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赤ちゃんの目はいつから見えるの?新生児の視力の発達時期と注意点!

投稿日:2018年11月19日 更新日:

生まれたばかりの赤ちゃんは、目が見えていないような気がします。いつ頃から、ママの顔をみてニッコリしてくれるのかしらと、気になるママもいるでしょうね。

今日は、新生児の目は本当に見えていないのか、どれくらいで見えるようになるのか、説明します。

新生児はまだ目が見えてない!いつから見えるようになるの?


新生児の目は、実はまったく見えていないわけではなく、ぼんやりしていてよく見えていないだけなのです。わかるのは、「まぶしい」「暗い」といった明るさくらいです。

おっぱいや哺乳瓶を見せるとパタパタ手足を動かして喜ぶようになるのは、まだまだ先のことです。

生まれたばかりの時の視力は、0.01~0.02で、見える範囲は、30cmほどまでです。ですから、顔をうんと近づけてやれば、ママの顔が見えます。赤ちゃんは、本能的に人の顔のようなものを好きらしいので、顔を近づけて話しかけてあげることは、赤ちゃんにとってとてもよいことです。

また、カラーのものよりも白黒のほうがはっきり見えるので、おもちゃを与える場合は、色のついたものより白黒のものがいいかもしれません。

だとするとおすすめはミッキーマウスの顔?

一か月ほどは、そのほとんど見えない状態ですが、月齢をともにだんだん見えるようになるのです。

赤ちゃんの視力の発達時期と見え方!目の発達のために注意する事!


2か月を過ぎたころには、顔の近くで動くものに反応することが多くなります。白黒しか見えなかったのが、色のついたものも認識できるようになります。ママと目で会話できる状態まであと一息ですね。

4か月ごろには視力は0.04~0.08くらいまで発達してきます。このころには、左右の目を連動させて焦点を結んだり、ママの表情の変化もわかるようになります。

生後6か月を過ぎると視力は0.1くらいになり、8か月になると、もっと発達して、立体的にものを見る力がついてきます。つまり奥行きや距離感がわかるのです。

この時期に人見知りが始まる子供が多いのは、人の顔を覚えて、家族の顔と他人の顔を見分けるようになるからです。そうなると親の喜びがいっそう増しますね。

1歳になると、視力は0.2~0.25くらいになります。めがねをかけている人がめがねを外した状態と同じくらいでしょうか。

いいえ、そう単純ではないらしいのです。見え方には脳の発達も関係しているからです。

一歳くらいの赤ちゃんは、かなり見えるようになってきて、床に落ちた小さなものを拾って口に入れるなどの事故も起きるようになります。でも、大人のようにはっきり見えるところまでいっていません。

1歳を過ぎると視力の発達は早くなり、3歳ごろには1.0くらいまで見えるようになります。
その後、小学校に入学するくらいまでに安定するといわれています。

その大切な時期に、テレビやスマホをみさせてばかりいるのは、目の発達によくありません。
また、斜視や弱視など、目の障害にいち早く気づいてやれるのもママですから、子供の見え方には注意を払うようにしましょう。

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大人が見える世界と赤ちゃんの見る世界の違いを知って、子供を事故や危険から守ろうとするものです。ダウンロードして自作できるものなので、どうぞ体験してみてください。
どこに危険が隠れているか、子供の目線で家の中を眺めてみることができます。

 

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