毎年夏や秋になると日本のどこかで大雨が降りますよね?
そして、その雨が自分の知り合いの近くで降っている時って心配になりませんか?
そんな時、スマホでメールを送りたくなってしまう気持ちになるかもしれません。
その時のマナーやルールって何かあるものなんでしょうか?
あなたはどうしていますか?
どこまで親しい友人なら迷惑にならない?
あなたの親族や友人など、親しい人が台風などの自然災害にあった場合は、
大急ぎで駆け付けてあげるのが一番の助けになることでしょう。
けれども、場所が遠すぎるなどの理由で現地へ行けそうにない場合などの時はメールや手紙、
あるいは可能なら電話で連絡することもあるでしょう。
もしも仮に、あなたの友人が住んでいる地域で台風などによって大きな被害があった場合に、
どの様に対応をすべきでしょうか?
今日では、スマートフォンなどが普及したおかげで簡単に連絡が出来たり、
様々な情報を受け取ったり発信したりすることが出来るようになりました。
もし、その被害にあった人が、級友であったり、会社の同僚、部下、上司だったり、
親戚や親族なら援助に行っても迷惑にはならないでしょう。
逆に助けてもらってありがたく思われるかも知れません。
◆あなたの友人が住んでいる地域で自然災害により被害が起きたらどうしますか?
何らかの災害で友人の住んでいる地域が被害にあっていると分かった時には、
できうる限りの援助をしてあげたいと思いますよね。
そんな時に最初にすることと言ったら、まず安否の確認でしょう。
その時その場面によって、被害地の状況がよくつかめないこともあるのではないでしょうか?
被害が生じたと予測できるときは、テレビやラジオ、ネットや被災地の役所などを経由して
情報収集します。
最近では、スマホや携帯電話等便利な通信機器がありますが、
早急に電話やメールで連絡しようとすると、回線の混雑により通信できないこともあるので、
それらの機器を過信しない事に注意しておいたほうがよいでしょう。
◆被災した友人にメールは送るべきか?
メールを送ること自体は決して不正解ではありませんが、
先に述べたようにそれらの機器の過信には注意する必要があります。
状況を把握しているが、すぐに現場へ駆け付けられない時は、簡単なお見舞いのメールをして
おくとよいでしょう。
人によってはメールを送ると不快に感じるという方もおられるようなので、
その点は注意するようにしましょう。
以下でメールでお見舞いをするときの文例を一つ提案して見ます。
◆メールでお見舞い文を送信する時の文例
いざとなって自分の友人が住む場所で被害が起きた時に、
迷惑にならないメールはどのようにして送ればいいのか分からないかと思います。
そこで、メールでの文例を紹介してみます。
件名:①台風の被害、心よりお見舞い申し上げます。②早急の復旧を心よりお祈り申し上げます。
○○さんへ/君へ
(自分の名前)です。/でございます。
(昨日/昨夜など)の台風が(友人の名前)の住んでいる所を直撃して、
大きな被害にあったよう(ですけど/だけど)、
(友人の名前)の家は被害はありませんでしたか?
もし、何か、(自分/私/僕/俺)にできることがあるのだったら、
遠慮なしに言って(くれ/くださいね)。
(友人の名前)の家は大きな被害を受けたようで復旧は大変ですが、
一日も早く平穏無事な生活を送れるように心から祈っています。
いろいろと大変だろうと(思うけど/思いますが)、
(私/僕/俺)も応援して(いるから/います)。
取り急ぎ、お見舞い申し上げます。
以上のような簡潔な分にして送るのがよいでしょう。
メールでメッセージを送る際の参考にしてみてくださいね。
相手が不快にならないメールのタイミングと内容とは?
これまでに、自分にその意図はなかったのに、相手には「不快」と取られてしまったことを
経験したことは誰しもがあるでしょう。
それに、災害により被害を受けたようなケースなどでは、
特に微妙で細心の注意を要する問題なので気を付ける必要がありますね。
そこでもう一度、「心遣いとは?」の意味を振り返ってみたいと思います。
心遣いを辞書で調べると…。
① あれこれと気を配ること。心配り。配慮。「温かい心遣い」
② 祝儀。心付け。
と出てきます、まずは参考としてください。
私の場合は様々な場面局面で心配りが足りなかったなぁと思い至ることが多々ありましたね。
◆災害によって被害を受けた相手への心遣いとは?
友人のその時の環境や立場などにもよりますが、すぐさまお見舞いのメールを送ります。
次に、被害を受けた友人などの家が比較的距離が近い場合は安全な場所へ避難して
休憩ができるように部屋を提供したり、
子供がいる場合は預かるなどして先方の状態や希望に気を配って、
その場に応じて対応してあげることが肝心です。
災害は現在ではまだ予測不可能であり、「肉親」「近親者」「友人(知人)」の不幸や
家屋が消失したりするなどで、被災者の精神的な痛手は想像を絶するものになります。
「お見舞いで尋ねる時にはメールではあまり立ち入る話は避けるようにし、
立ち直りに向けて手を貸すという姿勢を示すのが一番の心遣い」になると思います。
被害状況に応じて見舞品を送るのも心遣いとして良いと思われます。
次に一例として、災害見舞品を紹介します。
◆災害見舞品の一例
食品
飲料水、インスタント食品、レトルト食品、缶詰類etc.
衣料品・衛生品
救急箱(消毒薬、ガーゼ、包帯、ばんそうこう、風邪薬、胃腸薬、ハサミ)、生理用品、
洗面用具、石鹸、シャンプー、リンスなど…
衣料品
毛布、下着、靴下、タオルetc.
その他
コンロ、食器類、ティッシュペーパー、軍手、ひも、ライター、懐中電灯、電池、
筆記用具などetc.
これらはほんの一例です。様々な状況で必要なものも変わるので、
できる事なら先方の要望を聞いてみるというのも方法として良いかもしれません。
基本的には災害見舞いにお返しは無いという事もここで言っておきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
災害はいつやってくるか分からないものです。
もしあなたの知り合いが、大雨などの災害にあった時は他人ごとで済まされません。
もしかするとあなた自身がその立場になるかもしれないのです。
そんな時のためにも、災害時の被害者への連絡の取り方、マナーについて
しっかり理解しておきましょう。