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元旦に洗濯したらだめって本当?意外と知らないお正月のタブー!

投稿日:2018年11月14日 更新日:

結婚して夫の両親と同居する場合、
両家の習慣の違いで驚くことは多いですよね。

初めてのお正月に、
洗濯物を干したら怒られた!

なんて経験はありませんか?

一方的に言われて、なんとなく釈然としない
お嫁さんのために、お姑さんのいう
お正月のしきたりについて調べてみましょう。

 お正月に洗濯をしないのは普通なの?
 どうしてお正月に洗濯してはいけないの?
 お洗濯以外にも、お正月にやってはいけないことはあるの?

えっ元旦に洗濯したらダメなの!?お正月にはタブーがあった!

日本には古くから、お正月は家事をしない
という習慣があります。

お正月は、お洗濯や炊事などの家事を
休む習慣を今も守っている家庭は多いです。

それは、お正月くらい女の人を休ませてあげよう
という親切心からなのだと思っている人が多いですね。

でも、よく調べるとそれだけではないようです。

お正月に家事を休む習慣
平安時代からあって、元旦から小正月までの期間は、
水やカマドを使わないようにしていました。

水を使わないのは、福を洗い流さないため
炊事をしないのは、かまどの神様を休ませるためでした。

おせち料理を作る習慣や、
お風呂に入らないことも、
同じ理由からなのですね。

でも、小正月は、1月14~16日だから、
約二週間もお風呂に入らないことになります。
今では考えられないですよね。

だから、せめて元旦だけは家事をしないように決めて、
昔からの習慣を守っているということなのです。

意外とあったお正月のタブー!いつからやってもよくなるの?

お正月は、洗濯や煮炊きをしない以外に、
お掃除や布団、買い物、むやみに出歩かないなど、
いろいろタブーとされることがあります。

お正月早々から家事で動き回ると、
一年中家事に追い掛け回されるなどとも云いますね。

また、お掃除や布団干しをすると、
せっかく家の中にお迎えした福が逃げるとか、

お金を使うとその年、
財布からお金が出っ放しになるとか言います。

ただし、お賽銭だけは例外だそうです。

だからでしょうか。
私が子供のころは、どこのお店も皆休んでいました。

それが今では、元旦から初売りで
福袋が山のように積まれているんですから、
お正月の風景もずいぶん変わったものです。

私の子供のころは、元旦は家にいなさい
親に言われたものです。

それにも理由があって、
お正月には、邪気や悪霊も紛れ込むので、
それらに取りつかれないため
家で静かに過ごす方がいいということでした。

今は、そんなことを云う人はいませんよね。
むしろ、元旦は航空運賃が安いからと
狙って出掛ける人がいるくらいです。

まとめ

まとめると、お正月にタブーとされていることは、

 洗濯
 お風呂
 かまどの煮炊き
 お掃除
 布団干し
 むやみな外出
 お賽銭以外の買い物

これらのタブーは、いつまでかという疑問が残りますね。

昔は、小正月まで止めていたのかもしれませんが、
現代では現実的ではありません。
せいぜい元旦までではないでしょうか。

もし、お姑さんが元旦だけお洗濯をしないように
というなら、二日からOKですし、
もし、三が日はダメだというなら、
それに従ったらいいと私は思います。

それから、昔と違うなあと思うことがもう一つあります。

子供のころ、お正月に着物を着る人が多かったと思います。

どこかに行くわけでもないのに、
家族そろって良い服を着て、
かしこまって新年のあいさつをしていましたね。

なんだか懐かしい記憶がよみがえってきました。

そんなきちっとしてお迎えするお正月も、
なかなかいいものですよね。

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