久しぶりにスキーウェアを出してみたら、
なんだかかび臭いという経験をしたことがありませんか。
スキーウェアの限らず、昨シーズンちょっとでも袖を通した衣類を、
洗わずにしまっておけば臭くなりますよね。
では、臭くなったスキーウェアをどうしたらいいのか、いい方法を調べてみました。
スキーウェアにつくカビの原因とは?
そもそもかび臭いというのは、カビそのものが匂っていると思いがちですが、
実はそうではありません。
あのカビ臭さとは、カビ臭いニオイの元となる細菌が発しているものなのです。
ですから、単純に洗濯しても消えません。
匂いの元になる細菌を殺さなければ、カビ臭さは消えないのです。
カビ臭くなっちゃったらどうする?
では、あのしつこいカビ臭さを、スキーウェアから取り除く方法はあるのでしょうか。
水洗いできないようなウェアなら、
オゾン脱臭処理もできるクリーニング店に出すのが、一番安心で確実だと思います。
また、においだけでなくカビがぼつぼつ見えるような場も、
黒カビは自宅では取ることは難しいので、クリーニングに出してください。
価格は3000円~3500円くらいです。
高価なスキーウェアを捨てなくてもよくなれば安いものですよね。
でも、やはりクリーニングに出すのはもったいないと思う人もいるかもしれませんね。
もし、そのウェアが、水洗いできる素材で、カビが生えてもいないようなら
自宅で洗って匂いを消すこともできます。
でも普通の洗剤ではかび臭さは消えません。
カビ臭には酸素系漂白剤が必要です。
酸素系漂白剤とは、石鹸百貨によると、科学的な説明がされていました。
(引用)炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素が 2:3 の割合で
混在してできたものです。
酸化力があるので漂白剤、除菌剤、消臭剤としてよく使われます。
一般に酸素系漂白剤として売られている製品の主成分で、
「白さ」を強調する合成洗剤に配合されていることもあります。(ここまで)
この酸素系漂白剤は、Amazonで、500g入り750円で販売されていました。
https://www.amazon.co.jp/%E5%9C%B0%E3%81%AE%E5%A1%A9%E7%A4%BE-%E9%85%B8%E7%B4%A0%E7%B3%BB%E6%BC%82%E7%99%BD%E5%89%A4-500g/dp/B000FQTIH0 500g/dp/B000FQTIH0
言うまでもないことですが、服の洗濯表示をみて、
酸素系漂白剤が使用できる記載があるかどうか確認してください。
木綿や化学繊維なら使用できますが、ウール製品や絹の入った衣類には使用できません。
それから、金属部分には影響があるそうなので、繰り返して使うべきではないと思います。
水洗いが可能であると確認したら、
まず匂いを取るために酸素系漂白剤で洗濯機で洗いましょう。
その際、水ではなくお湯(40度くらい)を使う必要があります。
また、匂いがものすごくひどい場合は、付け置きすると効果がありますが、
金属部分の劣化が心配なので、金属部分が多いものは気を付けてください。
その後、普通のおしゃれ着用洗剤でもう一度洗いましょう。
カビが生えるということは、スキーウェアに汚れが残っているでしょうから、
二度洗いできれいにしましょう。
まとめ
カビ臭さのほかに、たばこのやに臭いとか、タンス集など、
いろいろ匂いを消したい場合、酸素系漂白剤は便利ですね。
最近コマーシャルでみた「レノア本格消臭」を使ってみたらどうなのかなとも思いますが、
ネットで検索してもそんなレビューはまったくなかったので、
カビ臭には期待できそうにありません。
よくあるケースで、今日着ていきたいと思って出したら「臭い・・・」というとき、
ファブリーズを使うという人がいると思いますが、案外、匂いって取れないですよね。
でも、アメリカ製のファブリーズなら取れるっていうレビューを見つけました。
本当でしょうか。