赤ちゃんを母乳で育てることができるママは、幸せですよね。でも、いつまでも母乳を欲しいだけ与えているわけにはいきません。
卒乳に向けて、徐々に授乳回数を減らしていきたいと考えたとき、どうやって回数を減らしていけばいいのでしょうか。
ママの負担も減らしたい!授乳回数の減らし方ってどうすればいいの?
授乳回数を減らすことは、ママの負担を減らすことにつながります。
一歳までに断乳をしようと思い立ったあるママは、夜に何度も目を覚ましておっぱいを飲んでいた息子のために寝不足が続き、おっぱいを辞めることにしました。
夜だけでなく、どこに行くにもママが一緒でないといけないというのでは、ほかの人に子守を頼みたいときに困ります。
一歳児の授乳回数とは、どれくらいなのでしょうか。多い人では30回もあげているのだとか…。
育児書を見ると、授乳回数は徐々に減っていくと書いてあるので、そこから減っていくのだと思い込んでいるママには衝撃的な事実ですよね。
栄養面では離乳食も食べていて、そうそうはおっぱいが必要ではなくなったと思うのに、寝るときはおっぱいがないとだめ、不安になるとおっぱい、ストレスを感じたらおっぱいというように、まるで「親父のたばこ」のような目的で赤ちゃんはおっぱいを欲しがるわけです。
そういう子供には、大人の事情で卒乳していただいたほうがいいのかもしれません。
ママのほうも、おっぱいさえ咥えさせとけば泣き止んでくれる、寝てくれると安易に授乳回数を増やしてしまった結果が30回なのかもしれませんが、そうなった赤ちゃんの授乳回数を減らそうと思うと、かなり修羅場をくぐり抜けないといけないのかもしれません。
断乳に向けて徐々に減らす?ママのおっぱいを無理なく減らしていこう!
徐々に授乳食の量を増やしていきながら母乳を飲ませる回数を減らしていったら、子供のほうから母乳を欲しがらなくなり、自然に断乳ができたという人もいなくはありません。
母乳からミルクに切り替えようとしてうまくいかなかったが、泣くときはおにぎりやふかし芋を代わりに与えたら、母乳より食事に興味を持つようになって、すんなり断乳ができたというママもいます。
余談ですが、ミルクに切り替えようとして失敗する場合、哺乳瓶が嫌だということもあるみたいです。哺乳瓶の乳首のにおいとか硬さが気に入らない場合もあるので、幾種類か試してみるか、ストローに挑戦させてみるのも方法としてはありです。
このように徐々に母乳から食事に移っていくのが、ママにも子供にも理想的かもしれません。しかし、突然に断乳を断行して、恐ろしい経験をしたママもいます。
ある日突然、おっぱいを与えるのをやめたところ、子供は3日間何も食べなかった(ストライキ?)という戦争のような経験をした人もいます。とうとう4日目に猛然と食事を始めたそうで、それ以来夜泣きをしてもおっぱいは与えず、断乳に成功したそう。3日も絶食した後の食事は、相当美味しかったのでしょうね。
ママのほうも、三日間も子供のなく声に耐えながら、おっぱいが張って苦しいのを我慢するなんて、まさに修羅場です。出来ることなら、徐々に断乳をすすめるやり方で成功させたいですね。
パパの協力でスムーズに断乳で来たケース
大きくなった子供のほうが断乳は手こずるようですが、パパの協力で乗り切ったという声も良く聞きます。
簡単に言うと、寝かしつけもお風呂も当分の間はパパにお任せして、物理的におっぱいを遠ざけて断乳するやり方ですね。おっぱいを「与えない。見せない。思い出させない。」ようにするわけです。しかし、このやり方はかなり大変でしょう。ここまで協力してくれるパパってすごい父性のある人だと思いますね。
そうやって乗り切るころには、子供とパパのきずなが出来上がり理想的なファミリーが誕生することは言うまでもありません。