そろばんを習っていると得意不得意が大きく分かれるのが割り算です。
そろばんで割り算をすることは難しいですが、コツはあるのでしょうか?
ここでは、そろばんの割り算などについて述べていきたいと思います。
そろばんの最終段階になる割り算!難しいと感じるのはなぜ?
そろばんの割り算ですが、割る数が1桁ならまだしも
2桁や3桁になると難しくなってきます。
この割る数が2桁や3桁に問題をそろばんで計算するには、
これまでとは違った知識が必要になってきます。
それも一つの解き方を覚えればいいのではなく、覚えなければいけない知識が
いくつか出てきます。
まずは割る数が2桁や3桁の計算方法の基本の流れを身に着ける必要があります。
それまで習っていた1桁の方法としっかりと区別しなければなりません。
ここを乗り越えるにはある程度の数をこなして、
基本の流れを身につけなくてはいけないでしょう。
そろばんで割り算ができるようになるには?割り算のコツを伝授!
まず割る数が1桁の場合の初級者向けのコツです。
割り算というものになれていないと、そろばんで答えを導き出すのに時間がかかります。
割り算をそろばんで解くには、九九や余るの割り算の商を求める能力に加え、
引き算の能力も必要になってきます。
そもそも引き算が苦手という人は、割り算にも苦手意識を持っています。
掛け算は九九や足し算が間違っていようと、
自分の中で最後まで答えを導くことができるのです。
しかし、割り算で引き算を間違ってしまうと、答えを導き出すことができないのです。
そして、本人にも絶対に間違っていることが分かるのです。
次に中級者向けのコツです。
4級以上になると、一段上のスピードがどの種目でもそれまでより必要になってきます。
そのため割り算でもできるだけ割る数を覚えることが早く解くためのコツになります。
一瞬ちらっと見ただけで覚える右脳を活用した暗記方法です。
一瞬で割る数を覚えることができれば、解いているときにそれだけ
問題を見る回数を晴らすことができるのです。
そうすると目線の移動回数が減り、必然的に速く正確に解けるようになります。
最低でも3桁は一度見ただけで計算できるようになりましょう。
慣れないうちは4桁の問題は2桁ずつに分けて、
割る数を見るのは2回までなどと意識して工夫しながらしましょう。
そうすれば、覚えられる桁数が徐々に増えてきます。
そろばんのメリットは?
その①そろばんで集中力アップできる!!
そろばんでは、書かれた数字や読み上げられた数字を見聞きして
1つの問題の解答を導き出すために、
記憶しながら正確に指を動かすことが必要とされます。
しかも、既定の問題数を時間内に正確に解かなければいけません。
これは、大変集中力を必要とします。
個別学習だけでなく、読み上げ算などの一斉学習もあります。
教室全体が緊張感に満たされ、子どもたちの集中力が育てられるのです。
その②そろばんで記憶力アップできる!!
珠算式暗算の上級者は、処理された答えのパターン記憶を右脳で行います。
右脳を使用した暗記方法は、試験などで使用される記憶方法とは異なり、
すぐに忘れてしまうことはなく、長く記憶にとどまります。
そろばんの訓練を重ねることによって、
この珠算式暗算を身に着けることができるのです。
その③そろばんで創造力アップできる!!
問題解決のための発想力とチャンスを
積極的に切り開いていく独創力と意欲がこれからの社会で必要とされます。
珠算式暗算は、問題を最短で解決する思考回路を鍛えており、
そこで鍛えられた右脳は創造力や問題解決・発明などの
ヒラメキを担うといわれています。
そして、検定試験などを通して成功体験を積み重ねていくことで、
子どもたちの創造意欲や学習意欲が高まっていきます。
その④そろばんで判断力アップできる!!
そろばんの訓練というのは、
限られた時間で正確さを追求する積み重ねなので、
集中力とともに、物事を短時間で正しく読み取る力が高まります。
また、数字情報を駆使する分析能力が培われます。
こうして身に着けた分析力・洞察力・観察力は、
物事を判断するときの裏付けになります。
数字を短時間で正しく読み変換するという力が、
一般社会で通用する判断力の素になっていくのです。
その⑤そろばんで忍耐力アップできる!!
繰り返しの学習と、長期間の継続がそろばん学習には不可欠です。
そのため、そろばんを学習することによって、
がまん強くなることができるといえます。
また、そろばんの練習には、間違いがつきもので、
神経を使って集中して出した答えでも、
間違っているという経験を何度もします。
そして、その悔しさを乗り越え、正解する喜びを味わう、
そのような経験を繰り返すことで自然に忍耐力が身に付くのです。
まとめ
いかがでしたか?そろばんの割り算は、非常に難しいですね。
みなさん、ここが一つの山場になるみたいです。
あせらずじっくりと割り算を克服したいですね。