小学生のママを悩ませるのが、突然
子どもが言い出す「今日の習い事、
行きたくない!」ではないでしょうか。
「えー!!なんで??」
「行ってくれないと仕事の予定が狂う
のよ!」と言いたい気持ちになって
しまいますが、ぐっと飲み込んで、
まずは行きたくない理由を聞いてあげ
ましょう。
子どもが習い事に行きたくないと言い
始めた時にもっとも重要なのが早い段階
で親が話を聞いてあげることです。
子どもがうまく理由を話すことができ
なくても、サポートしながら根気よく
話を聞いてあげることで「習い事行き
たくない問題」の解決もしやすくなり
ますし、今後の親子関係も良好になり
ます。
習い事に行きたくない理由は様々ですが、
子どもなりに習い事に関しての思いは
持っています。
それが、ママにとっては「そんなこと
で!?」という理由でも否定しないで
あげましょう。
だって、子どもはすでに「習い事行き
たくない!」と言っているのですから、
本人にとっては大問題なのかもしれません。
習い事に行きたくない!小学生の子供に言われたらどうする?
話を聞いて共感したからといって、
「じゃあ行かなくていいよ」とは
なかなかならないものです。
習い事に行きたくない理由として
考えられるのは
・周りに比べてできない、先生が評価してくれない
・先生と合わない
・友達とトラブルがある
・なんとなく…
などです。
「なんとなく…」が一番困ってしまう
のですが、よく考えたら最近疲れていた
かな?など、子どもと話したり、考えて
みたりすると何かしら理由はあるものです。
まず、周りに比べてできない、評価され
ないということが理由の場合には、その
子なりの成長や頑張っているポイントを
認めて励ましてあげましょう。
結果を出すことももちろん大事ですが、
頑張った過程や、努力ができるといった
ことも重要です。
むしろ、習い事の技術云々より、そう
いった人生において大事なことを学ぶ
のが習い事ではないでしょうか。
いくらスイミングに通っていたからといって
オリンピック選手になるのはほんの一握りです
し、ピアニストになりたいからピアノを習うと
いう方もむしろ少数派です。
習い事を突き詰めて考えると、物事に取り
組む姿勢や考え方を学ぶ場ということに
なります。
その子にとって習い事がプラスになっている
ことを具体的に示せば小学生にも納得がいき、
こころが動くかもしれません。
先生と合わないのは、先生が変わったばかり
だからかもしれません。
習い事の先生が変わるのはよくあることです。
先生が変わったことで、指導法が違って戸惑
っているのかもしれませんね。
先生もそういった生徒さんへの対処には
経験があるはずですからあまり長く「行き
たくない」が続くようなら先生に相談して
みてくださいね。
ママ一人で考えるよりも、先生と一緒に
対処法を考えた方が様々な角度からアプ
ローチできる可能性があります。
あまりに先生に関して理不尽な話が多く
耳に入ってくるなら、習い事の担当者と
話しをしたり、退会・教室の変更をする
ことも視野に入れた方が良いというケース
もあります。
お友達関係に悩むのは、小学校と一緒
ですね。
難しい問題の場合もありますが、まずは
じっくり話を聞いてあげましょう。
習い事は義務教育ではありませんから、
どうしても嫌なお友達がいたり、トラブル
が続くようであれば教室を変えた方がいい
かもしれませんね。
小学生の気持ちって難しい!習い事に行きたくない時の対処法5つ!
小学生はまだまだ子どもとはいえ、立派に
自分の意見が言える年齢へと成長していく
時期です。
同時に、幼児期とはまた親子関係も変化
していきます。
親に言われると余計やりたくなくなったり、
かと思えば意外と甘えたいと思っていたり…
難しい時期ですよね。
そんな小学生が習い事に行きたくない時の
対処法5つをご紹介していきます。
1.なんとか説得する
王道。正攻法です。いきなり説得を始める
のではなく、子どもの話を聞いてからに
してくださいね。
ポイントとしては、習い事に行くことの
メリットと目標にどれくらい近づいている
かを具体的に示すことです。
2.曜日・時間を変える
もしかしたら、今の曜日・時間は子どもが
疲れているタイミングなのかもしれません。
曜日・時間を変えることで気持ちが変わり
うまく行くケースは割と多いようです。
3.休ませる!
一回ぐらいなら休ませるのもアリです。
意外とそれでスッキリするかもしれません。
行きたくない理由がどうにもこうにも
分からないし、本人の意思が強固な場合
は、有効ですね。
4.ご褒美作戦!
「○級までいけたら××がご褒美!」など
目標を達成したらご褒美をあげる作戦です。
本当は使いたくない手ですよね。
ご褒美のために習い事をしているのでない
ですから…
でも、ご褒美に向けて頑張っているうちに、
また軌道に乗り始め、周りにも褒められて
本人も乗り気に!ということもあるので、
たまには良いかもしれません。
5.どうしても嫌なら辞める
どうしてもダメなら、無理して続けても
お月謝の無駄です。
明らかにやる気がないのに通っても、本人
にもマイナスですし、先生にも失礼です。
本人に辞める覚悟があるのか、やめたらどう
なるか説明して納得するようなら仕方がない
ですね。
習い事を辞めたいと言い始めた時に親が
あまり振り回されないことも重要です。
親の側の習い事に対しての考えを普段から
伝えておくこともこういった場面で役立って
きます。
習い事を始めるなら、まず親子で話し合って
定期的に目標を決めていきたいですね。
辞めるのであれば、それが達成されたタイ
ミングが良いのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
子どもが習い事に行きたくないと
言い始めるとママも悩んでしまい
ますよね。
でも、小学生のママの多くが経験
しているのが「習い事行きたくない
問題」です。
あまりママがオロオロすると、子ども
も不安になりますから、どっしり構えて
習い事をする目的を見失わずに対処したい
ですね。