鏡開きはお正月や祝い事、結婚、新築、開店祝いなどのお祝い事には欠かせないものですね。
よく見かけるものですが実際に「鏡開き」をやったことがある、またやりかとを知っているという方は意外に少ないかもしれません。そんなときに鏡開きを頼まれたらちょっと焦ってしまいますよね。今回は上手に鏡開きができるように酒樽をわるコツ、そしてポイントをご紹介いたします。うまくできたらこれはかなり気持ちいいですよね。
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鏡開きとは?
そもそも鏡開きとはというところをおさらいしてみましょう。お正月の鏡開きには酒樽と餅の二つがありますよね。
どちらも「鏡開き」で正しいのですが、酒樽の鏡びらきは、鏡割りとも呼ばれているそうです。でも「割る」という言葉が縁起が悪いということからこちらも「鏡開き」というようになっています。
鏡餅を使った鏡開きはお正月に神棚などに飾ってあった鏡餅を割って、お雑煮やお汁粉などにして食べというる儀式です。無病息災を祈って、この家庭でも行っていることですね。日にちは地域によって異なり、1月11日のところもあれば15日、20日というところもあります。
そして酒樽を使った「鏡開き」は、酒樽の蓋を割って振舞い酒として飲む儀式。こちらはお正月だけでなく、結婚式、開店祝いなどのおめでたい席でも行われ、鏡を開くことによって、これから運を開けるという意味も込められています。めでたい席ではより一層場面を盛り上げますし、大きな酒樽を見ただけで、幸運が運ばれてくるようなそんな感じがしますよね。綺麗に割って盛り上げたくなります。
酒樽を割るコツとは?
酒樽を上手に割るには仕掛けがあり、またコツが必要になります。
大事なことは、セレモニーの前に樽開けの作業をしておくことです。用意するものは、カッター、木槌、バール、しめ木、タオル、ほうき、等。
最初にラベルや、縄をきりおとして開けます。
そして実際の場面で割れやすいように、またうまくセットするという仕組みです。映像で見ながらの方がわかりやすいので、こちらを見て確認してみてくださいね。
このように下準備をすることが必要になります。一見大変なようですがしっかりここまで準備をしておけばあとは大丈夫。
鏡開きは元気よく
おめでたい席での行事ごとですので、明るく元気に行いましょう。
鏡開きの掛け声は「よいしょ」です。「よいしょ」をいう回数は、1回か3回。事前にどうするか一緒にするかたと決めておきましょう。
段取りも大事です。上手に合わせられるとシーンも盛り上がりますよね。そしてお大きな声で元気に、というのがいちばんのポイントです。恥ずかしがらずにトライしてみましょう。
こういったことを任されるのは光栄なことです。新年の素敵な幕開けを鏡開きと一緒にお祝いしましょう。