学校で毎日出されている宿題。なぜ宿題は毎日あるのでしょうか?
子どもたちは友達と遊ぶのが忙しく、荷物をおいてすぐに行ってしまいます。お母さんの「宿題はしたの?」と言う声がよく聞かれますよね。
今では習い事の多いお子様も多く、宿題をする暇がないという人もいます。そんな中、毎日出されている宿題ですが、やる意味はあるのでしょうか?
今回は、宿題の意味について一緒に考えてみましょう!
何のために宿題を出すのか?
学校から出される宿題ですが、宿題の本来の意味は何でしょうか。
宿題の言葉を調べてみると、学校の正規の授業以外に主として家庭で行うようにと、教師によって生徒に出される学習や作業とされています。前もって与えておく問題や解決されずに残された課題という意味なのです。
昔は復習や予習の指示として、始まったものだそうです。要は、分からなかった所の復習やこれから行う授業の予習を、自分でしていくものなんですね。
宿題はやっても意味がない?
実際の宿題に関する研究が行われていますが、小学生や中学生が宿題をして成績を向上させるいい影響を得ることはほとんどない。とされています。
高校生になってからようやくいい影響がみられるのですが、1日2時間が限界で、それ以上になると下がっていくのです。宿題をすることにより学習に対する興味を失いやすいようですね。
それよりも「良い睡眠」「家族との時間」「遊ぶ時間」の方がいい影響となり、子供にとって重要であるとされています。
子供と一緒に声に出して本を読んだり、聞かせてあげることの方がいい影響となります。
宿題とは自分自身の成長として考えよう!
宿題は自分自身の成長のためにするものであり、させられるものではないということです。
うちの子は宿題もせず!とか宿題ができずに泣いてしまう子もいますが、宿題をやることはそれほど大切なことではありません。むしろ、親と一緒に何かをしていく方が、学びとなります。
両親のお手伝いや本読み、分からない所の復習など。学校で出されていますが、親と一緒にやったほうが子供も勉強がはかどります。
子供が机に二時間以上座っていられるのは高校生くらいから、と考えましょう。
小学生や中学生のうちは、遊ぶことや親とのコミュニケーションの中で、多くのことを学ぶ時期となります。
ぜひ、勉強以外のコミュニケーションも育てていくこともしてみてはいかがでしょうか。