肌ざわりがよく、良い睡眠にかかせない羽毛布団ですが、
羽毛布団と一口に言っても様々なメーカーが
無数の商品をだしており、なにがよいのか
と言われると難しいところですね。
高い物だったのにすぐにダメになった
ということになったらがっかりです。
ですが、羽毛布団の手入れという部分では
商品やメーカーで大きく異なることは少ないので、
羽毛布団を少しでも長く使えるような
手入れの仕方を今回は紹介します。
ニトリの羽毛布団ともう少し価格の高いメーカーの違いは?
お値段以上ニトリというフレーズを
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ニトリと言えば寝具に限らず家具における定番どころです。
ニトリの羽毛布団の特徴は謳い文句のように
安い商品があることが挙げられます。
では効果の方はというと、あまりにも値段が安いと
効果も相応になってしまいます。
ただし、ニトリの中で高い物を選べば
それなりに効果は得られます。
ニトリで温かい布団を選ぶなら
温かさレベルと使われている羽がダック(アヒル)製か
グール(ガチョウ)製かを見るのがよいでしょう。
温かさレベル4以上ならば
大体実用性が出てくる温かさです。
また、羽はアヒルよりもガチョウの方が
保温性の高い羽であるため、その分温かいです。
ガチョウの羽はアヒルの物よりも高いため、
当然布団の値段も高くなるでしょう。
比較対象としては無印良品などが
あげられるでしょうか。
こちらはニトリよりもやや高い印象ですが、
効果は確かです。
また、二層式などの技術によって
羽の偏りなどを防ぐ工夫がされています。
具体的な商品で比較するとニトリなら、
「シベリア産グースかるふわ あたたかさレベル6」が
グース羽毛92%で 29,900円、
無印良品の「羽毛掛けふとん・二層式」が
ダック羽毛90%で34000円。
グースを使っているにもかかわらず、
ニトリはダック羽毛の無印良品よりも安い価格です。
お値段以上は伊達ではありません。
ただし、かるふわの名前の通り軽いです。
0.9グラムしかありません。
軽いのはメリットにもなりえますが、
防寒の観点で言うと
やはり劣ってしまう部分があるのは事実です。
内容量が少ないと言い換えることができます。
ただし、それでもあたたかさレベル6なので
布団をかけたのに寒すぎて眠れない
といったことはほぼないでしょう。
対して無印良品の掛布団は1.2グラム。
0.4グラムの差ではありますが
これが意外とバカになりません。
寒い地方で防寒を最優先するなら
少しでも高い布団を、
エアコンなどで調節できるのであれば、
ニトリをというのが
無難な布団選びになるでしょうか。
長持ちするニトリの羽毛布団のお手入れ方法!
ニトリの布団のデメリットも紹介しましたが、
値段という強力なメリットに加え、
もう一つ特徴があります。
それは、丸洗いが可能という点です。
他の布団だと陰干し等のため、
汚れたときの対処が難しいですが、
ニトリならその点を克服しています。
ただし、洗い方を間違えると
すぐダメになってしまうので
ここで確認していきましょう。
1洗濯ネットへ入れる
丸洗いできるとはいえ、
布団をそのまま入れられる程
大きな洗濯機がある家庭はないでしょう。
布団は空気を抜き、小さく丸めて
洗濯ネットに入れます。
布団に使える洗濯ネットも
ニトリで販売しているので
一緒に購入しておくといいでしょう。
落ちにくそうな汚れがあるときは
このタイミングで洗剤を含んだ水を使い
少し落としておくと洗う時に取れやすくなります。
2弱で洗う
コースがある時は強さを「弱」や「ソフト」にして、
おしゃれ着を洗うコースで洗いましょう。
洗剤はすすぎ1回のものが多いですが、
布団の場合は1回だと中に
洗剤が残ってしまう場合があるので
3回~4回くらいするのが無難です。
脱水は5分程度にしましょう。
3干す
日に当てて干します。きちんと乾かないと
ダニやカビの原因にもなるので、
時間を決めて上下を入れ替えたりするなどして
完全に乾かしましょう。
4羽を散らす
洗濯後の布団は中身が偏るため、
指でつまんだり、大きく振ったりして
中身の羽毛が布団全体にいきわたるようにして、
お手入れはおしまいです。
洗濯をしてつい乾燥機までかけたくなる方も
いるかもしれませんが
タグをよく確認しましょう。
乾燥機NGになっている商品も多いです。
乾かないわけではありませんが、
やはり布団の寿命は縮みますので
適切な使い方で長持ちさせましょう。