秋も深まってくると七五三ですね。
お子さんがちょうど七五三を迎えるというおうちでは、準備も大変になってきますね。
そもそも七五三は、というところにちょっと触れてみると、七五三は、子供が3歳、5歳、7歳になる年に子供の成長と、無事に育ったことをお祝いするというイベント。
家族で行なう行事ですね。
年齢は「数え年」で行うのが一般的。
でも最近では、満年齢で行うご家庭もあるようです。特に3歳の七五三は、数え年齢では、まだ2歳。
七五三には、神社にお参りに行ったりというのが一般的ですが、そうなるとまだ小さすぎるなという考え方から満年齢で行うことにしているご家庭もあるようです。
七五三のお参りに神社へ行く時にどんなことをするのか、どんなものを用意するべきなのかというと、普通に神社へ行ってお賽銭を入れてお祈りをする、
というパターンと、本格的に御祈願、参拝を神社にお願いするというのがあります。
神社によっては早めに予約が必要なところ、また日程によっては予約をしなくても大丈夫というところもあるので、行きたい神社に確認してみるといいですね。
神社のホームページで詳しく説明されています。
御祈願をお願いする場合は、特別なお参りになるのでお金を用意します。
では一体いくらなのかというと、
一般的なお参り程度で、5,000円から30,000円の間くらいです。金額が多いほど御祈願内容が豪華になるそうです。
そしてお参りともう一つの大きなイベントといえば、写真撮影ですよね。
七五三でかかるもののトップといったら写真撮影代になります。
今回がお子さんの初めての七五三だとしたら、一体どれくらいかかるのか、そして周りはどれくらい使っているのか相場も知りたいところ。
そこで、七五三で使うお金について調べてみました。
撮影に関しては大手のフォトスタジオ、また、個人の写真館と分けて比較してみます。
大きなフォトスタジオ
相場として大体、50,000円から60,000円ぐらいになります。
その内訳料金は、
- 撮影料金 約3,000円
- オプション商品代金 約24,000円
(約8,000円のアルバムを3冊の場合) - プリント料金 約36,000円(約6,000円の四切写真×6枚)
- 撮影データ料金 CD作成費用として500円
になります。
フォトスタジオの場合、衣装や着付けも撮影料に含まれていることが多いので、着物を購入したりヘアメイクを他に頼んだりということはしなくても、一箇所でトータルに済ませることができます。
基本的な料金システムは撮影料3,000円に、アルバム、プリントなどの商品代がプラスされることになります。
写真データも別途で購入することになります。
そしてオプション料金として購入できるものは、例えばこのようになります。
- プリント四切
(A4コピー用紙ほどのサイズ)1枚につき約5,000円から6,000円 - アルバム 1冊につき5,000円〜10,000円
- 台紙 6,000円から(1面台紙に四切写真を1枚の場合)
例えば、四切サイズの写真が2枚入ったアルバムを3冊注文した場合。
- 撮影料3,000円
- アルバム3冊(自分の家庭用、両家の両親用として)23,400円
- 四切写真6枚35,400円
合計 61,800円(税抜)となります。
驚くほど高いですよね。
でも、購入の仕方で値段もだいぶ変わってきます。
多くの人が購入するのが、台紙付きの四切や六切写真。
アルバムやフォトフレーム、データCDなども人気ですが、この中から必要なものだけを購入するという形にすると予算を抑えられます。
事前に予算を決めて、商品を購入するかを決めておくといいでしょう。
個人の写真スタジオの料金相場は、合計料金は、約50,000円 から 70,000円。
- 撮影料金 データ料金に含まれる
- オプション商品取扱 約30,000円から(アルバム1冊)
- プリントサービス取扱 スタジオによって異なります
- 撮影データ料金 約30,000円から
- 納品データ枚数 約75カット
個人の写真スタジオでは、撮影料+写真データ代で約30,000円という価格設定になっていることが多いようです。
こちらは写真データをすぐに受けとることができるというところもポインント。
オプション料金としてフォトブックを購入する場合、お手ごろなものは20,000円ぐらいで、より高品質なものは50,000円前後までになります。
例えば、撮影データをすべて入手し、オリジナルフォトブックを1冊購入した場合。
- データ料30,000円
- フォトブック20,000円
合計 50,000円ぐらいになります。
どちらもあれもこれもオーダーしてしまうとたちまち高額に。
あらかじめ料金設定を確認、そして自分の予算も考えてプランを組むといいですね。
七五三の写真はこういうところで撮るとお得!
あまりに高額な写真撮影代と驚いてしまうママも多いかもしれません。そこでいい写真を少しでも安くする方法はないものか、となりますよね。
最近の七五三の傾向として、あらかじめ写真スタジオで写真を撮影して、お参り当日はお店でレンタル衣装を着付けしてもらって神社へ行く、というスタイルが一般的です。
そこで撮影の時期にポイントを当てると安く済ませることができます。写真スタジオで展開している早割特典、キャンペーンを利用しましょう。
七五三は10月から11月。特に11月15日前後は混み合います。
予約も早めにしないと特に11月に入ると、週末は早いうちから予約でいっぱいということも。
そのため、写真館の方でも早割キャンペーンと題して、混み合う前に多くの方にお得な価格で写真を撮ってもらいたいということから、大手の写真館で行っています。
こちらの情報も早めにチェックしておくといいですね。
混み合う時期に慌てて撮るよりも、じっくりと計画を立てられるのでおすすめです。
早めに写真だけを撮っておけば、七五三の時は家族でお参りをして、のんびり食事にでも出かけて、なんてこともできますね。
おすすめなのは6月から7月の間。これなら週末でも空きがあります。
そして混み合う10月11月より料金も安くなりますよ。ホームページを早めにチェックしてみてプランを立ててみましょう。
七五三の撮影料金が高いほどかわいく撮れる!?
親からしてみたら、我が子は誰よりも可愛いもの、写真も同じですね。
撮影料金に惑わされないようにしたほうがいいですね。どんな写真も可愛いもの。
撮影料金が高い、という大手のフォトスタジオは、貸衣装の種類がたくさんあったり、メイクアップも着付けも完璧にしてくれたり、撮影時も様々なシーンに対応したセット、シチュエーションを用意してくれるので選べる幅はあると思います。
また子供の相手が上手なカメラマンだったら自然な笑顔、ベストショットを捉えるのが上手ということもあるかもしれません。
その辺りが、高額なほどより豪華に見える、可愛く撮ってもらえるというイメージにはなると言えます。
七五三が終わったママ、また何かの機会に写真スタジオを利用したという方に聞いてみて情報ゲットをしてみるといいでしょう。
より可愛く撮ってもらうためにも、スタジオの雰囲気などもあらかじめチェックしておきましょう。
ポイントは早めに準備をして素敵な写真を撮ってもらうということです。
高い写真撮影代でもお得な方法を探すにはクイックアクションです。
七五三の素敵な思い出、そしてお子さんの成長の喜びと感謝を感じられる1日にしたいですね。