お子さんを持つと様々なイベント行事があり、
家族でお祝いをする機会がありますよね。
クリスマスに誕生日、となればプレゼントを買ったり、
端午の節句、ひな祭りなど子供の成長をお祝いしていくことで
親としてもその責任を果たせていることを実感するとともに、
日々成長していく子供を見守れる喜びをひしひしと
感じられるもの。
子供の成長と言えばもう一つ、七五三がありますね。
七五三も一大イベントの一つと言っても過言ではないかも。
と言うのも、神社に行ってお参りをするというだけではなく、
綺麗な着物、袴を着せてあげて写真を撮るということを
ほとんどの親御さんが行っていることと思います。
せっかく写真を撮るのだから写真館へ行って、
特別なシチュエーションにふさわしい、そしてプロの腕で
記念に残るものを撮ってもらいたいですよね。
と、思うのは簡単ですが、
これには何かとお金がかかるということもよく聞きます。
また、七五三でかかるもののトップといったら写真撮影代に
なります。
今回がお子さんお初めての七五三だとしたら、
一体どれくらいかかるのか、そして周りはどれくらい
使っているのか相場も知りたいところ。
そこで、七五三で使うお金について調べてみました。
まずは写真代です。
大きなフォトスタジオで写真撮影をお願いすると、
相場として50,000円から60,000円ぐらいになります。
その内訳料金は、
- 撮影料金 約3,000円
- オプション商品代金 約24,000円
(約8,000円のアルバムを3冊の場合)
- プリント料金 約36,000円(約6,000円の四切写真×6枚)
- 撮影データ料金 CD作成費用として500円
になります。
大きなフォトスタジオの場合、衣装や着付けも
撮影料に含まれていることが多いので、着物を購入したり
ヘアメイクを他に頼んだりということはしなくても
一箇所でトータルに済ませることができます。
基本的な料金システムは撮影料3,000円に商品代が
プラスされることになります。(アルバム、プリントなど)
写真データも別途で購入することになります。
そしてオプション料金として、例えばこのようになります。
- プリント四切
(A4コピー用紙ほどのサイズ)1枚につき約5,000円から6,000円 - アルバム 1冊につき5,000円〜10,000円
- 台紙 6,000円から(1面台紙に四切写真を1枚の場合)
例えば、四切サイズの写真が2枚入ったアルバムを
3冊注文した場合。
- 撮影料3,000円
- アルバム3冊23,400円
- 四切写真6枚35,400円
合計 61,800円(税抜)
となります。
驚くほど高いですよね。
でも、購入の仕方で値段もだいぶ変わってきます。
多くの人が購入するのが、台紙付きの四切や六切写真。
アルバムやフォトフレーム、データCDなども人気ですが、
この中から必要なものだけを購入するという形にすると
予算を抑えられます。
事前に予算を決めて、
どの商品を購入するかを決めておくといいでしょう。
その他、少しでも安くということをポイントにすると、
早割特典、キャンペーンを利用することです。
七五三は10月から11月。
特に11月15日前後は混み合います。
そのため写真館の方でも早割キャンペーンと題して、
混み合う前に多くの方に、お得な価格で写真を撮ってもらいたい
ということから、大手の写真館で行っています。
こちらの情報も早めにチェックしておくといいですね。
混み合う時期に慌てて撮るよりも、
じっくりと計画を立てられるのでおすすめです。
早めに写真だけを撮っておけば、七五三の時は
家族でお参りをして、のんびり食事にでも出かけて、
なんてこともできますね。
七五三はお祝いの仕方で金額も大きく変わります!
七五三で一番お金がかかる写真についてご紹介しましたが、
その他にどんなことにお金がかかるのでしょうか?
- 神社での祈願代
- 母親、本人衣装代
- 母親、本人の着付け、メイク代
- 祖父母の交通費、宿泊代
- 食事代
などです。
自分にかかるお金のことを忘れがちですが、
実際自分が着る着物、着付け、メイクなど意外とかかるものです。
そして両親が遠方に住んでいる場合の旅費や宿泊代などとなると
相当なお金がかかります。
ご両親が来る場合、お祝い事として援助してくれることも
あるかと思いますが、それがどれくらいになるのかも
予想がつかないこと。
ご両親も手ぶらで来るということはないと思いますが、
期待しすぎの金額を予算に入れることはしない方が無難です。
ここで予算を抑えるには、着付けが必要な着物ではなく
洋服にする、ヘアメイクは自分でするということで
抑えることができますね。
またお子さんが二人以上いる場合は、
一緒に七五三をお祝いするというご家庭も多いようです。
年の差があるようでしたら難しいですが、
そもそも七五三は数え年で行うものとされてきました。
でも最近では満年齢で行ったり、数え年と満年齢の兄弟姉妹で
一緒にすることも多いようです。
これなら一石二鳥です。
子供が一番喜ぶお金の使い方をしよう!
七五三の主役はお子さんですよね。
まずはお子さんが喜ぶ形で準備をしていくことを
メインにしていきましょう。
と言っても、まだ小さいお子さんは
七五三の意味もよくわかっていないかもしれませんが、
主役のお子さんが楽しめるもの、
例えば好きな食べ物を用意する、食べに行くなどでもいいですし、
テーマパークに行って思い切り遊ぶ、でもいいですし、
思い出に残るようなことをしてあげましょう。
そしてたくさん写真を撮って残しておくようにすると
いいのではないでしょうか?
写真は唯一過去を見られるもの。
大きくなってからこんなこともあったんだ、とか
意外と親も覚えていないことを子供が覚えていて
話してくれることもたくさんあるものです。
スマホにはそんな写真がたくさん残っていると思いますが、
そのままという方も結構多いですよね。
ぜひアルバムにまとめてお子さんの成長の歴史を
作ってあげるといいでしょう。
そのうちやるから、と思っていてもなかなかできないもの。
七五三をいいきっかけにしてみては?
素敵な思い出を作りましょう
一番自分たちに合ったプランで七五三をお祝いしましょう。
スマートにお金を使えるように、
事前に情報チェックをしておくことは大切ですね。