気になるあれこれを知ったかで済ませずに調べてみました

知ったか

お役立ち情報 年間行事

お墓参りの花は持ち帰るのがマナー!?

投稿日:2018年8月12日 更新日:

あなたはお墓参りに行ったときに、

お供えの花の処理をどのようにしていますか?

お供えしたお花は持ち帰っていますかor

そのまま置いていきますか?

どちらが正しいのでしょうか。

 

彼岸や盆の時期にはお供え用のお花

お花屋のみならず、スーパー霊園などでも

よく目にするようになります。

お花は、毎日お供えできれば良いのでしょうが、

そんなに頻繁にお墓参りには行けませんよね。

霊園の決まりがあったり、お墓が遠かったりして

お花を置いたままにしておくことができない場合

あるかもしれません。

逆にお花は置いて行っても

その後を処理してくれる霊園もあります。

あなたはいつもどうしていますか?

 

お墓参りの花を持ち帰る方が良いケースとは?

お墓参りした後に再訪してお供えの花を

処分することが難しい場合

お墓参りの時にお花を持参し、

お参りの間だけ手を合わせてお供えし、

墓参が終わってから帰るときに

お花を持ち帰ると良いでしょう。

 

お花を持ち帰るのはそのままにしておくとお花が、

特に、夏場など暑い時期には傷みが早くなり

害虫が発生する原因にもなるからです。

霊園や墓地によっては花をお供えした後に

処理してくれる所もあるようです。

 

なので、其処のところをよく確かめてから

お墓参りに行きましょう

近頃では造花でお供えする墓参も増えているようです。

造花だと腐敗したり虫が寄り付くこともないというわけです。

その場合も墓地や霊園の規則に従って

お供えするようにしましょう。

 

普通は墓地や霊園は大きく広い土地で

緑豊かな場所が多いことでしょう。

それゆえ昆虫動物などが頻繁に出没し、

お供え物を置いておくとそれを目当てにやって来て、

お墓を荒らすことになりかねません。

また墓地では殺虫剤をまく訳にもいきません

だからお供え物の処分各自で責任を持つ必要があるのです。

 

持ち帰った花はどうしてる?

一度、お供えした花家に持ち帰ることは

間違いではありません。

しかし、お供えで一度使った花

仏壇などに再びお供えすることはよろしくありません

ご先祖に一度供物として捧げたので

そのお花を仏様に差し出すのは

礼を失すると取られるからです。

自宅にお花を持ち帰った時は、

再び仏壇にお供えするのではなく、

自宅用にお花を飾ると良いでしょう。

 

お墓参りにお花を供える時のマナーとその理由

お墓参りするときにお供えするお花は、

供花(くげ・きょうか、仏花ともいう)と言います。

仏様のお供えには「線香供花灯明浄水

飲食(おんじきと読む)」の5つがあり、

これらを「五供」と呼びます。

これらを心を込めてお供えすることにより、

仏様へのお供えする人の心を表すのです。

その中でも供花は最もよく行われ、

実際の墓参りでは、必ずと言ってよいほどなされます。

 

お供えの花は、特定のお供え用に決められた花

というものはありません。

ただし、お花屋さんお墓参り用にお花を販売

している所では、菊の花仏花として

売っているのがよく見られます。

とは言え、ある種の花、

とげとげしい花毒性のある花匂いの強く悪臭が出る花、

つる植物で咲く花などは避けるべきとされています。

これらの花は仏教のしきたりからというよりも、

お墓を管理してくれる人への配慮という側面が強いようです。

 

近年では、花粉の多い花墓石を汚してしまうという理由で

やめておいた方が良いとされているようです。

その後の掃除が大変だからです。

 

前々段で触れたようにドライフラワー造花でもOKです。

問題ありません。生花がベターではありますが、

お墓で亡くなられた方の冥福を祈ること

最も大事なことなので、

ドライフラワー造花でも一般的に問題なく

受け入れられています。

 

故人とげとげしい花の代表的なものである

バラの花好きだったとして、

どうしてもバラの花をお供えしたいと言うのであれば、

その時はお墓の管理人に直接説明して一言断ればよいのです。

 

この欄では供花に定まった花はないと説明してきましたが、

お花のお供え方法にはちょっとした風習があります。

それはお花を生ける際にはお参りする人の側に

正面を向けると言うことです。

 

なぜ、そうするのかは、それはお参りする人を

中心に考えるとわかります。

つまり、お供えされた供花は、仏様の慈悲をあらわしており、

お墓に参っている人は、供花と共に本尊と対面する

という構図になります。

それによって心を清めるという意味があるのです。

 

その他にも神式の場合には、供花を使う代わりに

榊を使用することがあります。

榊に込められている意味は、

神と人間の世界の境界を表す木ということです。

加えて、「栄える」という意味も含んでいて、

神の存在を表したり、縁起の良さを示している

ということも意味しています。

 

まとめ

いかがですか?

お墓参りにもいろいろと習わし制約があるのです。

しかし、その多くはお墓の管理者によって

管理しやすいように設けているルール

意外に多かったとお思いになりませんでしたか。

お墓参りの基本は、お墓参りをし、

故人の冥福を祈ることにより、

現世に残されている人たちのその心を鏡のように映し出し、

その人自身の心を清め整理するといったことに

あるのではないでしょうか?

 

今度お墓参りに行かれる時、

この記事が少しでもが参考になっていれば何よりです。

 

 

こんな記事も読まれてます

-お役立ち情報, 年間行事

Copyright© 知ったか , 2024 All Rights Reserved.