長い月日、大事にしてきたお人形を処分したいと思うこともあります。
それにはいろいろな理由が考えられますね。
・もう持っていられなくなったから
・誰にも託すことはできないから、
・いつまでも実家に置いとく訳にもいかない、
大事にしてきた人形には魂が宿っているから、
ごみのように捨てるのは忍びないので供養したいと思う人に、
供養してくれるところをご紹介しましょう。
人形の素材別、供養してもらえる場所を教えます!
人形供養を受け付けている神社やお寺では、
陶器やガラス製の人形も供養してくれるようです。
ただし、陶器製の場合は供養料(読経供養志納金ともいう)が加算される場合もあります。
大きさによって供養料が違ったり、陶器やガラスの人形はだめだったり、
プラスチックは受け付けないところもあるようですので、
どこでもおなじではないので予め調べる必要があります。
全国の人形供養をしてくれる神社を紹介しているサイトがあったので、
一つだけ書いておきます。同様の検索サイトは数多くあります。
http://ningyoukuyou.com/
遠くても大丈夫!送ったら供養してくれるお寺があります!
人形供養をしてほしいけれど神社が遠くて持ち込みできない場合は、
郵送して受け付けてもらえる神社があります。
先ほど紹介した中では、茨城県の諏訪神社、千葉県の本光寺と
長福寿寺が宅配便やゆうパックでお人形を受け取ってくれます。
長福寿寺では、毎月吉日をえらんで人形供養をしています。
ここには、お人形の火葬専用の火葬炉があるため、
プラスチックや陶器製のお人形でも、お焚き上げができるそうです。
この人形専用の火葬炉は、日本で唯一なので、
もし燃えない材質だからとか環境保護を理由に
ほかの神社で断られたお人形でも、ここに持ち込めば、
問題なく丁寧仕方で供養してもらえます。
人形供養は処分ではない
どこの神社でも、人形供養を不要品処分と捉えるべきではないといいます。
それに調和して、神社では丁寧に読経を行い、
僧侶の手によって火葬にしています。
なんとなく乱暴に扱っては気持ちが悪いから、
箱に詰めて神社に送って処分してもらおうというような
厄介払いのような気持ちで利用するのは、ちょっと違うということですね。
人形に対する感謝の手紙・メッセージカードを同梱して送ることもできます。
そんな形で、「今までありがとう」という感謝の心をもって、
人形供養を行うようにしましょう。