皆さんは「冷やしあめ」って知っていますか?
冷やしあめとは関西のローカルフードで、名前は「あめ」ですが、あの舐める飴ではなくて、飲み物です。
関西にお住いの方は、「ああ、あれね」となると思いますが、そのほかの地域の方にとっては、何それ?飴なの?となりますよね。
ローカルフードは様々なものが地域にあって、そこの出身の人でないと、とても珍しいと思えるものが多いです。
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私は東北、仙台の出身なので、実は「冷やしあめ」のことはよく知りませんでした。
でも地元の方にとってとても親しみのあるもの、そして子供の頃を思い出す懐かしいものなのしれませんね。
ちなみに、私の故郷仙台では、「ずんだもち」というのがあり、今でこそ全国的に知れ渡るようになりましたが、それまでは普通に日本中で食べられているものだと思っていました。
今ではずんだ餅はもちろんのこと、ずんだシェイクというのもありこちらも大人気です。
ローカルの私でも時々いただくもの。
とても美味しいので、仙台に来る際は、牛タンとともにぜひ食べてみてくださいね。
話が逸れたところでもう一度戻りますが、今回は、この関西ローカルの「冷やしあめ」についてご紹介いたします。
関西の方にとってはおなじみのもので、味はというと、美味しいという方。そしてまずい、という方色々あるようです。
これは是非とも確かめてみたくなりますよね。
知らなかった方も、きっとトライしてみたくなりますよ。
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冷やしあめの発祥といわれは?
冷では「冷やしあめ」の発祥は?というと、関西地区で作られたもので、その始まり、製造の技術が定着してきたのは、明治時代以降とされています。
水飴の甘さと生姜の風味をミックスした飲み物で、もともと「あめゆ」と言われているものを冷やしたものが冷やしあめ。
この「あめゆ」は江戸時代の末期からあめゆ屋台が売れれていたという記述もあるそうです。
とても歴史のある飲み物なのですね。
「あめゆ」は当時は、暑気払いの飲み物として庶民に好まれてきたようですが、やがて冷やす、氷が普及するようになってから、冷たくして飲む今の形の「冷やしあめ」に変わっていったということです。そしてやがてより多くの人に飲まれるようになっていきました。
今では缶入りのもの、瓶入り、紙パック入り、濃縮タイプのものなども購入でいるようになっています。
関西地区の庶民の味として身近なものであることがわかりましたね。
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冷やしあめってどんな味?
「冷やしあめ」の歴史がわかったところで、飲んだことがない人にとっては、これは一体どんな味?
となりますよね。
水飴を溶かしたものに生姜、そして香りづけにシナモンを加えることもあるそうですが、ここまで聞いた感じだと、炭酸が入っていないジンジャエールという感じでしょうか?
でも爽やかそうだし、夏の間は飲めば体を元気にしてくれそうです。
生姜のパワーを感じられますね。
そしてこれは夏バテにも効きそうです。
材料がシンプルなので、これはご自宅でも簡単に作ることができます。
せっかくですからここでレシピをご紹介しておきます。
材料
- 生姜
- 麦芽水飴
- 水
作り方
- 生姜の皮を剥いてすりおろします。
- この生姜の絞り汁を鍋に入れ、次に水を入れて加熱し、軽く温まってきたら、そこの麦芽水飴を入れ煮溶かします。
- 一煮立ちしたら出来上がりです。
あとは保存容器に入れて冷蔵庫に入れておけばOKです。
本当に簡単ですよね。
これを水で割って飲むわけですが、これなら色々とアレンジもできそうです。
飲み方としては、紅茶、麦茶、炭酸で割っても美味しいと評判。
どれも爽やかな感じがしますね。
夏場は冷たくして、また冬は暖かくして飲んだら体はポカポカに。また、牛乳で割るとこれがとても美味しいということです。
これは試してみる価値十分にありです。
個人的には、炭酸割り、と牛乳割りに興味があります。
まずいという方は、きっと甘いのが苦手なので甘ったるく感じるのかもしれません。
炭酸割りならきっと爽やかに飲むことができるはず。
皆さんは何割りで飲んでみたいですか?また他にもアレンジがあったら知りたいです。
キャプテンひやしあめ
買ってみたいという方はこちら。「冷やしあめ」を売っているところでも特に人気のキャプテンの冷やしあめ。
ちょっとレトロなでおしゃれなパッケージですね。
こちらは、希釈タイプのシロップで5倍から6倍に割って飲みます。生姜のパワーで、冷えた体を温めてくれる効果もあるということです。
桜南ひやしあめ
こちらはそのまま飲めるタイプ。昔懐かしい感じのパッケージですね。
アレンジも聞く「冷やしあめ」
いかがでしたか?
懐かしい、また飲みたい、と思う方や、これ飲んでみたいと思う方もいたかと思います。
長い間関西地区の方に親しまれてきた飲み物。その土地の独特のものがあるというのはいいことですよね。
関西の夏の風物詩的飲み物「冷やしあめ」をぜひ飲んでみて、味について確かめてみてはいかがでしょうか?