車のエアコンの効果的な使い方について知っていますか?
特に、夏場の車内は異常な暑さになります。
そんな夏場にエアコンもなしに
車を運転している人っていないですよね!??
そこで車のエアコンについて、
簡単な仕組みや基礎知識を一緒に見ていきます。
今まであまり車のエアコンについて
よく知らなかった人も、これから車のエアコンを使う人も
実際に使えるようになれるのを目標にします。レッツスタート!!
車のエアコンってどんな仕組みになっているの?燃費にかかわる大問題!
車の免許は持っているけど、正直なところ、
冷房と暖房の入れ方について
詳しく分かっていないっていう人は
案外といるんじゃないですか?
ペーパードライバーの方だと
なおさら分からない人が多いでしょう。
というわけで、今回は、今更人に聞くのも恥ずかしい、
猛暑の中のエアコンのかけ方やa/cボタンの使い方、
内気循環と外気導入などについて話していきます。
◆猛暑の中での車の冷房の使い方どうしますか?
猛暑の日に、車を外に長時間駐車したままにしておくと、
車内の温度が40度、50度以上になります。
そのような高温の車内の対策として
以下の手順で冷房を使用します。
(1)窓を開いて外気を導入する(30秒から60秒ほど)
エンジンをかけた瞬間は、車内温度の方が
外気温度よりも高いために、
エアコンのダクトの中に残っている
温まっている空気を外に追い出します。
その際、外気を導入し続けると
冷房が効かなくなるために、
外気導入の時間は1分以内がおおよその基準となります。
(2)窓を閉じて内気循環にする
冷気を車の外に逃さないように、
車内の温度と外気温が同程度になったら
即座に内気循環に切り替えます。
※メーカーは基本的に外気導入を薦めています。
なので、しばらくの後、車内が涼しくなってくると、
外の空気がきれいならば外気導入に
切り替えても良いでしょう。
(ただし、燃費を考慮すると、「内気循環」で
風量は「オート」が効率が良くなります。)
◆車内の温度を素早く下げる方法
この方法は、以前にあるテレビ番組で
紹介されていた方法です。
(1) 車の窓を一枚全開にします。
(2) その窓の反対側の窓のドアを
5回ほど”軽く”開閉します。
(力を入れる必要はありません)
この方法だと、車内の熱のこもった空気が
いっぺんに外へ出るために、外気温と同程度の
気温まで下げることができます。
冷房は効きませんが、炎天下の車中の
熱気を退治するのに効果があるようです。
車の暖房と冷房の切り替えの目安!上手に使って燃費よく!
車の前席に座ると、ハンドルの横に
A/Cって書いてあるボタンがありますよね。
これって何の意味か分かりますか?
AはAir、CはConditioner、
あるいはConditioningつまりエアコンのことです。
その意味は、空調、すなわち空気調和
または空調装置というわけです。
真夏に冷房を使用する時にこのボタンを入れます。
冬は普通、このボタンは使用しません。
ただし、冬期においても、窓に結露が発生して
窓ガラスが曇ると言った場合には、
このボタンを作動させて、温度設定を上昇させることによって
空気が除湿されて窓の曇りも解消される効果があります。
◆冷房とA/Cボタン
夏期に冷房を入れているつもりなのに車内が冷えない時は?
(1)A/Cボタンが点灯していない、つまりスイッチが入っていない。
(エアコンが動いていないので、温度設定が
低く設定されていても冷気が出てきません。)
(2)A/Cボタンが点灯しているのに冷気が流れてこない時…
エアコンの故障の可能性があります。(ガス欠、コンプレッサーの故障など)
(3) 点灯しているのに冷風が弱いケース…
エアコンフィルターの目詰まりかも?
◆a/cボタンと燃費
a/cを作動させると、燃費は落ちます。
したがって、冷房を入れる時は
a/cボタンは必ず必要なのでスイッチを入れますが、
暖房の場合は窓の曇り止め以外には、
ボタンを入れないほうが燃費が良くなります。
◆エアコンを内気循環させるのと外気導入させるのとではどちらが効率的か?
車の取扱説明書を読む限り、基本としては
外気導入を推奨しているようですが、
内気循環の方が比較的外気の影響を受けづらく
燃費も若干良くなるので、
内気循環を使用している人も多いようです。
肝心なのは、一方のみを使うのではなく、
外の空気がきれいな時は外気導入にし
逆に汚れている時は内気循環にするというように、
その場に対応させて使い方を工夫するのが肝心です。
冷暖房効果の点から考えると、
内気循環の方が効率的に冷房、暖房を
効かせることが可能ですが、
冬季は結露が発生しやすく
窓が曇りやすくなるため、
エアコンを外気導入に設定することで
車内の湿った空気を排出し曇りを除くことが出来ます。
燃費の点から考えると内気循環が良いかもしれませんが、
内気循環を続けていると、
車内が換気できないので
CO2が増加して少し息苦しくなるかもしれません。
車内は密閉されていないので
窒息することはないでしょうが、
時折、外気を導入して新鮮な空気を
取り入れるのは重要です。
まとめ
以上が車のエアコンの使い方についての説明でした。
車のエアコンについて、
使っていても今一つよく分かっていなかったという人も
いたのではないでしょうか?
a/cボタンと内気循環、外気導入の
3つを理解できると車のエアコン使い方が
分かったと言えるでしょう。
ここまで述べてきたこの3点を頭において車のエアコンを使うと
より経済的に車を使用できること請け合いです!!