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幼稚園で父の日参観を行う意味とは?!なぜ父親限定?

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子供さんが通ってらっしゃる幼稚園では、父の日参観は行われていますか?
いろいろなご家庭があるため、この「父の日参観」という名前のイベントで心を痛めていらっしゃるという声も多く聞きます。

そこで今回は・・・

シングルマザーさんの声を中心に拾っていきながら、幼稚園で「父の日参観」を行う意味について考えていきます。

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母子家庭への配慮は?

ネットでこんな記事を読みました。

女の子
「今日は幼稚園の父親参観日でした。息子のクラスメートの母子家庭のお子さんが、父の日のプレゼントに、架空の父親の似顔絵をお母さんに手渡していました。申し訳なさそうに涙を流しているそのお母さんの姿に胸が痛みました。そこで、学校関係者にお願いなのですが、色々なご家庭があるため、父の日や母の日のイベントに対してもっと配慮して欲しいのです。」

その他・・・

女の子
「幼稚園の父の日参観日イベントで、お父さんと幸せそうな子供さんの姿を後日、幼稚園のHPに写真等でアップしていました。それを見て思ったのですが、父親がいない子供はどうなるのですか?代わりに母親が来ているのか?どちらも来ていない子は、それで仕方ないのですか?幼稚園はどう考えているのですか?教えて下さい。」

確かに・・・

両親に感謝の気持ちを持つということは大事ですが、いろいろな家庭があることに対して、もう少し配慮があってもいいのではないでしょうか。

ある幼稚園の先生の声も聞いてみましょう。

ママ
「ひとり親家庭の方は増えていますので、父の日も母の日も特別な活動はありません。上司の意向で父親参観を行う必要がある場合は、事前に母子家庭の方に内容をお知らせし了解して頂ける努力をします。」

と、言われています。このような幼稚園側や先生の配慮で救われる方が多い現状があります。

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授業参観との違いは?

大きな違いはありません。

最近では、授業参観の日として、父親と限定しない方向で開催されているところが多く、ここは学校側の配慮が大きく関係しています。

ただし、父親が普段は見られない子供の姿を見たい気持ちは十分に理解できます。

女の子
「家にいる時と幼稚園にいる時とでは、結構違う子供が多いです。幼稚園では引っ込み思案だったり、とても活発にしていたり。父親は普段仕事で忙しい方が多いので、子供がどんなふうに幼稚園で過ごしているのかたくさん観察する良い機会です。新しい発見があるかもしれません。」

というような声も、やはり多く聞かれますので、大事なイベントであるのは間違いないようです。

保育園と幼稚園の違いについてですが・・

保育園は圧倒的に見てくれる期間も時間も長く、場合によっては、夜遅くまで預かってくれていたりもするようです。母子または父子家庭ならば、仕事して遅くなったりする方が多いので、保育園に預けている方が多いようです。

ちなみに・・・

保育園と幼稚園では、管轄や法律が違います。

  • 保育園は厚生労働省の管轄で「児童福祉施設」となり、保育士は国家資格です。
  • 幼稚園は文部科学省の管轄で「教育施設」という区分ですので、教諭免許が必要です。

保育園は0歳から利用できる児童福祉施設で、幼稚園は3歳からの教育施設というわけです。「児童福祉施設」と「教育施設」と聞くと、保育園の方が手厚くみてくれそうで、幼稚園の方が勉強面でのサポートをしてくれそうという印象があるかもしれません。

・・・ですが、近年は両方の特徴をあわせもつ、複合型保育施設である「認定こども園」が増えています。

また園によっても、

  • 保育園でもリトミックやお勉強をしっかりする
  • 幼稚園でものびのび外遊び時間をたっぷりとる

園の雰囲気や教育方針は、「実際にひとつずつリサーチしてみないとわからない部分もあります」とあります。近年は複合されているようなので、そういったところに当たってみるといいかもしれません。

幼稚園だと確実に教育施設なので、参観日があります。父親を名指しした参観があるか、参観日自体取り入れているかなど、各幼稚園によってまちまちだと言えます。

先生に任せている園もあるので、子どもが傷つかないように事前に相談しておくのが一番良い方法ではないかと思います。

女の子
保護者が一番に知りたいのは、保育園での子どもたちの様子です。

保育士がどのような保育を行っているのかというのも、もちろん重要ですが、やはり主役は子ども達!

まずは、子ども達と保護者が楽しい時間を過ごせるように心がけましょう。

長々とした挨拶や、この日のために頑張りましたというアピールは必要ありません。参観日の挨拶は、手短に済ませましょう。

保育士さんが一生懸命に準備したことは、わざわざ言葉にしなくても、自然に保護者に伝わりますよ。

というような書き込みもありました。

実際、子供の教育に関わる先生全員が、この思いを共有してくれればと切に願います。

最後に

いかがだったでしょうか?

教育方針や理念などは幼稚園ごとに違っているので、まずリサーチしてみて下さい。きっと希望通りの園にたどり着けると思います。

子ども達が笑顔で成長していける、親御さんが安心して一任できる、そんな教育の園が増えていきますように。

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