客先にお年賀タオルを贈ろうか悩んでいる会社の担当者は一度ご覧ください。
12月に入ると仕事もますます忙しくなってくる時期ですね。
今年中にしておかなければならないこと、そして年始の準備。ゆっくりと一年をふりかえる暇もないほどの慌ただしさを感じるころかと思います。
年始といえば、ご挨拶に欠かせない「お年賀タオル」。年頭の御挨拶に来る取引先からいただくことも多いでしょう。そして自分の会社でもそろそろ用意をしておかないと、と思う頃ではないでしょうか?
何気なく毎年いただいてはいるものの、実際こちらから贈る必要があるのか?または贈ったほうがいいのか?など考えてしまう方もいるかもしれません。経費もかかるし、どれくらい用意すればいいのか担当者としては、悩むところでもありますよね。
そこで今回は、「お年賀タオル」についてご案内したいと思います。
そもそも「お年賀タオル」とは?そして贈る必要があるのかについて触れてみます。
年始の準備の参考にしてみてくださいね。
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お年賀タオルとは?
ではそもそも「お年賀タオル」とは?ということから。
毎年年始になんとなくいただいているだけで、その意味や由来についてわからないという方も多いのではないでしょうか?
「お年賀タオル」とは、もともと江戸時代に歌舞伎役者が手ぬぐいを御贔屓のお客に配ったことが始まりと言われています。
家紋を入れたりデザインしたもので染めた手ぬぐいを、年始のご挨拶として持参し、配っていたもの。それが現在では、会社がご挨拶に使うようになり、また手ぬぐいから実用的なタオルへ変わっていったということです。
始まりは歌舞伎からというところも興味深く、また意外と歴史も長いのですね。
そして歌舞伎役者の手ぬぐいが、「お年賀タオル」として一般的に広がったのが、明治時代からと言われています。
小売店業者が馴染みのお客様に対してお礼の意味を込めたご挨拶として正月の三が日に、お客のところへタオルとともに出向いてご挨拶をしていたとのこと。この習慣が現在では企業の間で行れ、一般的になってきたということです。
一年の始まりに日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを込めてご挨拶する、という日本らしい心遣いの習慣が今もずっと続けられているのは素敵なことですね。
お年賀タオルを渡す時期
「お年賀タオル」を渡す時期ですが、仕事が始まって松の内までの間に行うのが一般的と言われています。
(松の内は地域によって異なり、7日、または15日というところもあります。)
ただし、現在では企業によって仕事始めも様々。年始のご挨拶ということで、特に日にちにこだわらなくてもいいでしょう。ですからたとえ松の内を過ぎたとしても、年始のご挨拶に伺うのなら、必ずお持ちしましょう。
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「お年賀タオル」はやはり必要
日頃お世話になっている方、企業へ、感謝の気持ちを込めて、また、今年もよろしくお願いいたします。ということを、改めてご挨拶できる年始の機会でもありますので、やはり「お年賀タオル」とともに気持ちを伝えたいもの。
今後の仕事もスムーズに運ばせるための年始のマナー、しきたりとして行って欲しいですね。
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