暑い夏を乗り切るのに、エアコンや扇風機を使っていることと思います。
でも何かとかかる電気代、なんとかして抑えたいですよね。エアコンが一番消費電力が高いというのはご存知かと思います。
そこで使いたいのが扇風機です。
扇風機だけではという方は、エアコンと扇風機を併用することでかなり節約することができるんですよ。
ここで併用の仕方をちょっとご紹介します。
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普段エアコンの風だけに慣れていると、扇風機の風は暖かすぎて快適でないと思ってしまっていませんか?
でも意外と、想像以上に扇風機の風も快適なのです。
家に帰ってすぐにエアコンをつけるのではなく、まず扇風機の風に当たってみましょう。
扇風機の風に当たることで、体感温度をかなり下げることができます。これだけで約3度も下げることができるのです。一気に涼しくなりますよ。
また、もう一つの方法として、オススメの方法は、窓を開けて窓際に扇風機を置き窓の外に向けて回すという方法です。
こうすることによって、部屋の中の熱い空気を追い出してくれて、冷たい風が入ってくるという仕組みに。これは結構効果があるので是非やってみましょう。
そうして部屋の空気の温度を下げてからエアコンを使うと、よりエコに。
併用の仕方は、扇風機を下向きにセットして回すことによって、下に溜まった空気を循環させて室内の温度を下げてくれます。
エアコンからの風を有効に冷やしながら回すことができるのです。
エアコンを使用しないで涼む場合は、窓を全開に開けてその窓の前に扇風機を置きます。
そうすると、部屋の中に外の涼しい風が入ってきて、効率良く部屋を涼しく快適にしてくれます。
また、睡眠中も扇風機はオススメです。エアコンの冷たい風は喉を痛めたり、風をひいたりしてしまうこともあります。寝ている間も、優しい風を送ってくれる扇風機は、体にも優しいのです。
扇風機も使ってみると意外にその涼しさを感じるもの。一層扇風機を活用してみたくなりますね。
では、気になる電気代ですが、例えば、3ヶ月間、一般家庭で使われる扇風機を使って、全て強風で丸一日使用した場合の電気代は1500円程度と言われています。
このぐらいであれば全く電気代は気にならない安さですよね。
一方、エアコンだけを3ヶ月間使った場合は、扇風機の10倍程度の電気代がかかるとされています。大変な差です。
地域の気候にもよりますが、エアコンだけよりは併用する、またはなるべく扇風機を使うようにするというだけでこんなにも節約だできるということです。
そこでせっかくだからうちにあった古い扇風機を使ってみようと思った場合、扇風機に寿命はあるのでしょうか?
動けば使っても大丈夫なのか気になりますよね。
実家に眠っていた古い扇風機!レトロでかわいいけど実は危険!?
では家にあったちょっとレトロな扇風機。
スイッチオンしてみたら普通に使えそうな感じだった場合。扇風機は、実際なかなか壊れにくいです。
でも、昔すぎる扇風機が危険だと話題になっていたりもしますよね。実は古い扇風機を使うことでで火災の原因になるということも。
では、どれくらい古いものが危険なのかというと、製造から30~40年経っているようなものなら注意が必要です。
寝ているときに使って火災になったら大変ですよね。
年中う使うものでもないのでそう買い換えないということもあるでしょうが、寿命的にはせいぜい20年と考えたほうがいいと思います。それにしても相当長いですけどね。
最新型とは雲泥の差が!新旧扇風機の電気代を徹底比較してみた!
扇風機には2種類あり、DCモーター、そしてACモーターというのがあります。ACモーターは従来からあるもの。古いタイプのものはACモーターですね。
DCモーター扇風機はACモーターとどんな違いがあるのでしょうか?
DCモーターはACモーターに比べると、こういった特徴があります。
- 電気代が安い
- 運転の幅が広い
どれくらい省エネなのかというと、あるメーカーのACモーターの機種では、
- 定格消費電力 40W(50hz) 1時間あたりの電気代 約1.08円
- 1日8時間運転で、1ヶ月で、約259円。そして夏の3ヶ月使用した場合は、約777円。
またDCモーター機種では、
- 定格消費電力 22W 1時間あたりの電気代 約0.6円
- 1日8時間運転するとして、1ヶ月で。約144円。そして夏の3ヶ月使用した場合は、約432円。
という違いになります。
また運転の幅という点では、DCモーターのようが従来のものよりも、風量の幅を選べる範囲が広いので、より柔らかい心地の良い風を感じることができます。
ただ、省エネという点でもエコになりますが、本体価格が ACモーターよりも高くなります。
古い扇風機はACモーターのものになりますので、電気代が若干高くなるとうことと、機種自体が古いことで消費電力もそのぶん高くなるということも。
エアコン、冷蔵庫などの家電も、古くなると消費電力は上がりますよね。なので扇風機についても購入した年にもよると思います。
この差をどう捉えるかということがポイントですね。
家電は安全なものを使いましょう
意外と使えると思っても、古いものほど危険も隠れているようですね。
十分確認してから使うようにして、あまり古いものは危険ですし、省エネ的にも使わない方がいいと思います。