ステンレスの流し台やお風呂は、
すぐに水垢や食べ物、皮脂の油で汚れてしまいますね。
毎日水を流す場所なのできれいに保てるかと思えば、
そうではないのが現実です。
お家にあるもので、ステンレス材質のものを
きれいにする方法を身につけましょう。
ステンレス掃除にオススメの洗剤
まずは、最近はやりのナチュラルクリーニングができる洗剤から
ご紹介します。
おなじみの重曹とクエン酸ですね。
お風呂などいろいろな場所で大活躍するこの2アイテムは、
ステンレス掃除にも活用することができます。
汚れには、アルカリ性と酸性の2種類があります。
汚れと洗剤を中和させることで、キレイにすることができます。
●クエン酸
クエン酸は酸性なので、アルカリ性の汚れに効きます。
クエン酸がお家にないときは、酢でも代用可能です。
アルカリ性の汚れといえば水垢です。
水垢の気になるステンレス製の浴室やシンクで
試してみてください。
クエン酸を振りかけてこすればキレイになります。
蛇口などにも水垢がついていることが多いですね。
汚れがしつこそうであれば
クエン酸を吹きかけてからラップで巻き、
少し時間を置いてから拭き取るとより効果が得られます。
●重曹
重曹はクエン酸と反対でアルカリ性なので、
酸性の汚れを落とすのに最適です。
酸性の汚れといえば、油汚れや皮脂汚れです。
汚れの気になるところに重曹を振りかけて、
スポンジでこすればピカピカになります。
重曹は水に溶けにくい性質を持っているので、
研磨剤の役割をしてくれます。
ホーミングのような洗剤と同じような使い方をしたらOKです。
私の小学校はホーミングで
手洗い場を掃除するのが定番でした。
なかなか汚れが落ちそうになければ
重曹をペースト状にして汚れの上に置き、
汚れが浮いてきてからスポンジでこするとより効果が出ます。
重曹をペースト状にする方法は簡単です。
重曹に少しずつ水を加えていくだけです。
重曹とクエン酸で汚れが落ちないようでしたら、
その汚れはだいぶ放置してしまっていますね。
●アストニッシュのステンレスクリーナー
●掃除職人シリーズ 業務用 シンク・蛇口・風呂磨き剤
●ハーマン ステンレス用クリーナー
このあたりがステンレス素材の掃除洗剤で人気どころです。
通販でも買えるので試してみてください。
ちなみに、ステンレス素材のものに
漂白剤は使えないのでご注意くださいね。
ステンレス掃除にオススメの揃えるべき掃除用品
日ごろのからこまめに掃除をしているのであれば、
「メラミンスポンジ」があればOKです。
メラミンスポンジは洗剤いらずで、水で汚れを落としてくれます。
100円ショップで売っている「激落ちくん」ですね。
はじめて使ったときは洗剤なしで汚れが取れ、
とっても驚いたのを覚えています。
メラミンスポンジだけで落ちなければ、
汚れの性質に合わせて重曹とクエン酸を。
それでも難しければ、ステンレス用の洗剤を用意しましょう。
まとめ
ステンレスは水垢など汚れが目立ちます。
アルカリ性の汚れである水垢はクエン酸で掃除しましょう。
シンクなど使い終わったらスポンジでサッと洗い、
水気を取る習慣をつけてください。
水気が残っていると、菌の発生のもとになってしまいます。
特にお風呂だと、高温多湿なので水気はカビの原因にもなります。
カビになってしまうと、水垢よりも落とすのに労力を使います。
毎日の掃除にひと手間加えて、常にきれいな状態を保ちましょう!