喪中のお正月は難しいしきたりがありそう!!!
非常識な事をして恥をかきたくない!
お正月の正しい過ごし方を教えて!
故人を偲ぶ気持ちが一番ですが、
周りから非常識と思われないように行動することも大切です。
喪中のお正月の過ごし方について、正月飾りや神棚、おせち料理などはどうすればいいのでしょう?何がよくて何がダメなのかご紹介します。
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喪中の時の正月飾りのマナー
喪中のお正月は玄関飾りや門松、鏡餅などの正月飾りは控えるのが一般的です。
喪中とは不幸があってから13ヶ月の間ですので、不幸があった次のお正月は正月飾りは控えます。
しかし忌明け後(神道でいう50日祭過ぎ)であれば、喪中であってもお飾りをしても良いとする考えが正しいと言う意見もあります。
この辺は見解が分かれるところですが、
喪中の間は控えるという考えが一般的です。
ご自分のお考えが一般論と異なる場合もあるかと思いますが、正月飾りはご近所など他人の目にも触れますから非常識と感じる方もいることも考慮した方がいいでしょう。
自分は常識的なつもりでも、
他人には非常識と見える場合もあります。
特にこだわりがなければ、
喪中の間は正月飾りは控えられたほうが良いと思います。。
神棚封じの方法
神棚封じとはご家族が亡くなった際、 死忌にそまっていない他者(第三者)の手で神棚を白い半紙を貼って封印し、死忌が及ばないようにすることです。
これは、ご家族の死により気を落とす(気枯れ・・けがれ)が神棚に入り込まないように封印するという意味を持ち、四十九日あるいは五十日祭を終えて白紙を外すのが一般的です。
神棚封じの間は、お神酒などの供え物や神棚の扉を閉じ礼拝もひかえます。
神棚封じの封じ方は簡単で、神棚の扉を閉じ、白い半紙で神棚の正面を隠します。
白い半紙は、しめ縄に、テープや糊などで張り付けて固定するか、しめ縄がない場合などは、神棚の扉の前に来るように半紙を貼ります。
また、神棚封じをするときに白い半紙などを貼る場合は、決してピンなどの針のついたものを使わず、糊もしくはテープのようなもので止めたほうが良いでしょう。
神棚封じを家族の手で行なわれている場合もあるようですが、第三者にお願いして封印してもらうのが一般的です。
おせち料理に関しても、宗教や地域、家の風習によってまちまちと言うのが基本です。
喪中に限らず、家や地域によって異なる風習や文化はありますよね。
貴方の暮らす地域でどう受け継がれているかという事を知ることも大切です。
おせち料理の概念として、基本的に祝い料理なので服喪中は避けた方が良いという説もあれば、主婦がお正月にばたばたしなくて済む様に料理を先作りしたという説もあります。
昔は、お正月にはほとんどの商店が休みになり、冷蔵庫が無いという事情もあったからです。
ただ、紅白のものや鯛などは慎むべきでしょう。
あと、重箱には盛らない、日中のお屠蘇は控える、祝い箸でお雑煮を食べないなど、故人を偲ぶという意味で自粛するのが望ましいでしょう。
まとめ
喪中のお正月の正月飾りや神棚、おせち料理ついてご紹介しました。
しかし、こういったしきたりに地域によっては違う事もあるかと思います。一般常識もよその土地では非常識になることもあります。
紹介したものもあくまで一般論ですので周りのしきたりにこだわる方に聞くことも必要です。
もし周りにそういった方がいないのであれば、逆にご自分の気持ちで行動していいのではないでしょうか。
ただし神棚に関しては神様を祀っているものですから、失礼のないようにしましょう。
また家内では自分の気持ち次第でいいですが、外に対しては非常識と思われないようにある程度一般的な行動をするのが賢明だと思われます。