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年賀状を出した後に喪中ハガキが!こんな時はどうすればいいの!?

投稿日:2018年9月28日 更新日:

年賀状の礼儀作法って意外に難しいことも多いようです。
特に、年賀状を出し後で喪中の葉書が来てしまった場合、
今更「返してください!」なんて、郵便局に相談に行くわけにもいきません。

そんな時、一体どうすればいいのでしょうか?
そこで今回は、そのような時の対処法を提示していきたいと思います。

年賀状を出した後に喪中のハガキが!投函後の年賀状って取り戻せるの?

例えば、12月15日に年賀状を投函して12月20日に喪中のハガキを受け取った時などは出した年賀状を取り戻したいですよね。

また、年賀状以外のトラブルとして、
「請求書を間違えて入れてしまった」
「一度に2か所出したが互い違い郵便物を入れてしまった」
「現金を入れてしまった」などの場合があります。

その際請求できるのは本人と確認された差出人からだけが可能であり、受取人からは出来ないことになっています。
年賀はがきはポストで回収後に探すのは難しいので、配達局で探します。
そして投函後の年賀状を取り戻す場合には「取り戻し請求」が可能です。
「取り戻し請求」とは、既に出した郵便物を配達前の場合は差出人に戻すことが可能である。というものです。
「取り戻し請求」以外には「あて名変更請求」「代金引換取消請求」「代金引換金額変更請求」「配達証明請求」などがあります。

取り戻しをする時の経過
<ポストに投函したすぐ後(取り集め時間前)・もしくは当日>
1.ポストに記載されているポスト番号(場所・目標)と収集担当郵便局を確認した後に電話する。
2.ポスト番号(場所・目標)を電話口で伝え、そして郵便物の差出人・宛先や細かな特徴を詳しく伝える。その際、封筒のサイズ・色・特殊扱い郵便・貼られている切手の色や枚数などが分かっていると見つかりやすいです。
3.連絡先を伝えておくと、収集担当者が帰局した後に内務の担当者が当該郵便物を探し、その結果が電話で伝えられます。
4.当該郵便物が発見された時には、その日に郵便局窓口に行って「取り戻し請求書」を提出します。
発見されなかった時、配達支店に於いて検索を依頼するにはその日に郵便局窓口に行って「取り戻し請求書」を提出します。
郵便物が発見され、すぐにでも窓口で受け取りたい場合には、電話を貰った郵便局に営業時間内に取りに行きます。
郵便物に記載されている差出人の住所に返送してもらいたい場合には、最寄りの郵便局の営業時間内で指定の時間まででもOKです。

<窓口で郵便物を出した時>
1.郵便物を出した郵便局を確認して電話する。
営業時間が終わった後あるいは発送した後なら「ポストに投函した時の場合」に準じます。
2.郵便物が見つかった場合には、当日の内に郵便局窓口に行き「取り戻し請求書」を提出します。

<当日の窓口営業の終了後あるいは郵便局を発送後(翌日以降を含む)>
1.配達を受け持つ郵便局に電話します。
2.郵便物の差出人・宛先やそのほかの特徴を詳しく伝える。
記録されている郵便物ならば問い合わせ番号と郵便物の種類を。無記録として扱われる郵便物の場合は、それを出した場所(ポストか窓口)。
時間や大きさ(封筒の型)、色、特殊扱い郵便、貼り付けられている切手の色とその枚数が分かると探すのがより易しくなります。
3.連絡先を担当者に伝えておくと、当該郵便物を探した結果の電話を掛けてきてくれます。
4.郵便物が発見された場合、すぐさま郵便局窓口に行って「取り戻し請求書」を提出します。
発見されない時、配達済である時はその結果の連絡が来ます。
翌日以降の調査を依頼したい場合は「取り戻し請求書」をなるべく早く窓口で提出します。

喪中ハガキの相手にお詫びを!電話で連絡して年明けに寒中見舞いを!

喪中だとは知らずに年賀状を出した。
或いは、年賀状を出したその後に喪中のハガキを受け取ったか訃報を聞いた。
このような時にはどのようにすれば良いのでしょうか?失礼に当たらない方法はないのでしょうか?

ケース1.まだ年内で年賀状が先様に届いていない場合

・最初に、お詫びの電話連絡を行いましょう。
・年が明けた後に(1月8日以降、関西は1月16日以降)、お悔やみとお詫びを同時に示す寒中見舞を出してください。

ケース2.年が明けた後に、寒中見舞いで喪中の知らせを貰った時

・お悔やみとお詫びを同時に書いた寒中見舞いで返信してください。

ついでながら、寒中見舞いは、小寒と大寒の間に送る挨拶状なので、松の内(関東では1月1日から1月7日、関西では1月1日から1月15日)が明けた、1月8日(関西は1月16日)から2月4日頃までに先方に届くように出してください。

しかし実のところ年賀状を喪中のお宅に送ることは特にタブーであるという事は無いようです。
喪中のハガキは「喪に服しているので私共は新年の挨拶を控えさせて頂きます」という事を意思表明をしているだけで、「年賀状を送ってこられると困ります」と言っているわけではないのです。であるからして、年賀状を出してしまった後は上記のようなフォローをしておけばよいのです。

まとめ

出してしまった年賀状を取り戻すのは少し厄介かもしれません。いずれにせよ、「取り戻し請求」を提出しなければならないという事があるでしょう。また、喪中のお宅に年賀状を出してしまった場合は、お詫びの電話や寒中見舞いでのフォローが出来るという点がポイントになると思われます。もしあなた様がこのような事に遭遇した時に、この記事がお役に立てれば何よりです。それではこれで失礼いたします。

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