最近は、日本語に英単語を取り入れた表現が、そしてそれを使って表現をする人がたくさんいますよね。
リスペクト、サードパーティー、オーガナイズ、などなど。日本語の中にちょっと取り入れると軽い感じになるからでしょうか。あまり乱立させるのはどうかとも思いますが、ちょっと取り入れてみるとおしゃれな感じもしますね。
「コミット」という言葉もその一つかも。特に「結果にコミットする」という某フィットネスジムのCMでもおなじみのフレーズがありますよね。なんとなく耳にのこるこの言葉。
でも本来の意味って?と思う方も多いようです。
今回は、この気になる「コミット」という言葉について確認してみたいと思います。
スポンサーリンク
コミットの意味は?
ではまずコミットの意味について
commit (コミット)は動詞で、「関わる」、とか「約束する」という意味があります。
使い方としていくつかあげてみると、
- 環境問題にコミットしたい。
- 来年は社会にコミットして活動したい
- 自分のやりたかった勉強にフルコミットしたい
- 来週ミーティングに参加できるかどうかについては今はコミットできません。
という感じです。
この「関わる」、「約束する」というのを覚えておけば使いやすくなるかもしれません。
自分が関わっていること、またこれからも関わりたいこと、そして約束することは、意外に日常でもたくさんありますね。
スポンサーリンク
結果にコミットするって正しいの?
では「結果にコミットする」についてです。
「コミット」の言葉の意味は先ほども「関わる、約束する」という意味があるとご紹介しました。
とすると、結果にコミットするは、「結果に関わる」とか「結果を約束する」という意味にも取れます。「関わる」と「約束する」では意味合いがちょっと違って来ますよね。
関わる、というより約束するという方が必ずそれを誓う、保証するというニュアンスがつたわって来ます。
コマーシャルの「結果にコミットする」の解釈については、「結果に関わる」という意味合いに近いでしょう。「約束する」だと言い切ってしまうように聞こえてしまいますし、そうすると問題にもなり兼ねません。
なので、ちょっと曖昧に取れるような「コミット」という表現にしたのかもしれませんね。何れにしてもキャッチコピーなので、耳に残るようなフレーズという意味では「結果にコミットする」とはいいフレーズだと思います。
皆さんはどんなことにコミットしたいですか?
「関わる」という意味合いで考えれば、来年の目標についても使えそうですね。皆さんはどんなことにコミットしたいですか?
またコミット以外にも、英単語もさりげない程度で使えるとかっこいいかもしれませんね。ただしあまり使いすぎるとくどくなるし、ひかれてしまうので注意です。