みなさんの会社には新入社員は入りましたか?
新入社員が入ると、なんとなくフレッシュな雰囲気になりますね。
今まで学生だった新入社員にとって、
「会社」の一員になるのはとても大変。
業務はもちろん、ビジネスマナーなど、覚えることがたくさんで
戸惑っている新入社員も多いことでしょう。
そんな新人さんを見ていると、
「おやおや...一体どうなることやら」と思いつつも、
微笑ましい気持ちになるかもしれません。
それでは、そんな初々しい新入社員の珍行動の数々を
見ていきましょう。
初々しい新入社員の珍行動!礼儀知らずに悪気はない…!?
研修中に寝る・お菓子を食べる
うーん、確かに気持ちは分かりますが、
社会人である以上NGですね。
居眠りしていいのは学生時代まで。
挨拶をしない
まだ名前を覚えていない、顔を覚えていないのかもしれませんが、
やはり仕事以前に人として、挨拶は大事ですよね。
欠勤や遅刻連絡にLINEを使う
最近の若い人たちのコミュニケーションツールはLINEですので、
仕方ないのかもしれません。
社風によってもアリかナシかが分かれるところですが、
LINEでの報告を良く思わない人がいることも事実。
社内の様子がわかるまでは電話かメールが良いでしょう。
母親が欠席連絡をする
LINEでの連絡はまだしも、
中には母親が欠席連絡をする猛者もいるとか!?
社会人たるもの、親からは自立するべし!
タメ口で話す
フレンドリーに接しているつもりなのでしょうが、
最低限の礼儀は必要ですね。
意外とやりがちなのが、
返事をするとき「うん」と言ってしまうこと。
私も昔は知らずにやっていて、
よく先輩に注意された記憶があります。
会社の備品を持ち帰る
実は私も会社の定規やペンをよく持ち帰って、
次の日上司に叱られていました。
そのうちPCまで持って帰ってしまうのでは、とまで
言われてしまいました。(笑)
礼儀知らずの新入社員!どうやってビジネスマナーを教える?
新入社員の珍行動。
微笑ましいといえば微笑ましいですが、
取引先や顧客にもこのような振る舞いではまずいですね。
「この会社は一体どういう教育をしているんだ」
と思われかねませんし、会社の信用にもつながっていきます。
そこで、先輩であるみなさんが後輩の手本として、
ビジネスマナーを教えていく必要があります。
まずは先輩であるみなさんが、実際にやってみせること。
注意している本人ができていなければ、
「偉そうに先輩風を吹かせているけど、
先輩は全然できてないじゃないか」
なんて思われてしまいますので要注意。
例えば挨拶。みなさん自身が大きな声で明るく挨拶すれば、
自然と新入社員も真似することでしょう。
また、「なぜビジネスマナーが大切なのか」という
本質を教えること。
多くの新入社員にとってビジネスマナー=決まりです。
しかし、マナーというのは
「決まりだから」やるのではなく、本来であれば
「相手を思いやる気持ちを表す」ためのものですね。
電車でお年寄りが目の前立っていたら、席を譲る。
これは「決まりだから」ではなく、
相手を思いやった結果として現れた行動です。
ビジネスマナーも同じことなのです。
ただやみくもに教えるのではなく、
「マナーの本質」を意識させながら、指導にあたりましょう。
新入社員も慣れない環境に戸惑っているに違いありません。
そのあたりを察し、
時に厳しく、時に温かく見守ってあげてください。
いつの日か、みなさんの後輩が羽ばたく日が来るといいですね!