もうすぐお正月がやってきますね。皆さんは、どんな予定がありますか?
実家へ帰省してゆっくりと過ごしたり、初詣に行ったり、おせちやそれぞれのご家庭の味を楽しんだりと、お正月の雰囲気はなんだか特別感があっていいものです。
私も、お正月は家族でのんびり食べたり飲んだりして、暖かい部屋で過ごしたり、とりあえず初詣に行って今年を占う、というのがお決まりのパターンです。
お正月の挨拶といえば「あけましておめでとうございます」ですよね。
新年に会う方に、そして年賀状やメールでもまずこの一言からはじまります。
毎年使っているけれど、この意味って何?何があけましてなの?そしてそもそもどうして「あけましておめでとう」なの?
今回は、新年の決まり文句「あけましておめでとうございます」について調べてみました。
お正月前にチェックしてみてくださいね。
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あけましておめでとうございますの由来
「あけましておめでとうございます」を分解すると、あけまして、とおめでとうございます、ですね。文字通り、あけたのでおめでたいということになりますが、この「あけまして」には「新しい年を迎えて」という意味があります。「新しい年になっておめでとう」ということですね。
そして「あけまして」の元々の意味は、さかのぼると「夜があけて」と言うところから来ているそうです。
新しい年があけておめでたいですね、夜があけておめでたいですね、という意味に。
また「新年あけましておめでとうございます」ということもありますが、「新年」とつけると、「あけまして」には「新年」という意味が含まれているので、間違っているという説もあるそうです。
「あけまして」は何が明けたの?
「あけまして」には新しい年があけて、夜があけてという意味があると先ほど触れました。
「無事に年を越すことができて、年神様を無事にお迎えできることをとてもめでたい」という気持ちを表現、言葉で交わし合うことが「明けましておめでとうございます」という意味になります。
これは、今でこそ普通に毎日過ごしていればやってくる新しい年の思い、そして重さが昔とは違っていたといえるでしょう。
あけましての「夜が明ける」という意味を紐解いてみると、その昔は、真っ暗で恐怖の時間でもあったかもしれません。
暗くて不安な夜があけて無事新しい一日が始まることの喜びが、現代人の感じるものよりより深かったのでしょう。現在は、一日の始まりは、午前0時ですが、昔は夜があけたとき、「夜明け」が始まりでした。
お正月の「夜明け」は一日、そして一年の始まりの大切な日。特に昔は誕生日という概念がなかったということですから、この日は本当に特別だったわけですね。それで、「夜があけ、新しい年を迎えられておめでたい」というということになると言えます。
簡単な言葉ですが、とても奥が深いと思いませんか?
心を込めていう「あけましておめでとうございます」
いかがでしたか?お正月にいつも以上に心を込めて「明けましておめでとうございます。」と言えそうな気がしてきませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。素敵な新年を迎えられるといいですね。
そして新しい年もよろしくお願いいたします。