運動会は子供にとって本当に楽しみな行事なのでしょうか。
というと、否定的に聞こえますが、「楽しくない」「行きたくない」という子供がいるのは確かです。運動が極端に苦手な子なら「苦痛」とすら感じている子もいるはず。
もし子供が楽しくない派だとしたら、どう対処したらいいでしょうか。
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運動会を欠席していい理由とは?
たとえ運動会といっても欠席は欠席ですから、通常のように病気などの「やむをえない事情」でない限り欠席していい理由があるとは思えません。
「行きたくない」から欠席ということになると、次の日から気になるのは子供たちの反応です。
「昨日なんで休んだの?」と言う質問は必ず浴びせられるもの。当の本人は何て答えるのでしょうか。
「お腹が痛かったから」と答えるでしょうか。嘘をついてまで行きたくなかった運動会は、ずっと心に残り来年もまたいちだんと運動会は苦しくなってしまわないでしょうか。
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どんな理由なら運動会を休ませる!?
運動会というのはなかなか微妙な行事ですね。絶対に行かなきゃダメ?となると、「絶対!」とは言いづらい。人によってかなり意見は異なりますよね。休ませる理由にもよるのでしょうが、家族旅行となるとどうでしょう ...
こんな時は子供を励まして運動会に参加させよう!
子供が運動会に行きたくない理由として一番多いと思うのは、やはり苦手な運動へのプレッシャーでしょう。
みんなの足を引っ張ることへのプレッシャー、嫌な思いをするんじゃないかという怖さ。運動が苦手な子供にとっては、かなりの重圧です。
私自身もそうでしたからよくわかります。いっそ全部玉入れとフォークダンスだったらいいのにと思いました。
子供が行きたくないと言い出したら、まず頭から怒らないこと。そしてがんばりなさい!という励まし方は逆にプレッシャーの上積みですから、避けた方がいいと思います。
運動会が近づいてくるにつれて、子供はどんどん憂鬱になってきます。そんな状態をなるべく上向きにしてあげることが大事。
運動会と全然関係のないことで、ほめてあげたり、楽しい話題を持ち出したりして気持ちを前向きに持っていくのがいいと思います。
また、運動会はチームワークであるということをきちんと教えてあげる。1人が抜けるとみんなが困るということ、代わりにしんどい思いをする子がいるということも。
親が自分の経験を話すのもいいですね。みんなで協力してできたこと、クラスの子たちや見にいている大人たちが応援してくれたこと、今まで話したことのない子と友達になれたこと、など。運動会ってけっこう楽しい場であることを教えてあげると、ちょっとしたことで「不安」が「期待」に変わることもあるのです。
まとめ
運動会に行きたくないと言い出したら、安易に欠席することを考えずに、子供を前向きな方向に導いてみましょう。「運動会って運動の出来る子だけのものではないんだ」ということをわからせてあげることが大事です。