日本そばと茶そばですが、日本そばは、たまに食べるので何となく分かりますが、茶そばに関しては食べたいと思うことがないというか、そば好きの方にこんなことを言うと怒られるかもしれませんが、私は食べた記憶すらないです。
実際、日本そばと茶そばの違いって良く分からないですし、詳しく知っているという人に会ったこともありません。
そこで今回、日本そばと茶そばの違いを調べてみようと思いました。
また、そばアレルギーの人に向けて、
茶そばはそばアレルギーをお持ちの方でも
食べて良いのかなど、取り上げたいと思います。
茶そばと日本そばの原料の違い
日本そばって?
日本そばは、更科粉と小麦を合わせて作るノーマルな蕎麦です。
お店によっては、更科粉の分量を変えるところもあって、10割・8割の蕎麦もありますね。
全国にいろんな種類の蕎麦があり、
岩手わんこそば、大根そば、瓦蕎麦、信州そば、出雲そばなどがあります。
茶そばって?
茶そばは、更科粉と小麦粉を合わせるのに加え、抹茶を加えるようです。
ノーマルな蕎麦は蕎麦の香りを楽しむのに対して、茶そばは抹茶の香りを楽しむようです。
ここまで読み進めてもらうとわかると思いますが、日本そばと茶そばの決定的な違いは、蕎麦粉にお抹茶の粉末を入れているか、そうでないかの違いです。
茶そばはそばアレルギーでも大丈夫なの?
ここまで読んで頂いてお分かりだと思いますが、残念ながら、茶そばにも蕎麦粉が入っていますので、そばアレルギーの方は食べない方がいいでしょう。
しかし、茶そばにも蕎麦粉を含まず作っているものもあるようで、それに関しては、そばアレルギーの人でも食べられるようです。
ただ、茶そばが蕎麦と同じ工場で製造されていると、茶そばに蕎麦の成分が入ってしまいますので食べると非常に危険です。
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雑学として・・・
蕎麦の歴史はかなり古く、
高知県から9000年前に蕎麦の花が見つかったことが分かっています。
最初は塊の形で食しており、現在のつるつるしたコシのある細い麺の形になるまでには何千年とかかっているようです。
それ以外にも、さらに美味しくさせようと、
蕎麦にお茶を混ぜて茶そばにしたり
面白い発想ですよね。
残念なお知らせとして・・・
蕎麦アレルギーをお持ちの方は、
茶そばの成分表を見て蕎麦粉が入っていなくても要注意です。
本当は茶そばにも蕎麦粉は含まれていることが多いんです。
蕎麦アレルギーの方は、茶そばでも安心してはいけません。
もし、茶そばを安心して食べたいのなら、成分表に蕎麦粉が含んでいないかつ製造元で蕎麦を扱っていない商品に限られてきます。
勝手な判断で口にすると、命に関わることもありますので、十分に気をつけて下さいね。
最後に
いろいろ調べた結果、残念ながらそばアレルギーの方に関しては、茶そばは食べられない、食べない方が良いということが分かりました。
お蕎麦には、日本に根付いた長い歴史があるのでできればアレルギーなど気にせずみんなが口にできたらと思いますが現状ではなかなか難しいようです。
近い将来・・・
誰もが安心して美味しく食べられるお蕎麦や茶そばがスーパーやコンビニで入手できる時代が来るといいですね。