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波浪注意報発令中の船釣りって可能なの?

投稿日:2018年4月14日 更新日:

船釣りが趣味というかた。好きな方はシーズンになると、毎週でもお休みの日には出かけたりしているのではないでしょうか?

釣りに一番大切なのは、道具や準備はもちろんのことですが、天候ですよね。当日の海の天気にドキドキしたりしたりすることはありませんか?

波の高さ、そして風、何時頃天気が崩れるおそれがあるのか、また一日大丈夫なのかなどチェックすることが沢山。

もちろん心配のない快晴なら問題はないのですが、どうも微妙な時、また限りなく船が欠航に近いような気がするけれど、天候は変わるのかな?など。

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皆さんは、お天気のチェックはどんなツールを使っていますか?

もちろんテレビの天気予報も必ず見るという方でも、釣り人としてはもっと詳しく知りたいと思うもの。

そこでこちらのようなページもあります。

参考http://www.tenki.jp/wave/

これなら海をはじめてして山のレジャーについても詳しい天気、また全国の情報がすぐに確認できるのでとても便利です。

そこで、近々つりに行く予定にしているから当日の天気がどうも微妙という場合、どんなことが基準で船が出なかったりするのでしょうか?気になりますよね。

特に警報や注意報についてよく知っておく必要があります。

警報には、大雨、洪水、暴風、大雪、暴風雪、波浪、高潮の7種類があり、

注意報には、大雨、洪水、強風、大雪、風雪、波浪、高潮、なだれ、融雪、濃霧、乾燥、雷、低温、霜、着氷、着雪と全部で16種類もあるのです。

その地域の天候の悪化によりこういった警報、注意報が発令されるわけですが、どれくらい警戒したらいいのか、基準がよくわからないことがあります。

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この注意報と警報の発表の目安について知っていますか?

地域ごとで基準値が違う

県や市町村によって、基準値も内容もまちまちなのです。

天気の特徴や特有の地形などによっても、その地域での基準値の数値が、若干違ってきます。

それぞれの地域で基準値は、その地方の気候の特性によって決められています。例えば東京のような大都市では、20センチの雪でも大雪警報が発表されますが、山沿いでは100センチ以上という具合です。

過去のデータから作成している

気象庁が保管している膨大なデーターを元に検討、発表されます。

見直し更新もする

突然の気候の変化によりその都度見直しが必要になった時に更新されています。基準値を適正な値にするためです。

波浪注意報だけなら船は出る?

では船釣りに行く時に心配になる天候、波浪についてです。

波浪とは、風が原因で起こる海の波のことです。

風が吹いている場所で、風によって起きる波が「風浪」で、風によって発生し、風が吹いているとことから離れた場所に伝わっていく波のことを「うねり」と言います。うねりは、より遠くで起こる波長のようなものですね。

うねりは、おこった場所から離れて、伝わる間に弱くなっていき、波の高さは低くなっていきます。

海の波は海上で吹いている風によって生まれる波「風浪」と「うねり」が混在しているので、これらをまとめて「波浪」といっています。

ではこの「波浪注意報」が出てている場合。そもそも「注意報」とはどんなレベルなのでしょうか?

注意報とは、災害発生のおそれがある場合、注意喚起を促すために気象台が「注意報」として発表するというもの。注意報は警報の手前。警報より少し弱いことになります。

注意報なら大丈夫なのかということになりますが、地域、釣り場にもよりますが、基本的に波は3メートルを超えると欠航になると言われています。

出航できるのかどうか確認して見る必要がありますが、波浪注意報でも、船が出るということはないと思います。

やはり安全面を考えると大きなリスクは負いたくないですよね。

では、警報とはどのレベルなのかというと、

こちらは、重大な災害がおこる恐れがあって、注意報と比較すると、さらに深刻な被害、また切迫した災害に見舞われる危険がある場合にそのことを警告するために発表する予報のこと。

ですから注意報よりももっと重大で危険性も高いということになります。

「注意報」でも十分注意が必要になりますが、「波浪警報」が発表された際に注意することは、

  • 海岸に近づかないこと
  • 海水浴、サーフィンなどの、海岸沿いのレジャーは行わない。
  • 釣り船やプレジャーボートを出港させない。

となています。

その場で、強い風が吹いている場合には、強風と高波のどちらにも注意することを促す「暴風波浪警報」が出されます。この状況で海岸に近づくと、風もかなり強く波も高いことが見てもわかる大変危険な状態。

また「うねりを伴った高波」という表現も聞いたことがあるかと思いますが、うねりは、離れた場所から伝わってくるものなので、一見安全そうに見えても突然の大波にさらわれる危険もあるのでレジャーは控えたほうがいいでしょう。

注意報、警報どちらも要注意です。

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船が出せなくなる条件とは?

釣り船でに釣りは、当日の天気、気象条件によって左右されますよね。

一般的に、出航、欠航にはどんな基準があるのでしょうか?判断基準はこちらです。

欠航条件の基準は?

天気予報では「やや強い、強い、非常に強い」の3段階ですが。細かく分けると風には、段階あります。

  1. やや強い風とは、風速10m/s以上15m/s未満の風
  2. 強い風とは、風速15m/s以上20m/s未満の風
  3. 非常に強い風とは、風速20m/s以上30m/s未満の風
  4. 猛烈な風とは、風速およそ30m/s以上、最大瞬間風速が50m/s以上の風

風の判断基準は風速10m/s以下は一般的に出航、「やや強い」からは、各船長さんにより判断が異なります。

一般的に1.5mまでは出航。2m以上の場合は、船長さんの判断によります。また、間違いなく欠航するのは3m以上。

パラパラと降る程度の雨なら出航すると思われます。天気予報で表現される、雨あしが強くなる、という場合は船長さんの判断、激しい雨、の場合は欠航。

欠航の可能性大です。

船長さんの判断に任せて楽しく釣りを

安全面が一番大切。そしてそれをよく知っている船長さんの判断に従いましょう。

今回がダメだったら、次回への釣りの喜びもより膨らむ、とポジティブに捉えましょう。今年もたくさん釣りに行けるといいですね。

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