会社に入って1ヶ月もすると次第に慣れては来るものの、まだ緊張感もいっぱいですよね。
新入社員にとって仕事の内容を掴み慣れていくというのが大切なことでもあります。
社会人としての自覚も芽生えつつも、自由だった学生の頃が懐かしいなとか、なんだか社会人の常識って難しいと思い始めている時期にもなるかと思います。
例えば会社員にとって、親睦を深めるための飲み会。これはしばしばあるもの。
学生の頃の飲み会は、みんなでとにかく楽しむという感じで終わっていたものですが、社会人となるとそうもいきません。
飲み会の機会としては会社の取引先との飲み会もあるかもしれませんし、また同僚や先輩、そして上司との飲み会という機会もきっと多いと思います。
学生時代は、ただ楽しめばいいだけだったのですが、職場での飲み会となると、そのマナーも必然的に必要になっていきます。
うまく振る舞えることが、将来の出世につながることも。
気の利く部下、というのは上司としても嬉しいもの。最初から完璧にすることは難しいかもしれませんが、いくつかマナーを心得ておけば、スムーズに対応することがでいきます。
これはもちろん新入社員の時だけではなくて、これから仕事をしていく上で、ずっと必要になるもの。これを機会に飲み会でのマナについてチェックしておきましょう。
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社会人として知っておきたい学生の飲み会との大きな違い!
もちろん、仕事トプライベートは別、仕事がおわったら会社とは関わりたくないと思うかもしれません。特に仕事を始めたばかりの新入社員は、社会人とのギャップに対応していくのが辛く面倒になってしまうものです。
でもここは、飲み会も立派な仕事のうちと考えて受け入れましょう。
普段言いにくいことや仕事の場では聞けなかったことにも触れることができる機会でもあったりする有益な時間でもあるのです。
大きな違いに最初はとまどってしまうかもしれませんが、参加しないことにはなれることはないのです。積極的に出席するようにしてみましょう。
ではいくつかのポイントについてここでご紹介しておきます。
まず最初に飲み会での席です。
いわゆる上座が、偉い人が座る席、そしてしもざが下っ端です。
上座とは簡単にいうと、入り口から一番遠い席です。
そして下座は、出入り口の前。これは下座の人が、食べ物や飲み物を注文するのに都合がいいからです。席についたら周りに気を配り、注文などをしていきましょう。
そして乾杯する時の注意点。
飲み物が手元に来たからといって、すぐに飲んではいけません。
全員の飲み物が揃ったら乾杯します。この時は一斉に運ばれてきた方が、スムーズに乾杯ができるので、なるべく周りと同じものを注文するようにしましょう。
乾杯する時は、目上の人より自分のグラスを高く上げることは失礼になります。
そして飲み会も進んで来ると「お酌」というのがあります。
各自ジョッキの生ビールなら、必要ありませんが、瓶ビール、また日本酒の場合は、お酌する必要があります。
ビールの注ぎ方ですが、ビールを持つ時は、両手で、右手で持って軽く左手を添える感じでもち注ぎましょう。お酌するタイミングですが、グラスのビールが三分の一ぐらいになったら、注ぐようにしましょう。「お注ぎします」と言ってお酌しましょう。
タイミングを見るのが大変ですが、飲み会の間は、同僚ばかりで席に固まったりしないようにして、周りをみながら、次のドリンクの注文をしていくようにしましょう。
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会社の飲み会でお酌は必要?挨拶回りが苦手な私はこうする!?
正直、「お酌」という作業は面倒でとても苦痛と感じる人もいます。
特にお酌しながら挨拶回り、はなんでこんなことしなくちゃいけないの?と思ってしまいますよね。
でも正直、しないよりはしておいた方がいいです。ちょっとお酒を注いで挨拶をするだけ、と思うと楽に考えられるかも。上手な人はそれをアピールの場としてうまく振舞っているものですよ。
ポイントはいくタイミングを逃さないことです。
早めに行っておくと、あとは自分もゆっくり楽しんで飲めますよ。
お酌も会社の飲み会においてはコミュニケーションのツールと思っておきましょう。
ただ挨拶回りはおわっても、自分の周りにいる方には、グラスの様子を見てお酌をしていくようにしましょう。
「お注ぎします」といったときに、「もう大丈夫」と言われることもあるともいます。
そんなとこは、「別なものを頼みましょうか?」と声をかけて見るようにするといいですね。
ずっと飲み続けられる人、またあまりお酒が強くない人もいるわけです。
飲み会に参加していると、こういったこともわかるので、自分から次のドリンクのタイミングもわかるようになります。
新社会人にとっては試練と感じるかもしれません
でも何事も慣れです。お酒の席でないと分からなかったことも聞けたりするので、何かにつけて有意義なものになるはず。ポジティブに捉えていきましょう。
そして次の日の朝は、「昨日はお疲れ様でした。」「ありがとうございました。」と一言挨拶しましょう。
間違っても飲みすぎて二日酔い、会社を欠勤なんてことにはならないように、節度を持って飲みましょう。