パートとして仕事を始めたけど、週に
一回、フルタイムで出てほしいと相談
を受けました。
一応承諾はしたのですが…。
パートなのにフルタイムってどういう
ことなんだろう?
パートなのにフルタイムで働いて大丈夫
なのかな?
今回はその疑問を解消していきましょう!
パートなのにフルタイム?短時間パートと何が違うの?
そもそも、パートとフルタイムの違いは
何でしょうか。
簡潔にいえば、勤務時間の違いです。
パートとは、勤務時間内の一部の時間帯
で働くことを指します。
フルタイムとは、その言葉の意味通り、
勤務時間をフルで働くことを指します。
フルタイム労働者は、一般的には「正社員」
であることが多いです。
では、パートでフルタイム労働する人と
正社員とは何が違うのでしょうか?
大きな違いとして、「福利厚生」の面が
あげられます。
給与も正社員は「月給」、パートでは「時給(
日給)」での受け取りになったり、有給休暇
や産休の扱い方にも、当然差は出てきます。
言い方は悪いですが、待遇に差が出てしまう、
ということですね。
フルタイムパートで残業もあり?労働時間や賃金はどうなるの?
皆さんの経験上、正社員に限らず、残業が
あるときは勤務形態を問わずある、という
イメージがあるのではないでしょうか?
筆者にもそのイメージはありますし、実際
にそうだと思います。
残業したとして、しっかりと給与に反映され
ているのか、という点ですが、勤務時間分の
給与は当然、受け取ることができます。
しかし、パートにおいて注意したいのが、「
働きすぎ」です。
まず年収が103万円を超えると、所得税が
課税されます。
130万円を超えると、社会保険料を負担し
なければなりません。
さらに150万円を超えてくると、夫の扶養
から外れ、夫の負担する税金が上がるという
事態にもなります。
たくさん働けば給料は増えますが、いろいろ
と差し引かれる分を考えると、パートタイム
で働きすぎる、というのも考えものですね。
まとめ
ここまで、フルタイムのパートがどういった
ものか説明してきました。
自分の生活に合わせて、仕事の時間帯を選べる
のがパートタイムの良いところ!
フルタイムパートで週1日か2日出る分には、
給与面での問題もないと思いますが、パート
であまり長時間働きすぎると、結果として、
給与面で損をすることもありますし、なにより
福利厚生の面でも、同じくフルタイムで働いて
いる正社員と、大きく待遇に差が出てしまい
ます。
筆者も過去に、パートでフルタイムの相談を
受けたことがありましたが…
上記にまとめてきたように、いろいろな懸念が
あったため、丁重にお断りし、短時間のパート
勤務を数年続けたことがあります。
パートタイムの良さは、仕事以外の自分の時間
を多く持つことができるということです。
筆者は雇用形態にあまりこだわらないので、
自分の時間を多く持てるパートタイムは
とても自分に合っているなと感じていました。
パートでフルタイム出るくらいなら正社員に
なった方が断然良い、正社員になれないなら
ご縁が無かったということで他を探す!
…というのが筆者の持論です。
パートでフルタイムの相談を受けたときには、
先のことまで見据えて判断したほうが良い
ですね。
少しでもこの記事が参考になれば幸いです!