3月3日は雛祭り!
お宅にある雛人形は、どなたが買ったものですか。お母様が、あなたのために用意してくれたもの?それとも、お祖母さんの、そのまたお祖母さんの代…?
もし、自宅に立派な七段飾りがあれば本当は飾ってあげたい!でも、今の住宅事情ではそんなスペースがない!!
でも、せっかく七段飾りがあるのにわざわざ買い替えるのも勿体ないし。。。そんな時は、雛人形をリメイクしてコンパクトにしてはいかがですか。
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3段くらいで飾る
コンパクトにするといっても親王飾り(一段飾り)だけではさみしい、三人官女ぐらいは飾りたい!・・・と最近人気なのが三段飾りの雛人形。
親王飾りに三人官女が加わったタイプのお飾りが多く、五人飾りと言われることもあります。
段数を減らすことで、見た目もスッキリしますし、片付けるのも楽ですよ。
でも、簡単に段数って減らせるの?
それが簡単にできるんです。
それにはまず、ひな壇を購入しよう!
ひな壇って単品で売っているもの?疑問に思う方も、いますよね。実は、大手の日本人形屋さんや、ネット販売で簡単に手に入ります。その際、赤い毛せんもお忘れなく!
三段のお雛様の並べ方や飾り方
三人官女の並べ方に注意!お雛様とお内裏様の並べ方は地域によるんです!
まず、どの段数でも初めに頭を悩ませるのがお雛様とお内裏様の並べ方!左右どちらがお雛様でどちらがお内裏様なのか、判らなくなってしまいがち。
実は・・・お雛様とお内裏様の並べ方は、向かって右にお雛様で、左にお雛様でも、どちらも正解なんです。
関東では左に、関西では右にお雛様がくるのが、正しい並べ方なんです!厳密に言うとお雛様の作り自体に関東雛と京雛があり、それによって飾り方が変わります。
自分の暮らしている、あるいは生まれ育った地域の慣例に従ったり、もしくは実家に相談するのがベターです。
三段のお雛様はお雛様とお内裏様の他に三人官女が付いてきます。飾り方は、1段目にお雛様とお内裏様、2段目に三人官女、三段目に小物。。。
ちなみに・・・
三人官女の並べ方はいろいろなパターンがあります。
三人官女のうち一人だけ座っているor立っているパターンで一人だけ違う姿勢の官女を中心に、左右に同じ姿勢の官女を置く。見た絵のバランスがいい飾り方です。
三人官女が全員立っているor座っている中心に眉毛のない官女を置き、左右に眉があり口の中が黒く染められている官女を置く。中心の官女は眉を落とした既婚者がくるのが慣例的な並べ方です。
中心の官女は眉を落とした既婚者がくるのが慣例的な並べ方です。
また、外側に立っている官女を置く場合、つまり全員が立っているか、三人官女のうち二人が立っているの左右は、立っている三人官女の足に注目してください!
足が前に出ている方が外側になるようにするのが正しい飾り方です。眺めたときにバランスがいいので判りやすいと思います。
ちなみに三人官女の持ち物は長柄銚子、加銚子、盃(三宝)が一般的。
京式の場合は盃でなく島台を持ちます。
それでも、 飾り方がよくわからない場合は、ひな壇を購入したお店などに問い合わせてみましょう。
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業者に頼んでリメイクしてもらう
七段飾りから三段飾りへのリメイクはご自分でされると経済的ですが、何かと不安で勇気がいりますよね?
時間や手間がかかり大変だし、わからない事も多いという方は、少し金額は高くなりますが業者さんに依頼することもできますよ!
壊れているところを見つけて直してもらえたり、業者ならではの視点で、飾り方のアドバイスもしてもらえます。
大きな七段飾りのお雛様を押入れの中で眠らせておくのはもったいないですよね。
お嬢さんのためにもコンパクトなサイズにリメイクして、飾ってあげましょう!