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花火大会はなんのために行う?意外と知らない新事実!

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夏の風物詩といえば花火。7月や8月になるといたるところで花火大会が行われていることと思います。皆さんも、どこかの花火大会には行ったことがある、また毎年欠かさず行っているという方も多いのではないでしょうか?

夏の夜空を素敵に彩ってくれる大きくて美しい花火は映えますよね。イベントで見る大きな花火ももちろん美しいですが、お家で家族とする花火も綺麗なもの。

繊細で儚さがある線香花火や、明るい光を放つものなど、夏の思い出として、独特の火薬の香りとともに残っているのではないのでしょうか?

その夏のイベントとして欠かせない「花火」。

そもそもなぜ夏がメインなのでしょうか?

夏イコール花火、というのをおきまりのように思っている方がほとんどだと思います。もちろん、夏に花火はぴったりなのですが、それについては理由があるようです。

ちょっと気になりますよね。

花火大会のイベントは、大体、7月から8月開催するところが多いですが、特に8月お盆のあたりが多いような気がしませんか?

それには花火とお盆は深い関係があるからなのです。お盆には、先祖の霊が帰ってっくるといわれます。その期間は8月の13日から16日。13日に家に帰ってきて、また16日になると戻る、ということです。

この祖先の霊が行き来するお盆に、迷わずにたどりつけるようにということで、目印のために火を焚くという習慣があります。

13日には目印として迎え火を焚く迎え盆、そして16日には先祖の霊を送り出すための送り火を焚く送り盆と言います。

お盆の伝統的儀式でとして昔から続いているもの。これに結びついているのが夏の花火、火というわけです。京都の大文字、灯籠流しは送り盆の一つです。

また、隅田川で毎年行われている花火大会は有名なものですが、これは元々、当時の将軍徳川吉宗が病気や飢饉などで多数の死者が出ていた時に花火を披露して、亡くなった人の霊を慰めたのが始まりだそうです。こちらも送り盆の一つですね。

その意味を知ると夏の花火の幻想で神秘的な感じがより一層深まりますね。

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花火大会を行うメリットとは?

このような歴史と意味のある花火大会ですが、見る側としてはとにかく楽しみたいものですよね。そして、花火大会を行う側としては、沢山の人に来ていただいて貴重な時間を過ごしてもらいたいものです。

参加する人が思う存分楽しめる、メリットがたくさんあるのが花火大会。どんなメリットがあるかというと、

デートコースとして使える

カップルも、また告白しようと思っている人でも、花火大会がロマンティックな雰囲気を作り上げ、盛り上げてくれます。

有料席を取れば、大迫力の花火を満喫できる

もちろん当日出かけてもいいですが、有料席なら、ベストなロケーションから大迫力の花火の音とともに楽しむことができるというメリットが。またゆっくり出かけてもきちんと席は確保されているので長い間待つ必要がないですね。

経済効果も見込まれる

主催者側としては、警備や施設の設置などは協賛金や観覧席などの収益で相殺される形になりますが、そのほかに大きな大会では遠方から見にくる人や、その土地での飲食代、お土産などの買い物などで多くの経済効果が見込まれます。

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花火大会にまつわるトリビア

花火大会で使われる花火はいくらなの?と思いますよね。

花火一発の値段は大体こんな感じです。花火大会は意外とお金がかかることがわかります。

  • 3号玉 5,000円~
  • 7号玉 20,000円~
  • 10号玉 60,000円~
  • 20号玉 800,000円~

大体これくらいになります。花火大会ではこれらのものが規模によって数多く打ち上がるので、5,6千万円以上がかかることになります。繊細に作られている花火なので、その価値もあるということなのですね。

「たまやー」「かぎやー」の掛け声の意味とは?

これは江戸時代の花火職人、鍵屋弥兵衛(かぎややへえ)が作った花火が大人気となり、花火と言えば「かぎや」と言われるほどの人気になりました。その後、この「鍵屋」からのれん分けしてできたのが「たまや」で、花火大会には、鍵屋と玉屋が花火で共演するようになりました。観客はそれぞれの花火が上がると、「たまや〜、かぎや〜」と掛け声をかけるようになったというところから来ているそうです。

屋台で人気の食べ物は?

花火大会、夏祭りに屋台はつきものですよね。そこで食べるおなじみの食べ物と言ったら何を思い浮かべますか?

一番人気は、焼きそば、そしてたこ焼きかき氷と続きます。この雰囲気の中で食べる屋台フードは本当に美味しいですよね。

早速花火大会に出かけて見ましょう

みなさんのお住いの地域の花火大会はいつですか?場所によっては夏はもちろんのこと、冬に花火大会をするところあります。澄んだ冬の空気の中で打ち上げられる花火も美しいものです。

次回行われる花火大会にはぜひ出かけて、夜空に輝く花火をエンジョイしたいですね。花火は見て楽しむだけでなく気持ちも明るくしてくれるものと言えるかも。

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