世の中のお母様たち。「母の日」が近づいてくるとなんとなくソワソワしたりしていませんか?
プレゼントはどんなのかな?とか今年もカーネーションをくれるかしら?なんてちょっと期待と不安が混ざり合うような気持ちでいる方もいるかもしれません。
母親としてはどんなものがもらえたら嬉しいですか?
よく言われているのが、自由な時間。家のことを忘れて好きなことができる時間のプレゼント。
丸一日フリーだったらどんなに嬉しいかと思うお母様がたきっとたくさんいるかと思います。
また、物だったら実用的なもの、欲しかったものをさりげなくチェックして贈ってくれたりしたら本当に嬉しくなります。
そして一番嬉しく思うのはやはり「感謝の気持ち」「ありがとう」の一言、かもしれませんね。
この一言に親として、今まで育てたことの苦労も吹き飛んでしまうような、とても心に響く価値のある言葉のプレゼントとして感動してしまうのがコレでしょう。
このようなプレゼント、また一言を、もらえたら嬉しいのですが、まさか不安が的中して何もしてくれなかった、となるとちょっとショックですよね。
忘れられてたの?とか、母親の存在なんてどうでもいいものなのかしら?と思ってしまうとともに、実際周りはどうなのかと考えてしまいますよね。
調べによると10代の子供、中学生や高校生を対象にしたものだと、3割の子供が母の日にプレゼントを贈った、まだ20代以上では5割の子供が贈ったということです。
予想よりかなり多くの子供たちが何もしていないということになります。
特に親と一緒に住んでいる世代、お子さんは特に何もしないというところが多いようです。
そして息子さんの方があまり贈り物をしない率が高い方です。
それには理由があるのでしょうか?
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息子の場合は贈り物をしないことも多い
贈り物をしてくれない息子さん。
母としてはちょっと寂しく思ってしましますが、しょうがないと思えるような理由があるようです。
特に中学生や高校生の学生だったらまだまだ多感なとき。やっぱり照れくさいのが理由でしょう。この年代なら親と一緒に住んで毎日会っているからこそ、改めてプレゼントをするなんて恥ずかしいと思うもの。
そんなに心配しなくても、きっと息子さんがもっと成長して、家を出るようになったら、親元を離れるようになったら自然に感謝の気持ちを表したいと思うもの。親としては今はそういう時期なんだなと思うといいでしょう。
でも、もう社会人なのに、今まで何もしてくれないという方。何か子供としたはそうできないような理由があるのでしょうか?
だいたいまとめてみるとこんな感じです。
- 本当に忘れてしまっていた。気が付いたら、母の日が終わっていた。
- 今まで何もしていなかったから、照れくさくて何もできないでしまっている。
- プレゼントするものを考えているうちに母の日が過ぎてしまったので諦めた。
- 本当に喜んでもらえるものが見つからない。
- 今度帰省したときに渡そうと思っている。
などでしょう。
でも、何もできなかったとしても心の奥ではきっと何かをしたい、しておけばよかったと思っているはず。ただ、やっぱり今更恥ずかしいし、と思ってしまう方が多いようです。
母親に対する感謝の気持ちはいつもあるはず。でもそれをうまく表現できないのが特に息子さんではないでしょうか?
育て方の問題もある
これは表現をうまくできないように育ててしまった自分に責任があるのでは?と思って悩んでしまう方もいるかもしれませんが、そこまで心配する必要はありません。
ちょっと恥ずかしくて、というのが根底にあるはずなので、それをうまく仕向けられるように持って行きましょう。
例えば、自分がお子さんへ誕生日プレゼントをあげるときに、
「あなたが欲しかったものをプレゼントしたんだから、母の日には、これが欲しいんだけどな〜。」
と、冗談っぽく言ってみては?
本気で欲しい気持ちは抑えた感じで軽く言ってアピールする作戦。
また、自分が照れくさいと思うことを息子さんにもしては?
誕生日にプレゼントはあげるけれど、手紙を渡したことがないという方は結構いるのでは?
そんなとき、カードにちょっと改まって手書きのメッセ時を添えてみたりして、日頃自分がなかなか言えなかったことや、子供時代のエピソードなんかを文にしてみるといいかも。
受け取った方もきっとこれを書くのに色々と考えてくれたんだな、と思ったら自分も照れずに何かしようと思うかもしれません。
口で言うのと違って文章にしてみることは、時間もかかりますが、思いは必ず伝わります。
落ち込まないで
母の日に何もしてくれないからと言って落ち込まないで。
言葉にしなくても愛情は伝わるとよく言いうけれど、それだけではいや。何だか恋愛のようなものですね。
でも同じ愛情には変わりないと言えるでしょう。
プレゼントしたり、表現できないのには、きっと照れくさかったり、機会を逃していたり、何らかの理由があるからなのです。いつも愛情を持って接してくれていると言うのは、大人になればなるほど感じてもらえるもの。
いつか素直にありがとうと言う気持ちを伝えてくれるはずです。