい事件がありました。

事件の原因は、教師がアレルギーに対する知識が乏しくなかったためで、この話題はニュースでも多く取り上げられました。

認識の甘さ・・・

これこそが命取りになるのです！！

最後に

今回、茶そばには、基本的にそば粉が含まれていることや、仮にそば粉を含まない茶そばがあったとしてもそばと同じ製造ラインで作っているとそばアレルギーを引き起こす可能性が高いということが分かりましたね。

このような情報をしっかり知ったうえで、

そばアレルギーをお持ちの方は事故を未然に防いで下さい。

そばアレルギーの人には、

茶そばが朗報とはならず残念ですが、命の問題と直結しているので、どうかそのことを踏まえた上で、くれぐれもご注意下さいね！！