日本では、12月の終わりから年明けの
数日間は、「冬休み」として、学校や
会社が休みになりますよね。
冬休みは実家に帰ってゆっくりする人
も多いでしょう。
そんな日本では当たり前の冬休みですが、
ふと疑問に思ったことがあります。
海外にも冬休みはあるのでしょうか?
この前、外国人の方とチャットをしていて、
How are you doing?と聞かれて、冬休み
で暇にしていると答えようとしたのですが、
冬休みって伝わるのかなと思ったわけです。
そこで今回は、冬休みの英語での言い方と、
海外に冬休みはあるのかを調べてみました。
冬休みを英語で言うと?
冬休みは英語で、「winter vacation」と
言います。
vacationのほかにも、holidayやbreak
なども使うことができますよ。
Holidayもvacationも同じように、休み
を意味する英語ですが、ニュアンスは
少し異なっています。
holidayは宗教イベントや国の記念日
など、国家が定めている休日の事を
指しています。
一方のvacationは、バカンスや旅行を
してリフレッシュするために、仕事や
学校を長期間休むことを意味します。
一般に国民の祝日は一日単位のものが
多いので、短い休みはholiday、比較的
長い休みはvacationと区別することも
できるでしょう。
つまり国民の休日はvacationでは無く
holidayで表しますが、国民の祝日では
ない冬休みはwinter vacationで表すと
いうことです。
主にイギリス英語では全ての休暇の事を
holidayでまとめて言うことが多く、アメ
リカ英語では上記のような使い分けをして
いるようです。
もっとも、現在では違いも曖昧なものに
なってきているようですが、日本語で同じ
意味でも、英語の意味ではニュアンスが
異なる場合もあることを覚えておきましょう。
ちなみに同じように休みを表す言葉である
breakを使って、winter breakとしても
間違いではありません。
ただこちらはちょっとした短い休憩を意味
する言葉なので、2~3日以上の冬休みを
表す場合は、winter vacationとした方が
より適切ですね。
日本の冬休みを英語でどう説明すれば良いの?
日本と同じようにあるのかな?と思った
冬休みですが、海外にもしっかりあるよう
です。
アメリカの場合だと、学校の冬休みは
クリスマス前から新年までの10日~
2週間ほどの休みがあります。
これなら日本の学校とほとんど変わらない
期間ですね。
中国は1月中旬から2月の下旬までです。
中国は日本と違って、2月に旧正月が
あるため期間がずれています。
オーストラリアは6月下旬から7月下旬
までです。
南半球の国は、日本の夏の時期に冬に
なるので、時期も正反対にずれています。
このように日本と多少時期はずれていても
、冬に長期休みをとる文化は多くの国に
あると考えてよいでしょう。
つまりwinter vacationと言えば、冬の
長期休みの事だと伝わるので、気にせず
使って大丈夫です。
まとめ
色々と言い方はあるようですが、冬休みは
英語で言うと「winter vacation」という
のが最も適切です。
海外にも冬休みはあることが分ったので、
冬の長期休みという意味でwinter vacation
を使っても、意味は通じると思いますよ。