みなさんはお子さんのランドセルから
思いがけず悪い点のテストを見つけてしまったらどうしますか?
やはり初めはショックですよね。。。
思わず叱りつけたり、お説教してしまいたくなるかもしれません。
何より学校の成績が悪いと将来が不安ですよね。
でも、ここで叱るのは逆効果。
お子さんはますます勉強嫌いになってしまうでしょう。
ここでは子供の成績が悪い時、
お子さんとどのように向き合ったら良いかということについて
書いていきたいと思います。
子供が勉強ができない時!
親はどうしてやればいいの?
お子さんの勉強ができない時、まず最初にするべきことは
「なぜできないのか」という原因を探ってみることです。
一口に勉強が苦手と言っても
「そもそも授業が退屈で、興味が持てない」
「授業内容が理解できない」
「スマホやゲームに依存している」
「ケアレスミスが多い」
など様々な理由が考えられます。
まずは日頃からお子さんを
じっくり観察し、コミュニケーションをとるところから
始めてみましょう。
授業に興味を持てない場合は、
休みの日に博物館や科学館に連れて行くなどして
工夫してみましょう。
一緒に勉強するときも、クイズ形式にするなどして
「ゲーム感覚」で取り組んでみると良いでしょう。
子供に勉強を教えるときは
「どうして何回説明してもわからないの?」
などと子供を責めることは厳禁です。
気長に、根気よく教えていきましょう。
勉強ができない子供への関わり方は?
親としてできることとは?
まず、決してやってはいけないことは
勉強ができないことに対して叱ること。
子供はますます勉強への意欲をなくしてしまいます。
また、できなかったことですでにダメージを受けているのに
怒られることで二重に傷ついてしまいます。
人間、怒られるより
褒められる方が良いに決まっています。
ですからまずは子供がテストで悪い点数を取ったとしても
出来たところを見つけ最大限褒めるということを
意識してください。
このとき、
「○○ちゃんは、○○の部分は理解したんだね、すごいね!」と
大げさなくらい褒めてみてください。
その上で、そのできなかったところは
「ここの部分は出来なかったから
今度はできるようになるといいね」
とアドバイスすること。
また、「間違えることは恥ずかしいこと・悪いこと」という
認識を捨てることも大切です。
私の通っていた小学校の担任の先生は、
「間違えることは、偉いこと」と
常に生徒に言い聞かせていたため、
間違えることに対して抵抗がありませんでした。
それから、たとえ勉強ができなくても
ありのままの我が子を受け止めてあげること。
世の中には勉強が得意な子もいれば
勉強は苦手だけれど
スポーツが得意な子、絵が得意な子、音楽が得意な子など
様々な個性を持った子がいます。
小さい頃は成績が悪くても
そのあと社会で活躍している人も沢山います。
Appleのスティーブ・ジョブズでさえ
落ちこぼれと言われていたくらいです。
ですから少しくらい勉強が苦手でも
「個性の一つ」と気楽に捉えてみてはどうですか?
そもそも勉強とは何のためにするのでしょうか?
良い高校に入って良い大学に入り、良い会社に入るためでしょうか。
「勉強ができる=社会で適応できる」とは限りませんし、
入社した会社が倒産するかもしれません。
あまり悲観的にならずに、
子供の得意な分野、好きなこと、興味のあることを
伸ばしてあげられたら良いですね!