暑中見舞いをもらう事、ありますよね?
返事をしようと思ったものの、どんな返し方が失礼にあたらないのか?・・・
正直、よくわからないと困ってらっしゃる方も多いかもしれません。
そこで今回は・・・
暑中見舞いの返し方についてのあれこれを見ていきたいと思います。
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暑中見舞いを返す時のタイミングとは?
暑中見舞い返すタイミングについてですが、だいたい7月〜立秋の前日までの約1ヶ月程度を暑中がいいようです。
もらうのもだいたいこのタイミングなので、すぐに返せるなら、暑中でお返しするのが無難だと言えます。
これ以降になるならば、残暑見舞いとなりますので注意が必要です。
ではここで文例を見ておきたいと思います。
暑中お見舞い申し上げます
寝苦しい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
このたびは暑中お見舞いをいただき、ありがとうございました。
おかげさまで家族一同元気に過ごしております。
まだ、しばらくは厳しい暑さが続きますが、
体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
平成二十九年盛夏
と、いう感じで書き、もちろんここに近況を入れてもいいと思います。
残暑見舞いだと次のようになります。
残暑お見舞い申し上げます。
立秋とは名ばかりの暑さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
このたびは残暑お見舞いをいただき、ありがとうございました。
おかげさまで家族一同元気に過ごしております。
夏の疲れが出やすい頃ですのでどうぞご自愛のうえお過ごし下さい。
平成二十九年 立秋
と、なります。
このように立秋を境に、だいたい七夕くらいから出し始める方がいらっしゃるので、8月7日の立秋までに返すなら、暑中でそれ以降9月までを残暑で送ると良いです。
あんまり遅くなると失礼になるので、1週間から10日くらいまでには、お返ししたいですね。
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失礼にならない返事の書き方!?
いろんな人からもらう可能性のある暑中見舞いですが、どうすれば失礼の無いように返事できるのでしょうか?
具体的には・・・
- 「ご丁寧に暑中見舞いをいただき、御礼申し上げます」
- 「お見舞状をいただき、誠に恐縮に存じます」
- 「暑中のお見舞いをいただきまして、ありがとうございました」
上記の言葉を添えるとより丁寧になるので、これならば失礼にはならないのではないかと思います。
では文例を見てみます。
暑中お見舞い申し上げます
炎暑(猛暑・酷暑・盛夏)の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
お見舞状をいただき、誠に恐縮に存じます。
今年の暑さはことのほか厳しく感じられ、秋の気配が待ち遠しい今日この頃です。
酷暑の折から、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
このようになります。
挨拶、お礼、お伺いや気遣いというような流れになります。
続いて残暑見舞いです。
残暑お見舞い申し上げます。
先日はご丁寧に暑中見舞いをいただき、ありがとうございました。
今年はことのほか暑い日が続いておりますが、お元気にお過ごしとのことでなによりです。
残暑厳しき折から、お体にはくれぐれもお気を付けください。
と、なります。
知っていると役にも立ちますし、また社会人になった時に返礼の書き方を知っていると何かと有利になりますので、ぜひ覚えておきましょう。
Yahoo知恵袋にも
「親戚のおじさんに暑中見舞いの葉書をかこうと思っているのですが、こんな風にかいていいでしょうか?
暑中見舞お見舞い申し上げます。
あじさいが綺麗に咲く時期となりましたね。
お元気ですか?
さて、私は今、自分の行きたい専門学校に向かい、
塾に行ったりして勉強を日々頑張っています。
学校が決まって、合格したらまたどこかにご飯でも食べに連れて行ってください。
だんだんと暑い日が続くと思いますが、体調に気を付けてください。
以上、悪いところがあれば教えてください。お願いします。」
という質問があり、
その答えに・・・
「書き方以前に暑中見舞いをだす時期は、
早くて小暑(7月6〜8日)から立秋(8月6〜8日)までの間とされています。
従って、今の時期に暑中見舞いをだすのは時期外れです。
暑中見舞いを出す時期には、あじさいは盛りを過ぎていますから、”綺麗に咲く時期となりました”とは言えません。
暑中見舞い本来の時期に出されるのなら、文章を考えなおされる必要があります。
時期の問題を無視して近々出されるのなら、『だんだんと暑い日が続くと思いますが』を「だんだんと暑い日が続くようになりますが」とされれば後は問題ありません。
”だんだんと続く”は、文法として間違っています。」
と、いうような答えがありました。
書き方はすごく迷ってしまう事があるので、地道に覚えていく方が良いと言えるでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
暑中見舞いを出すこと一つとっても、タイミングや相手などいろいろ変えないと行けない部分も出てきますので、注意して書くようにすると良いと思います。
親しい方、懐かしい方にも、良い暑中見舞いを書いて出せるといいですね。