私の娘は小学校一年生ですが、
トイレトレーニング、大変でした。
当時、私は、まだ全然トイレトレーニングをいつからやろうかな？
と考えてないうちに、母から突然、
「そろそろトイレトレーニング、始めるといいよ。」
と言われました。
その時娘は2歳前くらいだったのですが、
「えっ？もう？」というのが私の気持ちでした。
母が、言い張るので、結局始めたんですが、
それが、長いトイレトレーニングの始まりでした。
結果から言うと、早く始め過ぎたんだと思います。
友達に聞いたら、「３歳になってから始めたらすぐおむつ取れたよ。」
と言われて、私ももっと遅く始めてもよかったかな、と思いました。
娘は、3歳のときに幼稚園に入ったのですが、
まだ、完全にはおむつが取れていませんでした。
幼稚園には、おむつが取れてないと入れないと聞いていたので、正直あせりました。
でも、見学に行った時に、聞いたら、
「おむつ取れてなくても大丈夫ですよ。がんばって、トレーニングしますから任せて下さい。」
と先生が言ってくれて、すごく心強かったです。
結局、幼稚園に入ってすぐオムツは取れたのですが、
かなり長くかかってしまいました。
もちろん、トレーニングを始めてからずっとやっていた訳ではなく、
止めたり、続けたりの繰り返しでしたが。
昔は、布おむつでしたが、最近は、紙おむつを使う家庭が増え、便利にはなりました。
ですが、濡れて気持ちが悪いという感覚があまりないため、トイレトレーニングが難しいという話も聞きます。
前置きが長くなってしまいましたが、
いつかトイレトレーニングを始めたらいいのか、調べてみました。
トレーニング開始の目安
トレーニング開始は２歳後半から３歳くらい、
と言われていますが、成長の個人差があるので、
赤ちゃんの様子をみて始めたらよいかと思います。
始める目安は
１.一人で立ったり、歩いたりできる。
そうなると、脳が発達してきている証拠です。
自分が思った事を行動に移せるようになります。
２.相手の言葉が理解できて、少しお話もできる。
トイレトレーニングはお母さんと赤ちゃんとのコミュニケーションが大事です。
その為には、お母さんの言った事が分かって、
自分も「ちっち、出た。」とか２語が話せることが必要です。
３.おしっこの間隔がある程度あく。
赤ちゃんは、すぐ、おしっこが出てしまいます。
ですが、膀胱におしっこをたくさん貯めれるようになると、
おしっこをしないでいる時間が長くなってきます。
その間隔が２時間以上あくと始めてもいいでしょう。
この３つが出来たら、始めましょう。
お母さん側の気持ちの準備も必要です。
赤ちゃんとじっくり向き合ってすすめていくので、精神的に余裕がないと難しいです。
ゆったりとした気分で、取り組みましょう。
トイレトレーニング進め方のコツ
始める前に、準備しておきたい事があります。
１.トイレに関する絵本やＤＶＤ
始める前に、トイレってどんな所か、分かっておくとやりやすいです。
お母さんがトイレ行く様子を見せるのもわかりやすいです。
絵本やＤＶＤだと楽しみながら見たり聞いたりできますね。
２.補助便座やおまる
いきなり補助便座だと高さがあるので、
まずはおまるからがとっつきやすいかもしれません。
３.部屋のじゅうたんやマットはやめる
何回かおもらしをしますので、拭きやすい状態にしておいた方がいいかと思います。
できるなら、じゅうたんやマットは取ってしまったほうがいいです。
季節的には、夏に始めた方がやりやすいです。
冬は厚着をしていますから、おもらしをした時に洗濯物が増えます。
服をぬいでしばらくいても冬とは違って風邪を引く事もないですしね。
トイレトレーニングは結構、忍耐力が必要です。
最初からすんなり、できる訳ではないので、何回もおもらしをします。
その時に、忙しかったり、イライラしていると、キツく叱ってしまいがちですが、
そこはぐっと我慢しましょう。
上手におまるや便座で出来た時は思いっきりほめてあげましょう。
お母さんにほめられてうれしいという気持ちから、どんどん出来るようになっていきます。
赤ちゃんをよく観察して、おしっこが出そうな時どんな行動をするか気付けるといいですね。
例えば、ぶるっとする、とか、もじもじする等。
そのタイミングを逃さずさっとトイレに誘えたらうまくいきます。
タイミングが大事です。
なかなかうまくいかない時は、少しの間やめましょう。
焦らなくても大丈夫です。絶対出来るようになりますから。
休憩しながら、おおらかな気持ちでやりましょう。
最後に トイレトレーニングを始めるお母さんへ
始める前は、不安になりますが、絶対いつかはおむつが取れますから、大丈夫です。
赤ちゃん、それぞれ発達のスピードに個人差があるので、焦る必要はまったくありません。
赤ちゃんの体の準備が出来ていないうちに始めても、長引いてしまうだけです。
たくさん失敗して、上手にできたらたくさんほめてあげましょう。