おせち料理で新年を感じることは素敵です。
しかし、最近では、おせち料理がおいしくないと考える若者が増えています。
ここでは、おせち料理が嫌いな理由などを調べていきましょう。
お正月といえばおせち料理!でもおいしくないって思う人が増えている!?
お正月に食べるおせち料理、まさに日本の伝統です。
しかし、正直、おせち料理がまずいと思っている人が増えてきています。
全体的にも甘いし、味も濃いので、すぐに飽きてしまうからです。
小さい頃は、母が年末にかけて家庭で手作りをしていました。
しかし、最近では、百貨店やホテル、スーパーなどでおせち料理を購入することが多くなりました。
それに伴い、お正月におせち料理を食べない人が増えてきています。
そして、お正月も仕事があるなどで、自然とおせちになじみがなくなっていることも考えられます。
作る側も、残ってしまっては、作りたくなくなります。
おせちを作る人も、手作りは少なく、ほとんどは買ったものを詰める人が増えてきています。
おいしいから作るというよりは、お正月の行事だから作るという理由です。
だから、大しておいしくないおせち料理って必要なのか、感じる人も増えてくるのです。
おせちは、もともと女性が台所仕事をしないよう考えられた保存食が始まりです。
保存食が目的なので、まずくても当たり前です。
おせち料理は、今では、縁起物、正月気分を味わうためだけにあるようです。
つまり、お正月が来たから、おせち料理を食べる風習を行っているだけです。
作るのは作るけれど、何日も食べないという人も増えています。
おせちがおいしくない理由って?若者のお口に合わないの?
なぜ、おせち料理が嫌いなのか、理由をあげていきましょう。
理由①子供が好きな食材が入っていない。
味も和風なので、好きではない。
理由②おせち料理は味が濃く、毎回同じものを食べないといけないので、すぐに飽きてしまう。
理由③全体的の味が甘ったるく、同じような味付けばかり。
ご飯抜きなので、食べた気がしない。
理由④作るのに手間もかかるし、値段もけっこうする。
その割に美味しくない。
理由⑤注文して買ったおせちも見た目が豪華なのに、味が偏っている。
味が薄くておいしくない。
理由⑥おめでたく縁起の良い料理とは分かっているが、特に好きなものがない。
理由⑦基本的に好みでない食材が多い。
何段にも重ねているが、結局食べられる食材が少なく必ず残る。
理由⑧冷たい料理のイメージが強くて、好きになれない。
そして、糖分と塩分も多い。
おせちの代わりに食べたいものは?
おせちを食べなくても、お正月には豪華な食事をしたいものですね。
どんな食事をしたいかというアンケートを行ったところ、第1位はお寿司になりました。
お寿司は、日本食の代表で、豪華なイメージがありますね。
2位以下については、すき焼き、鍋、カニ、焼肉となりました。
お刺身の盛合せなども多いようです。
洋風のオードブルも人気があります。
どれも、豪華ですね。
おせちに飽きたら食べたくなるのが、ラーメン、カレーだそうです。
おせちが甘いので、こういうものが食べたくなるのかもしれませんね。
今流行りのおせち料理の中身は?
伝統的なおせち料理ではありませんが、おせち離れの若者向けに斬新なものも増えてきているようです。
その一例をご紹介したいと思います。
●ローストビーフ
見た目が豪華です。洋風の肉料理ですので、お子さんも食べやすいです。
●高級ハム
見た目や色もきれいなので、ローストビーフと同じく、 洋風おせちの一品として増えてきています。
●合鴨スモーク
さっぱりとしたヘルシーさは女性にも大人気。
食欲もそそりますので、最近では定番として増えてきています。
●テリーヌ・ミートローフ
最近では、鮭と野菜のテリーヌや野菜をふんだんに使用したミートローフなどがあります。
カラフルで、お正月を盛り上げてくれますね。
おせち料理のあまり食材を使った、アレンジレシピは?
味付けを少し変えるだけで、おせち料理で余った食材を使ったアレンジレシピの一例をを紹介したいと思います。
●かまぼこの卵とじ
余りがちなかまぼこですが、賞味期限も早いです。
お手軽料理で、ご飯のおかずにもピッタリに!
材料(2人分)
カツオ出汁……………………………………1カップ
醤油……………………………………………小さじ2
みりん…………………………………………小さじ2
酒………………………………………………小さじ2
かまぼこ(短冊切り)…………………………60g
卵………………………………………………2個
三つ葉…………………………………………1/4本
作り方
カツオ出汁と醤油、みりん、酒を鍋に入れ、中火にかけます。
沸騰後かまぼこを加えて1分ほど煮ます。
そこに卵を入れ、蓋をして1分煮て、火を止めて2分蒸らせます。
お好みで三つ葉を散らして出来上がり。
●黒豆マフィン
煮込んで余ってしまった黒豆。
少ない材料でお手軽に作れるスイーツレシピです。
材料(6個分)
バター…………………………………………60g
砂糖……………………………………………40g
卵………………………………………………2個
ホットケーキミックス………………………200g
牛乳……………………………………………50ml
黒豆……………………………………………100g
作り方
バターを柔らかくして、泡だて器でクリーム状になるまでよく混ぜます。
砂糖を2回に分けて加え、白っぽくなるまで混ぜます。
それに、溶き卵を少しずつ加え、しっかりと混ぜます。
その上からホットケーキミックスを半分加えて混ぜ、粉っぽさがなくなったら、牛乳を加えて混ぜます。
残りのホットケーキミックスと、黒豆を入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜます。
生地をマフィン型に流しいれ、180℃に予熱したオーブンで20~25分焼いて出来上がり。
●栗きんとんプリン
栗きんとんを大きめのパックで買ってしまいました。
栗きんとんの餡の部分を利用して、マロンプリンを作りましょう。
材料(2人分)
栗きんとん……………………………………35g
牛乳……………………………………………1/3カップ
卵………………………………………………1/2個
砂糖……………………………………………小さじ2
生クリーム……………………………………小さじ4
砂糖……………………………………………小さじ1と1/3
栗きんとん……………………………………2個
作り方
栗きんとん35g、牛乳1/3カップ、卵1/2個、砂糖小さじ2をミキサーにかけ、耐熱の器に濾しながら注ぎます。
その容器にアルミホイルをかぶせ、蒸し器で約20分蒸し、粗熱が取れたら冷蔵庫で1時間ほど冷します。
残りの砂糖と生クリームをボウルに入れ、氷水で冷しながら泡だて器で泡立てます。
容器のアルミホイルを取って、泡立てたホイップクリームを乗せ、栗を飾って出来上がり。
まとめ
日本の正月に食べるものは、やはりおせち料理。
しかし、最近ではおせち離れが進んでいます。
ここでは、おせち料理が嫌いな理由などを調べましたが、いかがでした?
おせち離れが進んでも、日本の風習は、ぜひ残ってほしいものですね。