銀行などの金融機関を新しく作ろうとすると
必要なものは、身分証明書と印鑑です。
新規口座開設に必要な印鑑は、シャチハタやゴム印はダメですが、
100円ショップで売っているような安い印鑑でも問題ありません。
でも、あまり安い印鑑を銀行印として使うのは
何となく金運が下がるような気がするという理由で
きちんとした印鑑を使いたいと思う人が多いようです。
銀行印を作るときに、普通は苗字で作るものですが、
女性に関して言えば苗字ではなく、
下の名前で作った方が良いと言われています。
その理由を解説しましょう。
銀行印って大事な物!女性の場合は苗字じゃない方がいいってどういう意味?
銀行印は、口座を管理する上で重要なものです。
今ではATMを使って引出も預入もできますから、
窓口で印鑑を使ってお金を引き出すことはほとんどなくなりました。
それでも、簡単に複製できてしまうような印鑑を銀行印にするのは、
財産を守るという意味では、心細いでしょう。
認印などと同じ物を使わず、
銀行印として専用に使うものを持った方が安心です。
銀行印を女性が作る場合、
どうして苗字ではなく名前で作った方が良いのか、
それは、この国では夫婦別姓が認められていないからです。
結婚相手の戸籍に入り、
苗字も変えなければいけない決まりがあります。
未婚女性が苗字で作った銀行印を使って
口座を新しく作った後に結婚すると、
銀行口座の名義を変えなければいけません。
そうなると銀行印に入っている苗字と、
口座の名義がバラバラになってしまいます。
銀行印は自分の苗字や名前で作ったものじゃないと
使えないわけじゃないのですが、
やはりバラバラなのは違和感があります。
そんな理由から、女性が銀行印を作る場合は、
苗字ではなく名前で作った方が作り変える必要もないので、
良いと言われているのです。
女性が苗字で銀行印を作ると金運がダウンするとか、
名前で作った方がお金を貯めやすいとか、
そんな迷信的な理由ではなく、
とても実用的な理由なのです。
女性の銀行印は名前のみもあり?これならずっと使うことができる!
女の人が銀行印に苗字を使わない方が良いのは、
結婚のことだけじゃありません。
あまり想像したくない話ですが、
離婚して旧姓に戻すこともあります。
今の世の中は2.7組のうち1組が離婚する時代ですから、
自分が絶対そうならないなんて言えませんよね。
結婚する時に銀行印を作り変えても、
また戻る可能性だってあるわけですから、
名前で作れば一生使い続けることができますよね。
そもそも口座を作る時に登録する印鑑は、
文字じゃなく絵柄でもダメではないので、
苗字ではなく名前だけで作った印鑑でも全く問題ありません。
自分の財産を守るため大切なセキュリティのカギになるものなので、
ずっと使えるものを作った方が良いのではないでしょうか。
まとめ
これから銀行印を作ろうとしている女性には、
苗字を入れずに作ることをおすすめします。
自分のお金を守る印鑑なので、
イイものを作れば大切に使い続けられるのではないでしょうか。