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ゴールデンウィークとNHKが言わない理由とは?

投稿日:2019年11月12日 更新日:

待ちに待ったゴールデンウィーク。
特に今年は10連休ですので、
今から楽しみにしている方も多いのではないのでしょうか?
旅行に行くも良し、家でゴロゴロするも良し、
色々な過ごし方がありますね。

でも、よくよく考えてみると
テレビの報道で「ゴールデンウィーク」と
言っているところはあまり聞きませんね。
それはなぜでしょうか。
そもそもゴールデンウィークって
どこからきているのでしょうか?

ゴールデンウィークの由来

ゴールデンウィークの由来は諸説ありますが、
はっきりとしたことは分かっていないようです。

一つの説は、1950年代に映画業界で作られたという説です。

この時期は連休で、
お正月やお盆よりも映画がヒットしたため、
当時の大映(映画会社)の社長である松山英夫さんが
映画の宣伝を兼ね、
「ゴールデンウィーク」という言葉を作りました。

もう一つの説は、
この時期、ラジオの聴取率が最も高かったことから
「黄金週間」と呼ばれるようになったという説です。

ラジオ聴取率の最も高い時間帯である
「ゴールデンタイム」にもかかっており、
「黄金週間」がインパクトに欠けるため、
「ゴールデンウィーク」と呼ばれるようになったそうです。

俗説ですが、マルコポーロが黄金の国ジパングに来たのが
5月初めだったから、という説もあります。

色々な説があり、面白いですね。

NHKはなぜゴールデンウィークと言わないのか

知ってのとおり、NHKは国民の皆さんから
受信料を払ってもらっています。

そのため、NHKでは「ある特定の企業の宣伝をしてはいけない」
という規則があるそうです。

ゴールデンウィークという言葉は、
もともと映画業界の宣伝のために使われた言葉でしたので
当然避けるべき、ということになります。

ほかにも
「外来語・カタカナ語をできるだけ避けたい」
「長すぎて表記するのが難しい」
「オイルショックの時に、
“こっちはのんきに休んでいられないのに
何がゴールデンウィークだ!“という苦情が来た」
などという理由から、
NHKでは原則としてゴールデンウィークという言葉は避け、
その代わりに「大型連休」という言葉を
使うようにしているようです。

ただし、近年の厳しい経済状況では、
この期間に勤務する人もおり、
「大型連休」という言い方に抵抗を持つ人も増えているため
別の言い方や表現を使うこともあるようです。

ゴールデンウィークには、このような話があったんですね。

普段何気なく見ているニュース番組も
よくよく観察してみると、面白いかもしれません!

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