小学校に入学したし、
そろそろ一人でお風呂に入ってもらいたい。
一人でお風呂に入ってくれるようになったら手が空くし、
子供の成長にもなるし…
でもお風呂に一人で入れるのは、ちょっぴり心配。
一人でちゃんと体を洗えるのか？
洗い流し忘れて泡だらけで出てきたりして…
それにもし万が一、お風呂の中でおぼれてしまったら？！
心配が絶えませんが、
いつかは一人で入らなければいけません。
小学校に入学したのを気に、
一人お風呂デビューをしてもらいましょう！
子供が一人で入浴できるように自立準備
一人で入浴するためには、はじめから最後まで
一人でできるようになってもらわなければなりません。
服を脱いで、湯船につかって、体と頭を洗って流し終えて。
お風呂から上がったら、
自分で体をタオルで拭けるようになってほしいですね。
髪まで乾かせるようになったら一人前です。
もちろん、すべて一度にできるようにはなりません。
そのため、一人でお風呂に入ってもらう前に
自立準備をしはじめる必要があります。
まずは一緒にお風呂に入って
いろいろ教えてあげなければいけません。
石鹸はこれを使う、シャンプーはこれという風に
一つずつ教えてあげます。
そして、何度も一緒に練習しましょう。
マネしてできるようになってきたら、
少しずつ自分でさせてみてください。
はじめは、全部はうまくできないので、
お子さまができないところは手を貸してあげましょう。
耳のうしろ、背中など
手が届きにくいところや忘れやすいところは、
お父さんお母さんが洗ってあげましょう。
そして徐々に手を貸さずに言葉だけで、
「背中も洗うんだよ～」と隣で声をかけてあげてください。
じきにその声かけも必要なくなります。
そうやって一つずつ自立準備をしていきましょう。
子供が安全に一人で入浴するための安全対策
全て自分でできるようになっても、
やっぱりお風呂に一人で入れるのは心配です。
はじめは浴槽のお湯の量をかなり少な目にしておきましょう。
万が一、お風呂の中ですべっても
大丈夫なようにしておきましょう。
また、脱衣所のドアは開けておき
お風呂の様子が聞こえる状態にしておきましょう。
はじめは、浴室のすぐ隣の脱衣所で
待っていてあげた方が親も子も安心ですね。
他にも、お風呂に入っている間は
お子さまに歌を歌っていてもらったり、
浴室と通話ができる機能があるお家であれば
つなぎっぱなしにして様子を伺うと安心です。
また、お風呂の中で飛び跳ねたり
浴槽の中にもぐって遊んだりしないように
声かけしておくことも大切です。
鍵も絶対にかけないように注意しておく必要がありますね。
心配であれば鍵がかからないように
半開きにしておいてもいいかもしれません。
まとめ
誰もが通る、お風呂一人デビューの道。
お父さんお母さんと一緒に入っているときに
徐々にひとり立ちの練習をさせましょう。
きっとはじめは洗い忘れや流し忘れがあると思いますが、
慣れないことなので仕方ありません。
優しくサポートしてあげてください。