マ友とは、子供を通じてできるお母さん同士の
つき合いの事ですが、私は、自分に子供が出来るまでは、ママ友と言う物に憧れていました。
自分の子供達が遊具で遊ぶのを見守りながら、お母さん同士でおしゃべりをする。・・・ほのぼのとしていていいなあ、と思っていました。
ところが、最初、私は、なかなかママ友と呼べる関係の人が出来ませんでした。
学生時代、社会人になってからも、自然に友達が出来ていたので、同じように子供を産んだらママ友が出来るものだと思っていました。
私は、40代で出産したのですが、晩婚さんが増えたと言っても、児童館、幼稚園見回してみると、
明らかに自分より若いママさんばかりです。
それで、勝手に敷居が高く感じでしまって
身構えていたところはあるかと思います。
でも、うちの娘は、幸いな事に、積極的に初対面の子に声をかけて、楽しく遊ぶことが出来るので、
そうするとお母さん同士も自然としゃべる事になるので、子供に助けられてきました。
あと、いろんな所に出掛けているうちに、
偶然、昔の職場の同僚と会い、同じ年の子供がいて、そこからよく会うようになったり、という事がありました。
・・・等々、数少ないですが、ママ友と呼べる
人も少しですが、出来ました。
もちろん、いいと思います。
でも、ママ友がいなくて寂しい、孤独だ、
と思ってらっしゃるなら、多くなくていいので、
少人数でもいたら子育ての情報交換や相談が出来て心強いですよね。
ママ友がいないのは悪いことばかりではない
ママ友がいないのは悪い事ではありませんし、
返って、気楽な点もあります。
いないメリットをいくつか挙げてみますね。
気疲れしない:幼稚園や保育園で何度も顔を合わせるうちに、何人かで仲良くなりますよね。
ただ、家庭環境や価値観等さまざまですし、子供を通じての友達関係ですから、学生時代の友達みたいに深い関係ではありません。会話も無難な内容や子供の話が中心です。
場合によっては自慢に聞こえてしまったかな?、と後で思ったり、何かと気を遣いながらの会話になりますよね。
ものすごく気が合って、一緒にいると楽しくて仕方がない関係になれればいいですが、気を遣いながらの関係なら無い方が気楽ですね。
自由な時間が増える:仲良しグループの中に、集まるのが好きな方がいると、何かと集合がかかります。
一度集まると、午前中のモーニングから始まり、ランチから子供のお迎えの時間までずーっと居続けることにもなりかねません。
その時間に家事をしたり、自分の為に有効に使えたかと思うと・・・。時間がもったいなかったな?と思ってしまうかもしれません。
余計なお金を使わなくて済む:上記と重複しますが、何かと集まる機会が多いとその分出費も増えます。
交際費として使える金額は決まっているので、無理な時は断るのも大事ですね。
ママ友の作り方
そうは言っても、困った時に聞ける人がいなかったり、情報が入ってこないと不安ですよね。子供の幼稚園、保育園での様子も、先生が言わない事も聞けたりすると安心ですよね。
深入りしない、と言ってもやっぱりママ友欲しい、と言う方、ママ友の作り方を実体験を交え(参考になるか分かりませんが)紹介していきます。
いつも笑顔で:まず、笑顔で挨拶しましょう。
そうすると、話かけてくるお母さんがいるかもしれません。
よく子供同士が遊んでいる場合とか、
「よく家で○○ちゃんの話が出るんですよ。」
等と話しかけて来てくれると話もはずみますよね。
いつもにこにこ、話かけやすい雰囲気が大事かと思います。
慣れてきたらタメ口で:お母さん方と敬語で
話しますか?自分より明らかに年下のお母さんとは、
何度か話しているならタメ口でいいと思います。
いつまでも敬語だとよそよそしく感じられるらしく、なかなか距離を縮める事ができません。
役員を引き受けてみる:いわゆるPTAですね。
私は、幼稚園の年長で役員をする事になった
のですが、行事の度に同じメンバーで集まって、
打ち合わせをしたり、当日は一緒に行動します。
自然に団結しますし、大変ですが、その分
楽しさもあります。子供も自分のお母さんが、
がんばって行事の係をやっているのを見て
喜んでくれますし、ママ友もできれば、
うれしいですよね。
近所のお母さんに話しかけてみる:幼稚園、保育園の時、子供は、近所の子と遊び、仲良くなります。
隣の家や近所のお母さんに同じ年頃の子がいると、チャンスです。おまけに同じ幼稚園、保育園だったりしたら話しかけない手はないです。
赤ちゃんの時も、近くの公園で遊ばせます。
その時によく会うお母さんとは自然に話しますから、家の周辺の公園によく出掛けるのもよいかと思います。
いろいろな所に出掛けてみる:子供が楽しく遊べる児童館、いろんな公園、子育て広場等、いろいろ出掛けると、その分いろんな出会いがあります。
偶然、同じクラスの子に会って、一緒に遊ぶ事になったり、お母さん同士も知り合いの方にバッタリ会って、そこから仲良くなれるかもしれません。
最後に ママ友が欲しいお母さんへ
話しかけやすい雰囲気でいると、向こうから声を掛けてくれる場合もありますが、やはり、仲よくなりたい!と思う気持ちがあれば、一歩踏み出す事も大事かもしれません。
また、いろんな場所に出掛ければ、どちらからともなく、自然と仲よくなれるお母さんに出会えるかもしれません。
最初は、子供を通じての関係ですが、気が合えば
ママ友から、この先ずっと親しく出来る大事な友達になる事もあります。そういう方と出会いたいですね。